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重苦しいニュースが多い中で「やったね!」と言う数少ない話題。カプセルの中の塵はほとんどが小惑星由来のものだったという。空で燃え盛るのもすごいシーンだったが、何億キロと離れたところから持ち帰った10ミクロンばかりの細かいほこり。
今度はそれをスライスすると言うが、スライスする機械を見たいものだ。小惑星に接近して非接触で調べた成分と酷似していると言うから、リモートセンシングの技術もすごいなあと思う。まあ、火星の向こうまで行って帰ってくると言うのもすごいけれど。Spring-8にもやって来るらしい。うちから30分ばかりのところだ。
はやぶさのおかげで、科学技術の予算が部分的にも復活したと言う。喜ばしいことだ。軍事予算に使うならよほどこっちの方がいい。 でも実際のところ、できるかできないかわからないようなことに巨額の金をつぎ込むのは躊躇する。いましがたのテレビでも、風力発電の補助金と財政圧迫の話を取り上げていた。事前調査で風力発電機の設置に際し、どのくらいの風が吹くのかをmpsと言う単位で提出していたのが、mがマイルだったのにメートルと思って書き込んだ数値で全く実情と合わなかった、と言うお粗末ぶり。
で、補助金をもらった事業をやめると、その補助金を返納しなければならないそうだ。撤去費用もかかる。いっぺんに何億も払うのと毎年何千万の赤字を出すのとどっちがいい? なんて、いったい誰のための事業だったのか。故障しても直せない、落雷にもあう。設置事業者だけが儲けた勘定になるのだろうか?やはり経済産業省、宇宙開発事業団ほど緻密ではないようだ。
夢のある話と金勘定の落差よ!だから特別会計と言うのだろうか。
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七詩さん
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