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お礼参りなんて、かなり危ない世界の話みたいだが、お盆の間に予定外の客が見えると、いたりいなかったりで欠礼になるため、落ち着いてから相手の家を訪問することにしている。
1人は叔父のお嫁さん。自閉君のつきあいで図書館に行っている時だった。独り住まいなので、緊急時の連絡先も仰せつかっている。娘夫婦は京都にいるので甥の私の方が遥かに近い。
もう1人は同じ町に住むF氏。 この人とは不思議な因縁だ。同級生のお父さんなのだが、私の父と憲兵学校で同期だった。女房の父親は職人だったのでそのお得意様。そして10年前に私の同級生は肺ガンに冒されて亡くなる。その翌年に私の父が亡くなった。何かお互いに遺族を見舞っているような感覚だ。
一時脳梗塞で倒れたが、元気になっておられ、近頃はスクワット運動のお陰で近所に出かけられるようになったと言う。85才のころからそれを始めたと言うからすごい。私も見習わねば。先日のひざの剥離骨折の話をすると「君もそういう年になったんやなあ。気いつけなあかんで」励まされてしまった。
それにつけても、消息不明の高齢者の話を聞くたび、やっぱり生まれた町で暮らすことはそういう責任を果たすことでもあるんだなあと思う。あそこのおばちゃん、おっちゃんがと言う話ができるのはやはりふるさとの地縁だろう。
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