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女房が並べたり積んだりしている文庫本を適当に借りていくので内容も知らないし、選択の基準もない。「三年目の真実」2003年頃の印刷らしいが、中身は東京オリンピック云々だから古くに書かれたものなんだろう。
笑ってしまう記述があった。「バックミラーに映った自分の顔が青ざめてゆく・・・」普通の人は、バックミラーに自分の顔なんか映さない。そんなことをしたら危険きわまりない。後ろを見て運転出来るようになって一人前だ。バックミラーは後方を見るもの。自分の顔は見えない。西村氏は運転をしたことがないのだろうか。1930年生まれと言うことは80才か。その年なら運転免許を持っていないかも知れない。
文中に銀行の口座も架空の名前で作れる、とあるから、これも古い。仮名が禁止されたのはもうかなり前の話だ。原稿にはカビが生えていたんじゃないかと思うほど。緻密な作家だと思っていたが、こんな凡作と言うのもあるんだなあと妙に安心。ちなみに、十津川警部も左文字もでてこない。ヒーロ−なしの物語だ。
月給2万2千円のサラリーマン。これはちょっと見当がつかない。いつごろだろう?
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