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ピント合わせが不自由で観察に時間がかかる。粗動ネジが動かない。機械的に動くんじゃなく、電気的に動かすので本当は正確ではないのだが。微動ネジだけで操作するから、10倍ばかり余計に回さないといけない。腱鞘炎になりそうだ。
修理にやって来て、ICが壊れていると言う。要するにパルスを出すのとネジの動きが連動している訳で、パルスが出なければ何の仕事もしないのだ。ネジを回していくつ回したかでピントがあってゆくのだが、パルスが出ていないのだ。
よせばいいのに回路図を見せて、ここのインバータが壊れてます、という。74HC14と言う、きわめてポピュラーなICと言うことが分かった。納期に1週間ほどかかると言う。「こんなん、日本橋に行けば1個100円でしょう、納期1週間て、どういうこと?」「いや、それがその・・・」まさか化学屋、それも還暦前のオッサンがデジタルICを知っているとは思わなかったのだろう。
まだマイコンと言う名前の方が一般的で、パソコンと言う言葉をIBMが使う前のことだ。アマチュア無線からの転向組が多かったと思う。私もその1人で、ブレッドボードと呼ばれる基板の上に、ICやらワイヤをのせてデジタル回路を作っていた頃、このICをよく使った。もう30年ばかり前の話だが、あの頃覚えたことは染みついている。
おまけに基板も見せてくれた。ハンダ付けがはっきり言ってお粗末。「これ大丈夫?はんだブリッジしてない?」いやなやつに出会ったと思われたことだろう。でもこれは撚り線の扱いがいまいち分かってないんじゃないか、単線に交換しておけばいいものを。撚り線ははんだあげしてから使うもんだよ。
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