PR
景気浮揚策がバラマキ的な形で発表されている。高速道路を均一料金にするとか、1世帯3万なにがしを配るとか。でも、過去の地域振興券が印刷屋が潤っただけで結局役に立たなかったと思っている。
高速の割引なんて愚の骨頂だろう。われもわれもと週末に集中するのは目に見えている。そしてそれがなんだと言うのか。移動に時間がかかり、結局燃料代が上がる。遠くに自動車で移動するのでなければ、高速道路は無用なのだ。また、エネルギーが枯渇しても同じだ。
それよりも、実質の賃上げだろう。資本家への分配に傾きすぎて、労働者の取り分が減っている。庶民の生活は資本主義、資本の救済は社会主義、では何のための国家か。使えるお金の余裕が出来て、初めて消費が出来、また労働への意欲も生き甲斐も出てくる。
医療費を抑えるのに人件費を抑制、福祉の人件費も抑制、しかし働くのは人間だ。やる気を失うような賃金設定がどのくらいか、政治家もやってみるといい。ホテルのバーが安いか高いかしらないが、そこから従業員の人件費が出ているのだ。例えば日給制にして、政治活動のレポートを出し、政治活動していなければその日は不支給。(まあ政治家の仕事をどう規定するかも問題だが)賃金カットを理由に辞職を申し出た大阪の医師並の人件費で良かろう。
そんな思いをしてみて、初めて国民生活というのが分かるのではないか。第一、政党給付金からして、国民に甘えている。まずここから返上させるべきだ。
カレンダー
七詩さん
ピピノさんコメント新着