人生を支える、生涯自分の人生に影響し続ける星= 伴星 。
一生自分に伴う星なのに誕生日の人体図に出ない星なのです。
見えないところで命運をコントロールしているご 先祖様が送ってくれた星 。
出し方は生まれた日の干と、年の干の干合の干とで十大主星を出します。
人体図では 左肩が空欄 になっているのですが、そこが伴星を入れる場所です。
六親法では人は先祖からの血の流れを受け継いでいることが納得できます。
きっと先祖からの「業(ごう)」も受け継いでいるのでしょう。
(業は先祖代々の行ってきた行為と精神活動の積み重ね)
伴星はその「 業」を解消するようにとご先祖様から送られた星 。
ご先祖様の声を聞く星と言われます。
先日亡くなった「森英恵」さんの本を何冊か読んでみて伴星が「司禄星」であることが納得できました。
島根県の田舎の大自然の中で感性をみがいたこと、医者のお父様が娘たちにはデパートから取り寄せた洋服を着せたこと、5人の子供を東京で教育させたことなど、
そして22歳で結婚してご主人の理解の下で洋裁学校に通い、
卒業してから新宿に「ひよしや」を出店して、デザイナーとしてに注目されて、
奥様の才能を認めたご主人から経営をサポートしてもらい、世界の「ハナエモリ」として活躍された。
晩年は息子はファミリーが公私の支えになってくれて仲良く暮らされた生涯。
森英恵さんの活躍と家族は切り離せないのです。
「家族がいるから頑張れる」といつも言っていた森英恵さん。
家庭の主婦で幼い子を育てながら第一線のデザイナーを続けるのはたいへんですね・・・の質問には
「大変なのは、こんな妻を持った亭主や、こんな母親を持った子供達です。家族や家庭という安らぎの場があったからこそ、こんなハードな仕事を続けてこられたのです」と答えていたそうです。
森英恵さんの十二大従星は初年も中年も「天庫星」でご先祖様と縁の深い星。
伴星が司禄星
愛と財の陰の引力の星で司禄星は身近な人たちへの愛情。
家族を守るための努力を惜しまない。
先祖や家族や子孫を守ろうとすると未来への準備に力を注ぐ。
貯金や不動産、コツコツと愛と財の蓄積を心がける。
一家郎党の団結力、親子兄弟身内の和が前進力になる。
まさに森英恵さんの華々しい活躍は家族愛があってのものだったのです。
森英恵さんの本を何冊か読んでいて思い出したことがあります。
数多くの女優さんや有名人のウエディングドレスをデザインされた森英恵さん。
その方々の美しい花嫁姿は私の脳裏にも残っています。
そして、思い出しました、我が長女が二十歳頃、互助会の花嫁衣裳のショーで森英恵デザインの白無垢衣装のモデルをやった時のこと、
互助会会員の娘さんたちがモデルのショーでしたが、白無垢の花嫁姿の娘がことのほかきれいに見えたこと。
森英恵さんは「花嫁衣裳」をデザインする時に「縁起の悪いことがおきませんように、幸せな結婚生活をおくれますように」と心を込めて制作すると書いていました。
ご主人に愛されて仕事もサポートしてもらって仲良く暮らした暮らしたご自分の結婚のように、花嫁の幸福な未来を願って心を込めて作られたのでしょう。
命式は働き者の車騎星2つと一途な頑固の天庫星2つが目立つ森英恵さんですが、伴星に「司禄星」があって納得できました。
今日は 彼岸
入り、ご先祖様からの贈り物の「伴星」に注目し大事にしたいものです。
(私の伴星は三大奇星の一つの龍高星ですが、それもご先祖様からの贈り物)
森英恵 その仕事、その生き方 (別冊太陽)
十二大従星は自然に稼働する 2024.11.07
西田敏行氏76歳で逝く 2024.10.18
ご先祖様からの伴星が調じょ星 2024.10.13
PR
Keyword Search
Category
Comments
Freepage List