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夜、家事がひと段落して、温かいお茶を片手に楽天ROOMを開いたときのことです。

自分のROOMをスクロールしながら、私はふと手が止まりました。

「なんか…ごちゃごちゃしてる…。好きなものを集めたはずなのに、全体で見ると統一感ゼロだな…。」

白っぽい写真の隣に、ビビッドな赤。

その下には、少し暗めで生活感の強い写真。

アイコンとヘッダーも、なんとなくで選んだ画像のまま。

「このROOMから商品を選ぼうとは、あんまり思えないかも…。自分だったらすぐ戻るな…。」

そう感じた瞬間、ちょっと胸がチクッとしました。

せっかく時間をかけて「コレ！」したり、写真を撮ったりしているのに。

それが「なんとなくダサい印象」で終わってしまうのは、もったいないですよね。

でも大丈夫です。

結論から言うと、 素材がバラバラでも、テーマカラーと見せ方のルールを決めれば、ROOM全体の世界観はちゃんと整います。

センスよりも、 小さな決めごと が大事です。

ここでは、私が実際に楽天ROOMで試しながらたどり着いた、 「テーマカラーや雰囲気を整えるための、やることリスト」 を、ステップ順にお話しします。

途中で、私が失敗したときの話や、整えたあとの変化も交えてお伝えします。

読み終わるころには、「よし、私のROOMもこういう雰囲気にしてみよう。」と、ちょっとワクワクしながらスマホを開き直したくなるはずです。

■まず「自分のROOMはどんな世界か」を一言で決める

最初の一歩は、色でもアプリでもありません。 「このROOMは、どんな世界観のお店なのか」を一言で決めること です。

私も最初は、「とりあえず好きなものを集めれば、それが私っぽさになるはず。」と思っていました。

でも、現実は真逆でした。

インテリアもコスメも日用品も旅行グッズも、なんでもあり。

一つひとつは良い商品なのに、並ぶと「何のお店かわからない」状態になっていたんです。

そこで、ある日ノートを開いて、こう書き出してみました。

• どんな人に見てほしいのか。
• 自分はどんな雰囲気の人に見られたいのか。
• 自分がよく買うジャンルは何か。

書いてみると、意外な共通点が見えてきました。

・派手すぎるものより、シンプルで長く使えるものが好きです。

・白やベージュ、グレーなど、落ち着いた色のアイテムを自然と選びがちです。

・インテリアや収納、日用品、旅グッズをよく買っています。

そこから、私は自分のROOMのテーマを、こう決めました。

「毎日がちょっと楽になる、淡色シンプルな暮らし。」

この一言を決めただけで、
「これは私のROOMに合うかな。」
と、選ぶ基準が少しだけハッキリした感覚がありました。

あなたも、まずは紙やスマホのメモに一言で書いてみてください。

• 大人かわいいくすみカラーの暮らし。
• 仕事も家事もがんばるママの時短アイテム。
• おうち時間充実のナチュラルインテリア。

完璧じゃなくて大丈夫です。

あとで何度でも書き直せます。

大事なのは、 「このROOMは、こういう世界だよ」と自分で名札をつけること です。

■色は「ベース2色＋アクセント1色」の3色だけを決める

次に決めるのが、テーマカラーです。 ここでやってしまいがちなのが、 色を増やしすぎること です。

私も最初、
「白もベージュもピンクも、黒も好きだし、グリーンも入れたい…。」
と、欲張って何色も使っていました。

結果、画面が落ち着かない印象に。

そこで思いきって、 3色だけに絞りました。

• ベースカラー1：白。
• ベースカラー2：ライトグレー。
• アクセントカラー：淡いベージュ。

この3色を、

• アイコンの背景。
• ヘッダーの文字色や背景。
• オリジナル写真で使う小物や布。
• Canvaで作る画像の文字色。

に徹底して使うようにしました。

そうすると、同じような構図で撮れていなくても、「なんとなく同じお店の写真」に見えるようになってきたんです。

あなたが迷ったときは、次の3パターンのどれかから選ぶのがおすすめです。

• ナチュラル系が好きな人 → 白・ベージュ・グリーン。
• モノトーン系が好きな人 → 白・グレー・黒。
• 大人かわいい系が好きな人 → 白・グレージュ・くすみピンク。

ここでも、選択肢を増やしすぎないのがポイントです。

「なんでもOK」ではなく、「この3色のどれかに入っていればOK」と決めてしまうと、迷う時間が一気に減ります。

■私が失敗して気づいた「バラバラに見える原因」

テーマカラーを決めて少しスッキリしたものの、まだ違和感がありました。

スクロールしていると、どこかで急に空気が変わる感じがしたんです。

よくよく見比べてみると、原因はシンプルでした。

• 写真の明るさがバラバラです。
• 縦長の写真と横長の写真が混ざっています。
• 背景の色や柄が毎回違います。

あるとき、夜中に自分のROOMを見返しながら、「これは、お店で言うと、棚ごとに照明も雰囲気も違う状態だな…。」と気づいて、少しショックでした。

そこで私は、次の3つを自分ルールとして決めました。

• オリジナル写真は、全部正方形にトリミングすること。
• 明るさとコントラストは、毎回ほぼ同じ設定にすること。
• 背景は「白」「木目」「くすみカラーの布」の3つだけを使うこと。

