本をパラパラめくってたら、懐かしいものを発見しました。
中央に載ってる果物と言えばいいのかナッツと言えばいいのか。
コスタリカのジャングル暮らし(以前ちょこっと紹介しました。→ 瀕死のバナナから蘇る私の遠い記憶。
してたときに、小屋の目の前にこの木があった。
「マリニョン」って呼んでた気がする。
そう「カシューナッツ」の木。
このカシューの実を採って、ジュースにすると美味しいと連れが言ったので、収穫して、黒砂糖を少しいれて実を潰してジュースにした。
でも、甘みが少なく、大して味もなく、酸味が少しある。
あまり美味しいとは思えなかった。だけど、なにもないジャングル暮らしにはこの「ジュースになる」ってところが貴重だった。
本にも、「ジュースにして飲むのが一般的」って書いてあって、ちょっとビックリ。
どんな風にしたら美味しくなるんだろ。
ちなみに、私はほとんど飲まなかったから、余っていって、プクプク泡だって、だんだん発酵していった。わたし的には、「発酵」っていうより「腐っていってる」としか思えなかったけど、相方は「果物酒」だと言って、飲んでた。
カシューは実ひとつに一個しかナッツを付けない。(表現がちょっとおかしい?)
ナッツになる部分が種だったか、実の中にも種があったか、もう忘れました。
写真に戻って見てもらうと分かるように、実のおしり部分にかわいくポコっとカシューのナッツになるとこがあるでしょ?
見ようによっては、プリプリしたおしりから、○○○が・・・・。
おっとっと、失礼。
1コの実から1コしか採れない。
そう考えると、カシューナッツってすごく貴重だよね。
わたしも、カシューを収穫するときは、ナッツになる部分を大切にとっておいて、最後に「カシューナッツ」にするのを楽しみにしてました。
この生活の最後のほうに、火をおこして、集めたカシューを炒って「カシューナッツ」にすることに。(普段の調理はガスタンクが小屋にあったのでガスを使ってました。水は生水。)
これがまた大変。
大体、ナッツなんて炒ったことないし、焚き火の火は調整が難しくて強すぎるし、こんな野生のマンゴーが生息するところに焚き火なんて、クソ暑いし、火に近寄りたくない。
結局、こういうことは相方がやるんだけど、このカシューって実は曲者(クセモノ)。
素手でカシューを触った相方は、カシューにまけて、手の皮がみるみるうちにボロボロ剥けて可哀そうな状態に。
さらに、カシューも丸焦げになり、食べれる状態ではありません。
結局、大事に集めたカシューは全滅しました。
今はきっと、あの小屋には誰も住んでなく(誰か住んでるかな?)、実が生っては誰にも収穫されず落ちていって、若木が育っていることでしょう。
みなさん、ミックスナッツの中にカシューナッツを見つけたら、大事に食べてやってくださいい。
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