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各県の県民性やら、面白おかしくやってるのはまあいいとして、見るのと説明が違うと言うのはみっともない話だ。
各県の形に似せた容器におでんを入れ、比較して放送すると言うのはまあいいだろう。ところが、「近畿地方のおでんは濃い口をベースに・・・」などてテロップが入っている。冗談じゃない、近畿はうす口発祥の地だ。写している品物だって、色はうすい。しかも制作は地元の讀売テレビになっている。
関西テレビ製作の「あるある」が放送停止に追い込まれたが、大阪局の制作はこんなにいい加減なものか。後に出てきた関東のおでんを濃い口と言うのである。色が全く違う。収録中にこの説明がおかしいと誰も気がつかなかったのだろうか。お粗末な話だ。
ちなみに、もともと関西に「おでん」なる言葉はなかった。「関東だき」「関東煮」だったのだ。多分この言葉を駆逐したのは「おそ松くん」のチビ太ではなかったかと思う。少年サンデーの影響である。
寒い夜、関東煮はとても暖まっておいしいが、正確でない番組は報道機関の資質を疑う。まだ「偽」が生きているようだ。
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