最初は面倒に感じましたが、やってみると意外とラクでした。

明るさの設定も、アプリの「最近の設定」や「お気に入り」に登録しておけば、ポチポチっと数タップで終わります。

このルールに変えてから、私のROOMを見た知り合いに、「前より、なんかお店っぽくなったね。」と言われて、心の中でガッツポーズをしました。

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■写真・加工のルールを1つに決める

ここからは、実際の写真の整え方です。 結論から言うと、 「どのアプリを使うか」より、「毎回同じ使い方をすること」が大事 です。

私は、スマホでサクッと編集できるアプリを1つ決めて、使い方を固定しました。

例えば、こんな感じです。

• 画像比率は必ず正方形にします。
• 明るさは＋10〜＋20くらいにします。
• コントラストは少しだけプラスにします。
• 彩度は上げすぎないように注意します。
• フィルターは1種類だけにして、薄めにかけます。

最初のうちは、加工の前後を見比べながら、「明るすぎるかな。ちょっと白飛びしてるかも。」など、微調整を繰り返しました。

でも、数十枚も加工していると、なんとなく「自分の好きな明るさ」が決まってきます。

それを1つのパターンとして固定するイメージです。

ここで気をつけたいのは、 「盛りすぎないこと」 です。

かわいくしようと思って彩度を上げすぎると、テーマカラーから外れてしまったり、実物と色が違いすぎてしまったりします。

私は、「実物より少しだけ明るくきれいに見える」くらいを目安にしています。

お友達に実物を見せながら写真も見せて、「これくらいの差なら気にならない。」と言われたくらいがちょうど良かったです。

■背景と小物を「3種類だけ」用意しておく

次に効いたのが、 背景と小物の固定化 です。 毎回撮影のたびに、 「どこで撮ろうかな。 何を置こうかな。」 と悩む時間が、地味にストレスでした。

そこで私は、撮影用の「定番セット」を作りました。

• 真っ白な画用紙と、生成りの布。
• 木目のテーブル。
• 小さな観葉植物、マグカップ、本。

この中から、
「今日は白背景＋観葉植物。」
「今日は木目＋マグカップ。」
と、組み合わせるだけにしたんです。

たったこれだけですが、どの商品を撮っても、「同じ部屋で撮りました。」という一体感が出てきます。

忙しい日でも、撮影のハードルが下がりました。

「いつものセットで、さっと撮ればいいや。」と思えるだけで、「撮らないまま日が過ぎていく」ことが減ります。

■アイコン・ヘッダー・自己紹介文で「入口の印象」をそろえる

次のステップは、ROOMの入り口です。 どれだけ写真を整えても、 アイコンとヘッダーがバラバラだと、第一印象で損をしてしまいます。

私も以前は、とりあえずスマホに入っていた自撮り写真をトリミングしたアイコンと、なんとなくかわいかったフリー画像のヘッダーを使っていました。

今思えば、「誰のROOMか」「どんな世界なのか」が全然伝わっていませんでした。

そこから、次のように変えました。

• アイコン → 自分をイメージしたイラスト風のアイコンに変更し、背景はテーマカラーのベージュにしました。
• ヘッダー → Canvaでテンプレートを使い、背景を白〜淡いグレーに設定し、「淡色シンプルな暮らし」といった一言を入れました。
• 自己紹介文 → 「忙しくても、部屋も気持ちも整えたい人へ。」など、見てほしい相手に話しかけるような文章に変えました。

これだけで、ROOMに初めて来た人にも、「ここは、こんな世界観のROOMなんだ。」と一瞬で伝わるようになります。

あなたも、まずは

• アイコンにテーマカラーを入れること。
• ヘッダーの色を、決めた3色の中から選ぶこと。
• 自己紹介文の最初の1文を、「誰に向けたROOMか」にすること。

この3つだけ、意識してみてください。

■コレクションと並び替えで「見せたい世界」から見せる

ここまで整えたら、最後はROOM全体の並び順です。

私が一番変えてよかったと感じているのが、 最初の9マスの並び替え です。

以前は、新しく「コレ！」した順番のまま放置していました。

でも、それだと季節感も世界観もバラバラで、せっかく整えた写真が埋もれてしまっていたんです。

そこで、私はこんなルールを作りました。

• 一番上の段には、「世界観が一番伝わるオリジナル写真」を置くこと。
• 2段目には、「よく見てほしいジャンル」（インテリアや収納など）をまとめること。
• 季節の入り口には、その時期らしいアイテムのコレクションを上の方に持ってくること。

