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芝生のグラウンドから生まれたミスター・ピッチ。ヨーロッパを旅して日本にやってきました。
ヨーロッパでは、町の中に芝生のグラウンドがたくさんあって、みんなが身近にスポーツを楽しんでいました。
日本のある町にやってきたミスター・ピッチは、おどろきました。
そこでは、せまい空き地や土のグラウンドでしかスポーツができません。いろんな人にお願いしてみましたが、みんなどうしていいのかわかりません。
ミスター・ピッチは困りました。そして考えました…
つぎの朝、みんなは土のグラウンドの中にミスター・ピッチの形をした芝生が生えているのを見つけました。ミスター・ピッチが自分のからだを土に埋めて苗にしたのです。町の人たちは、その芝生をいっしょうけんめい育てました。
やがて芝生のグラウンドができ、スポーツクラブができました。
子供からお年寄りまで、いろんな人が集まって、自分の好きなスポーツを楽しみます。
プロチームもできて、みんなで応援しました。そしてみんなすこしずつミスター・ピッチのことを忘れていきました。
そんなある晩、芝生のグラウンドが、もこっと起き上がりました。
ミスター・ピッチは生きていました。
みんなのことを芝生の中から見守っていたのです。
「この町はもうだいじょうぶ」
そう言い残してミスター・ピッチは次の町へと旅立っていきました。
これは、Jリーグ百年構想のキャラクター、ミスター・ピッチ君の物語だ。いい話だ。小さい子に読んであげたいぐらいだ。そもそも百年構想とは、「あなたの町に、緑の芝生におおわれた広場やスポーツ施設をつくること。」「サッカーに限らず、あなたがやりたい競技を楽しめるスポーツクラブをつくること。」「観る・する・参加する…スポーツを通じて世代を超えたふれあいの輪を広げること。」これら3つが成し遂げられた時、日本は素敵で平和なスポーツ王国になることができるだろう。楽しいだろうな…
応援してるよ!!ミスター・ピッチ!!
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