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先の参院選で民主党が半数を割り込んだ。もう古い話題だが、自民党はえらそうに民意、民意と言っているが議席と民意(議席数と得票数)が不一致なのが何よりの問題だと思う。議席数が民意を反映しているか?から始めないと、民主政治は成立しない。
議員数もそうだ。今の議員は多すぎる、と言うことの根拠が示されずに定数減ばかりが先走っている。1億人の国民に議員が約1000人か。ざっと10万人に1人の割合は本当に多いだろうか。そしてまた、選挙区によって1票の格差が大きい。5倍もある。違憲状態で何とかしろと裁判所は言うが、いっこうに進まない。
どの党にしろ、結局「自分が得か損か」で判断するからこうなる。「民意を生かそうと思ったらどうしたらいいか」世論調査による政党支持率も1つの方法かも知れないし、インターネットを使うのもありだと思う。しかし、そうならない理由は何だろう。1つはマスコミの姿勢だろう。マスコミが結局のところは営利会社、広告を握っているところの意向を反映しないとつぶれてしまう。スポンサーの意向に沿う記事は民主党叩きだ。
それはさておき、民主党の挙党一致と言うのもあまりにも自民党的すぎて、少々あきれる。国民の利益を第一に、と言う割には自分の利益第一、と言う報道が多い。報道が誤っているなら何をかいわんやだが、円高、株安、デフレと日本の直面している危機的な状態を横に置いといて次期代表選に云々はもっとも国民の利益から遠いものであるように思う。
いい政治をするなら金はかかってもいい。よくない政治をして金が要る要ると言うのが困る。すなわち民意が反映されない。だから無党派層、流動層が増え、余計選挙がやりにくい。政治家は結局自分の首を絞めるようなことをやっているんじゃないか。
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七詩さん
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