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朝7時過ぎ、寝ぼけ眼に突然の放送。「とんど焼きの準備をしますから5、6,7組の方はお集まりください。」普通なら事前に何らかの連絡はあるのだが、今年は何もなかったので驚いた。
コンビニはあるがともかく田舎のことなので今週一杯は一斉休暇だ。集まって見ると竹を切りに行く班、こもあみの班に分かれて作業する。もう随分前になるが、英会話の教師として日本に来ているオーストラリアの女性が通りがかり、「これは何か」と尋ねられて”the last event of new Year's”と説明したことがある。
火をつける1週間前に立てて、2日ばかり前から近所の人が正月の飾り物やら縁起物を持ち寄ってくる。当日6時に小学生が火をつけ、竹のはぜる音を聞きながら餅を持参して、焼いて食べる。この時期、ともかく強風が吹かないことを祈るのみだ。
ちなみに、ここいらあたりでもうちの村がいちばん基本に忠実にやっており、最も美しいとんどと言われている。
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