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オーム社。だいたいこの会社の本は電子工学・電気工学中心で、難しいのが多いのだが、この本に限ってはじれったくなるほど分かりやすく書いてある。エアコンがヒートポンプであるのはよく知っていたが、空気を圧縮した熱で湯を沸かすという話だ。
私たちはお湯は火で沸かすものと思い込んでいるが、これには燃料がいる。燃やしたら二酸化炭素が出る。電熱器は電気代が高いし、効率も悪い・・・と教えられてきた。モーターは負荷により消費する電流は異なるものの、電熱よりはいい。まさに熱を汲み上げて移動するわけだ。この効率が非常に上がって、零下の空気から熱を取り出すそうだ。そりゃあ、零下といったって270ケルビンほどはあるわけで、ここからエネルギーは取り出せるはずだ。
わが家にもしつこく電話勧誘がある。ことごとく玄関払いをしていたが、一度きちんと考えて見ても良さそうだ。私の退職の頃、ガスの風呂釜もそろそろ寿命を迎えるはずだ。その頃まで勉強だ。
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