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翌朝7時。まずは朝ご飯だ。バイキング方式で、飲み物だけ注文する。もちろん、紅茶をいただいた。美味しい。やっぱり本場だもんね。湖水地方に行った気分になれた。また、ご飯が美味しくないという噂を聞いていた割には、全部美味しかった。特にじゃがいも料理やトマトを焼いたもの、トーストは最高だった。紅茶とよく合うんですよ。ちょっと見直しました。食事が終わると急いで、身支度。リバプールのユニフォームを着込んで、チェックアウト。チェックイン同様、フロントとのやり取りは緊張したが、何とか片言の英語を駆使して、無事憧れのリバプールに出発!!いよいよです…
マンチェスターからは電車で1時間ほど。途中の景色を満喫していたが、野原が続いているだけだ。馬や羊が飼われている。その野原でボールを蹴る子供たちの姿もたくさん目にすることが出来た。これが、フットボールの母国の姿なのだろう。とても素敵な光景だった。知らない街の景色を見ていると時間はすぐ過ぎるもので、あっという間にリバプール、ライムストリート駅に到着した。改札を出た瞬間、日本ではあまり経験しない状況が目に飛び込んできた。近くにたくさんのスタジアムがあるため、リバプール、ボルトン、ブラックバーン、ウィガン、エバートン、シティ…異なるチームのたくさんのファンが駅に溢れていたのだ。フットボールを愛している人が多いことを痛感した。感心している場合ではない。荷物を駅に預けて、アンフィールドへ。
ガイドブックに載っていた通り、バス停に向かおうとしていると、おじちゃんが近づいてきて、「アンフィールド行きのバスはこれだぜ!!」と教えてくれた。どうやら臨時のバスのようだ。2ポンドを支払い、出発。スタジアムに行くだけなのに、2階建てバスだ。さすが、イングランド。おしゃれやの~。15分ぐらい走るとそこはもうアンフィールド。住宅街の中にあるため、こじんまりしている。それにしても、良い味出してるな。スタジアム周りは早くも盛り上がっていた。でも、誰もスタジアムに入ろうとしない。キックオフぎりぎりまで、パブで酒を飲み、出店でグッズを探し、大声で応援するようだ。最高の雰囲気。僕も一応1時間以上も前に着いたので、スタジアム周りを見学した。まず、“ヒルズボロの悲劇”で命を落とした方への慰霊碑にお参りをした。もちろん、ロビー前に立つ“ビル・シャンクリー像”も写真撮影。マッチデイプログラムを買っていると選手がバスで到着。ボルトンの選手だったので、野次が飛び交っていた。ユニークな野次なので、笑い声が絶えなかった。おもしろいな。







さて、とりあえずスタジアムへ。前から8列目、メインスタンドのコーナーフラッグの近くだ。最高!!だが、あまりにも寒かったので、ホットティーを買ってきてから、スタジアムを堪能。声が出なくなるぐらい素晴らしいスタジアムだ。やっと憧れの地にやって来た思いでいっぱいになった。しかし、浸っている場合ではない。選手のウォーミングアップが始まったしまった。とにかく、シュート練習が凄い。ジェラードのシュート何て殺人だ。ボールを蹴る音も異常。花火が上がったのかと思うぐらいだ。これもピッチと客席の距離が近いことから生まれる臨場感の賜物だ。そして、スターティングメンバーの発表。選手の名前が読み上げられるごとに「オイ!!」と大声を上げる。この一体感には感動。大好きなルイス・ガルシア、ベラミーはスタメンではないが、ほぼベストの布陣。さあ、遂に憧れのあの歌を歌う時が来た。そう、世界一の応援歌“You゛ll never walk alone!!”だ。興奮は最高潮。残念ながら、この感動、興奮は文章では表せません。本当に最高でした。そして、キックオフのホイッスル。ちなみに、この試合の主審は、誤審を繰り返すおちゃめなグレアム・ポールだった。(言い忘れてましたが、対戦相手はボルトンです。)

前半はこう着状態。これと言って、見せ場がないままハーフタイムを迎えた。打って変わって後半は歴史に残るスパーゴールが生まれた。カイトの組み立てから、ペナントのクロス。これを、クラウチがバイシクルシュート!!これが決まって、リバプールが先制に成功した。その2分後、今度はキャプテン、ジェラードが素晴らしいボレーシュート。これで、2-0とする。後半38分には、交代出場のルイス・ガルシアの絶妙なスルーパスから、カイトがきっちり決めて勝負あり。3-0で勝ち点3を獲得した。素晴らしい試合やったな…来てよかった!!良いプレーには拍手、せこいプレーにはブーイング。フットボールを心から愛しているのがわかりました。また、相手チームには関わらず、リバプールのユース出身でボルトンのキャプテン、ケヴィン・ノーラン交代時には大きな拍手を送っていた。感動的でした。リバプールに帰って来い!!




試合が終わるとファンは一斉に帰る。余韻に浸るということはあまりないようだ。普段から足を運んでいる証拠だろう。僕もリバプールに住もうかな…帰りのバスが来ず、帰るファンの波に乗って、歩いてみた。しかし、この考えは失敗だった。変な所に来てしまった。しょうがなくタクシーを拾う。駅まで行ってくれというのは通じたようで、安心した。だが、タクシーの運転手が何度も会話をしてくる。訛りがきつくて全くわからない…世間話ができなかったのが、ちょっと残念です。何はともあれ、ライムストリート駅に戻ってくることができた。初めてのアンフィールド観戦は大成功!!つづく。
http://www.youtube.com/watch?v=kwSkV5M0nXs
さすらいのキーン Feb 4, 2009
愛すべきエル・ニーニョ Feb 2, 2009
拝啓アブラモビッチ様 Jan 21, 2009