老父のつぶやき

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2012年01月27日

携帯電話とデータ通信

テーマ：携帯電話のこと(2730)

カテゴリ： iphoneライフ

先頃docomoもauも通信障害を起こし、docomoの幹部には減給の処分がされたという。これについてはどこの報道も「スマートホンの急激な増加によるトラフィックの増大が過剰な負荷をかけた」と言っているが、むしろ情報リテラシー教育の不足、ととらえる方が適切ではないかと思っている。
山手線の混乱で足が乱れ、メールや通話が飛び交ったというのもトラフィックが過大になった原因だが、「何でも携帯」というように仕向けてきた拡売の問題がある。
多くのユーザーは携帯電話をトランシーバのようにとらえているはずだ。1対1の通話が直接行われていると思い込んでいるだろう。パケット交換機を通じてデータが行き来していて、その出入り口が電波だなんて考えもしないだろう。回線の貧弱なソフトバンクモバイルは有線の方も効果的に使えるように仕向けている。しかも他の通信会社の資産を使って。要領がいいというか、悪知恵が働くかはともかく、wifiと言う技術で見えにくくしている。
阪神淡路大震災で携帯が活躍し、一気に需要が伸びたが、電話の延長と考えたのは何よりも社員だったのではないか。iphoneのヒットに目がくらみ、インフラ整備が後回しになったという方が正解に近いと思う。
データ通信のトラフィック過大化防止は有線を使うこと。そんなパラドックスになっている。
ちなみに私は通信費節約のため３G通信を切り、wifiのみでの通信、つまり目と鼻の先に線があるところでしか使わない。

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