老父のつぶやき

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2017年02月17日

東芝がやばい？

テーマ：ニュース(95919)

カテゴリ：視・紙・誌面から

経済関連のニュースには必ず出てくる。原子炉事業の大赤字のためにメモリ事業を切り売りするそうだが、原子炉事業は福島のロボットによる調査に何度も失敗している。ロボットにもTOSHIBAの文字が見られ、同社が深くかかわって、東電からも「観測を正しく行っていくら」という契約になっているのだろうと思う。根拠はないけれど、自分ならそうするだろうと思う。東芝にすればどのくらい金をつぎ込んだら結果が出るのか、想像もつくまい。

強い放射線の環境下で、思うように機械が動かないのは門外漢でも理解できる。強いα線、β線、γ線が飛びかかってくるのだから、物質は簡単にその性質を変えてしまうだろう。通常環境下では電子のコントロールでコンピュータも動くし、モーターも回る。しかしその材料の性質が変わってしまったら手も足も出ない。そんな状況なのだろうと思う。

通常放射線の遮へいに使われる鉛でもどうなるか分からない。日本の得意とするセンシング技術も、デバイスが一定の特性を安定的に表現するから意味がある。それが根本から崩れたら、どうしようもない。原子力とはそれほどリスクの大きな事業だったのだ。「温暖化ガスを排出しない」「安い」と言う声がむなしく聞こえる。

一方、太陽光発電。どこまで耐久性があるのかまだよく分からないところもあるが、故障しても人が直接修理できる。見通しも立つ。確かに太陽光は安定しているとは言えないが蓄電池の利用とか消費量の調整とかで対応できると思う。エネルギーの転換を図るべきだ。

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