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NHKのクローズアップ現代で私たちが親になる頃は超音波のエコー検査で胎児か胚か分からなかったようなのが、今や顔や内臓もきれいに見えるようになり、それだけに形の異常なんかも分かるようになってきたと伝えていた。
出生前にそういう診断をして、障害や死産にならないように対応すると言う。しかし一方でたとえば「重い障害が出る可能性がある」と言われて、中絶を選んだ人と出産を選んだ人が紹介されていた。出産を選んだ人は、障害もなく元気に育っていると言う。出演者はそういうことに対する親へのケアが重要だと締めくくっていたが、それは誤りだと思う。
障害を持って生まれてもそれなりに生きて行ける環境を整えるほうが合理的だ。後天性の障害、たとえば事故による失明や四肢を失うことにだって対応できるからだ。生まれれば順調に育つ、と言うものでないことは誰だって知っている。
仮に、教育、医療、福祉が無料かそれに近い負担で提供されるなら、増税もありだと思う。これらに必要だから貯蓄に走るのだ。「もしも」の時に国がなにもしてくれないのは身にしみている。
障害を持って生まれるのは生物である以上一定の確率でおこる。その存在を認めるかどうかは人間が作る環境による。
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