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日露戦争でバルチック艦隊を破った東郷平八郎は今でもトルコの英雄だというが、さほどに大国に痛めつけられて来たのだろう。今度はトルコ軍が爆撃機を撃墜し脱出したパイロットも殺してしまったという。更には救助のヘリコプターにも襲いかかり、破壊してしまったそうだ。
報道の映像を見ると飛行機が火を噴いて落ちて行く。これが戦争なんだな、という意識はあるが特殊撮影だったと言われても「なあんだ」で済ませるくらいの意識だ。これが自分の頭上で起きていたらこうのんびりしてはいられない。
やられたらやり返す、と言う心情はもちろん理解できるけれども、どこかで止めなければ戦いは永遠に続く。フランスのテロも「やられたからやり返す」スタンスだ。戦争は始めるのは簡単だけれども終わらせるのは非常に困難だという。どこに落とし所を持って行くか。かつてのベトナム戦争でもアメリカが手を引いてやっと終わった。帰還兵にさまざまの障害が出たり自殺をしたりする事案が停戦を促したのかも知れない。
ロシアもトルコとは戦いたくない。輸出のお客さんだ。やられたらやり返す、と単純には行かないと思うが、プーチン大統領は何を考えているか分からない顔だ。
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七詩さん
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