コレクションも、あれこれ作りすぎないようにしました。

• インテリア。
• キッチン・日用品。
• 旅・おでかけ。

このくらいのざっくりした分け方でも、「見たいところだけ見られる」ようになります。

コレクションのサムネイルも、テーマカラーに合わせた写真を選ぶと、一覧画面の雰囲気がぐっと整います。

■イベント時は「ベースカラー固定＋アクセントだけ変える」

「季節感も出したいけど、そのたびに世界観が壊れそうでこわいです。」 これは、私自身がずっと感じていた悩みです。

春だからピンク、夏だからブルー、秋だからオレンジ…と、毎回ガラッと変えると、別のROOMのようになってしまいます。

そこで私がたどり着いたのは、 「ベースカラーはそのまま、アクセントだけ季節で変える」 という方法です。

例えば、こんなイメージです。

• 春 → ベースは白とグレーのまま、アクセント小物だけくすみピンクやラベンダーにします。
• 夏 → ベースはそのまま、アクセントをライトブルーやミントにします。
• 秋冬 → ベースを変えずに、アクセントをテラコッタやマスタードにします。

撮影で使う小物を季節のアクセントカラーに変えるだけでも、「ちゃんと今の季節を意識しているROOM」という印象になります。

さらに、 楽天スーパーセール や 楽天お買い物マラソン など、大きなイベントの前は、私はこんなことをしています。

• トップの9マスを、「今買うとお得なアイテム」「定番でおすすめのアイテム」で埋め直します。
• ヘッダー画像に、小さく「SALE」「ポイントUP」などの一言を入れます。
• セール用のコレクションを作り、一番上に持ってきます。

ポイント自体は、 楽天カード や 楽天SPU 、 5と0の付く日 、 楽天モバイル などでしっかり上乗せしておきつつ、ROOMでは 「世界観」と「おすすめの導線」 を整える役割に集中するイメージです。

■私のROOMで実感した「世界観を整える前と後」

最後に、私の体験を少しだけ共有させてください。

世界観を整える前の私は、

• とりあえず気になった商品を「コレ！」する。
• 写真は、撮れたときだけなんとなくアップする。
• コレクションもほとんど使わない。

という状態でした。

だから、「自分のROOMをおすすめできますか。」と聞かれたら、正直自信がありませんでした。

そこから、ここまでお話ししたような

• テーマを一言で決める。
• 色を3色に絞る。
• 写真と背景、小物のルールを決める。
• アイコン・ヘッダー・自己紹介文を整える。
• コレクションと並び順を見直す。

という流れで少しずつ変えていった結果、ROOMを見てくれた人から、こんな感想をもらえるようになりました。

「見ているだけで、部屋を片付けたくなります。」

「同じような雰囲気のアイテムが多いから、選びやすいです。」

「なんとなく、ここから選びたいと思いました。」

数字だけでなく、こういう言葉をもらえたことが、私にとっては何よりのご褒美でした。

もし、

「実際にどんな雰囲気で世界観を揃えているのか見てみたい。」

「テーマカラーや写真の撮り方を、もう少し具体的に知りたい。」

と感じていただけたら、ぜひ私の楽天ROOMものぞいてみてください。

• ベースカラーとアクセントの使い方。
• オリジナル写真で使っている背景や小物。
• コレクションの分け方や、9マスの並べ方。

ここでお話しした内容を、そのまま形にしているので、きっとイメージが湧きやすいと思います。

■今日からできる「世界観づくり3ステップ」まとめ

最後に、すぐに実践できるように、ポイントを3つにまとめます。

1．ROOMのテーマと3色パレットを書き出す

まずは、紙やメモに書いてみてください。

• ROOMのテーマを一言で決めます。
• ベース2色＋アクセント1色の合計3色だけを選びます。
• アイコン・ヘッダー・写真・文字色は、その3色の中から選びます。

完璧なテーマじゃなくて大丈夫です。

しっくり来なければ、何度でも書き直せます。

2．写真の「サイズ・明るさ・背景・小物」を固定する

• 写真は正方形で統一します。
• 明るさとコントラストの設定を、自分ルールとして1つ決めます。
• 背景は「白」「木目」「くすみカラーの布」など3種類までに絞ります。
• 観葉植物やマグカップなど、よく使う小物を決めておきます。

撮影のたびに悩まずに済むので、更新がラクになります。

3．コレクションと9マスで「入り口の景色」を整える

• ジャンルや色、シーンごとにコレクションを作ります。
• 世界観が一番伝わるオリジナル写真を、トップの9マスに集めます。
• 楽天スーパーセール や 楽天お買い物マラソン の前には、トップをメンテナンスします。

全部を一気にやろうとしなくて大丈夫です。

今日はテーマと3色を決める日。

明日は写真の明るさをそろえる日。

週末に、コレクションと並び順を見直す日。

そんなふうに、少しずつ変えていけば、気づいたときには、「前よりも、ずっと“私らしいROOM”になってる。」と感じられるはずです。

世界観づくりに正解はありません。

でも、 あなたの好きな世界を、好きな人に届きやすい形に整えてあげること はできます。

その一歩として、今日、あなたのROOMのテーマとカラーを、一緒に決めてみませんか。

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