老父のつぶやき

老父のつぶやき

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2012年08月12日
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カテゴリ: 分類困難

デレ〜とした一日。とは言え、刻んだ木くずも片づけなきゃならない。お盆で、弟が来る、息子が来る、嫁も来るくらいなもんか。少し気温は下がったようだが、やはり絞ったら滴るほど汗をかく。

1週間ほど前に樫の木が電話線に触れそうになっているので頭を切り詰めたのをだいぶ乾いてきたので大きなゴミ袋に放り込んでいたら、なぜかしらアシナガバチがうろうろし始めた。ゴミ袋を覗いて仰天、なんとアシナガバチの巣がそこにあるじゃないか。黄色い蜜蝋も見えるほどフレッシュなやつ。早速殺虫剤をまいたけれど、切ったときにも移動したときにもよく刺されなかったもんだ。

それにしても、去年の春に義兄のところから梯子を借りてきて少し派手に切ったらそれまで毎年のように葉の裏に黒い微生物らしいのがはえていたのに、風通しがよくなったせいか今年はそれが全くなかった。

植木屋にも色々趣味はあるだろうがどうも今入ってもらっているところとは趣味が合わないようだ。樹木と言うのは形をうんぬんする前に微生物や害虫から守ってやらなきゃいけないと思うのが私の信条。 しかしカイガラムシがいたり、モクセイやモミが次々と枯れた。モミの木は私が子供のころにクリスマスツリーだったのを蜂から下ろしたのでよく覚えているからせいぜい樹齢は50年だ。寿命だとは考えにくい。

やっぱり自分の庭は自分で管理するべきだ。これからは金はないが暇が出来る時代。しかも消費税が上がると言う。野菜は種で買い、家は自分で修理し、残りの寿命を予想して衣類も修繕するようにするだろう。それとも激安衣料でみんな同じ服をきるようになるかな。今、家の寿命は30年だそうだ。

うちなんか移築する前も入れれば100年近いかも知れない。完成するのに10年近くかかっている。土の荒壁が乾き、大壁が乾き、漆喰が塗られたのを覚えているから。家の形になったのが私が生まれた年。今の家は1週間ほどで建つのもある。

コンクリートの家でエネルギーに守られてする生活か、木の家で少しずつ修繕を繰り返しながら低エネルギーで生きるか。原発事故はそんな問題も浮き彫りにしたように思う。 






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最終更新日  2012年08月12日 20時44分25秒 コメントを書く
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