こんぱすコーチの全方位日記

2012年04月23日
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以前から見たいと思っていた
小津安二郎監督の代表的な作品『東京物語』。
ようやく鑑賞することができました。



広島県・尾道の故郷を巣立って、
東京や大阪で働く子どもたちの姿を冥土の土産にすべく、
年老いた両親が上京、子どもたちとのふれあいを描く作品。

ただ、実の子どもたちは自分の仕事が手一杯で、
せっかく上京した両親を満足にもてなすこどころか
手に余してしまう始末。


親身になって相手をしたり。
皮肉なことに血を分けた肉親ではなく、
もともとは赤の他人だった義理の娘の方がよくできた人間だった、
という内容を赤裸々に描きます。

この次男の嫁である義理の娘を演じているのが往年の美人女優だった
原節子。

彼女は小津監督の大のお気に入りだったようで、
さまざまな小津作品に出演しています。

ところが小津監督が逝去した1963年12月を機に、
すっかり芸能界から身を引いてしまいました。
今も鎌倉あたりで暮らしている、とされていますが、


1963年12月生まれの僕としては、
原節子をリアルで見たこともなければ、
銀幕での姿もきちんと見たことがなかったので、
『東京物語』を通じて改めて名女優であることを認識。

ちなみに小津監督が亡くなったのは1963年12月12日。

誕生日と逝去日が同日という珍しいケースです。

とまぁ、こんな具合で昨日は『東京物語』を楽しんだわけですが、
今日の日本経済新聞朝刊1面の『春秋』欄(朝日新聞で言うところの『天声人語』)に、
何と偶然にも原節子と『東京物語』を取り上げていました。
話の掴みとオチはまったく別の、政治的なものが題材でしたが、
あまりの偶然性にしばらく呆然としていたことです。





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最終更新日  2012年04月23日 20時36分14秒
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