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息子が「これ面白いで」と貸してくれた。1時間足らずで読みきれるマンガである。ほとんど1ページ読みきりなので感覚としてはサザエさん2本分である。理系人間の自分が読んでもなるほどと納得するところがたくさん。
調味料や食品を見たら原材料表示をチェックし、蘊蓄を垂れたがる。
食事で「残り物ばっかりやけど」となったら「作った順に並べてくれ」と言い、まさに片っ端から古い順に片づけていく。嗜好は横に置いとく。まあ好き嫌いはほとんどないが。
「賞味期限昨日なんやけど」「かまへん。余裕を見て設定してある。始発菌数0やから腐る訳がない」
セキュリティを破りたがる。地下の自転車預かりには自転車を押し上げるサポートのエスカレータみたいなのがついていて、これはどうも超音波の反射を拾って起動しているらしいが、下りの(預けに来る)自転車にも反応する。よせばいいのにこれをくぐり抜ける方法はないかと自転車を斜めに倒して通過し、クリア出来れば悦に入り、失敗すれば少し倒し方が足りなかったかと反省する。 もしも「なんちゅうアホなことを」と非難をされれば「モーターは起動の時に電力を食う。市の電気代節約に協力してんのや」と理屈を用意している。
電気製品が壊れたらとりあえず開けて見る。手に合わないと見るや、さっさともとに戻して買いに行く。(昔はディスクリートの部品(こういう言葉を知っていることからして理科系昔人間)が多かったので修理することも出来たが、今やLSIが並んでいるだけなのでどうしようもない)と言ういい訳も用意してある。
要するに、自分の行動に具体的な動機付けを求めてしまうのだろう。だから、返って安全とも言える。「衝動的に」動くことが少ないから。暴力を振るったとしたら女房の仕返しの方が怖いからおとなしくしているのかも。
子供たちもしっかり理科系。食事中にコンピュータの話に夢中になる妙な家庭だ。こんなだから自閉児を育てられたのかも知れない。「自分に責任はない。染色体の組み換えミスで脳の処理に不全があるのだ。生物としては避けえないリスク。宝くじに当たったようなもんだ」と割り切って育ててきたが、先行きはやはり不安。
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