11月8日には元野村証券社長の田淵義久氏が亡くなったというニュースありました(91歳)。
バブル期の経済の大波の当事者だった方の死去のニュースに、山一証券の倒産と山一の社長の涙の会見が思い出されます。
そして、11月11日の朝刊には「ベネッセ(ホールディングス)がMBOで上場廃止」のニュースがありました。
少子化の波もコロナ感染リスクがその波をさらに大きくしたように思います。
教育出版会社だけでなく小中学校だけでなく高校大学も生徒数が減って淘汰される時代です。
コロナによる行動制限の時代が長すぎたせいか、時代が大きく変わった気がします。
大きな波と言うよりも「津波」のように飲み込む力。
コロナの波の来る前にも中小企業大量廃業時代の到来を危惧されていました。
団塊世代が70歳になるから後継者不足で廃業する中小企業が続出するだろうとのことでした。
確かに周囲をみても起業も店舗も「子供を後継者にしなかった経営者」が相次いで廃業しています。
コロナ前のデーターでも中小企業が設立から倒産まで30年間の生存率は5年で15%、10年で6・3%、20年で0.4%、30年で0.021%でした。その数字もこの2~3年で変わったことでしょう。
大会社でも継続するのは難しい時代ですね。
バブル崩壊、リーマンショック、そしてコロナなど時代の波に飲み込まれていった大会社も数知れない気がします。これもコロナ前の数字ですが
世界で200年継続の会社は5千数百社中で、その半分以上3千社以上が日本企業と言うことです。
日本企業は素晴らしい![]()
最近は庭の花の植替え時にaudibleで池井戸潤氏作品の朗読を聞いています。
時代の波やアクシデントにも企業を継続させるために奮闘する人々の話。
作業しながら聞くaudiblleでは前まで肩の凝らない小説も何作品か聞いていましたが、最近は江戸時代の小説や、テレビドラマでも観る気になれない肩の凝りそうな池井戸作品を聞いていて、日本人の自分の役割に対する真摯な生き方が実感できました。
世界の長寿会社の6割近くが日本企業という理由がわかるような気がします。
「企業」は個人の私物でなく公的なもの、多くの人の人生がかかっているから、
継続させるために全知全能、時間や体力の限りを使って奮闘するのですね(きっと)
アキラとあきら 上 (集英社文庫(日本)) [ 池井戸 潤 ]
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