老父のつぶやき

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2017年02月23日
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カテゴリ: 失職・再生の遍路
新聞の折り込みに「三木の金物屋」と言うのが入っていた。近所で即売会があるというので行って見た。欲しかったのはノコギリだったのだが、予想外に高かったのでちょっと思案している。品物は間違いなさそうなのでまた行ってみても良い。
道具というのは男のロマンみたいなところがあって、ある意味コレクション化する。手ごろなので買ってきたものがこちら。



金槌は以前から軽いのが欲しかったのだが、ホームセンターで見ても結構高価でちょっと買う気にならなかったけれど、600円なら買ってもいいと思った。このところは木ねじで処理する方があと抜いてしまえばいいので多用していた。比較的大きな玄能をくい打ちに使っていたのだが、そのまま釘を打つのはちょっと重い。これから小屋や家のあちこちを直すのは必至なので、昔祖父が使っていたものを買うことにした。

小刀はカッターで代用していればいいのだが、昔使っていて刃を折ってしまったことがあり、あまりヘビーデューティーには向かないんじゃないかと思っている。意外と摩耗もするので常備しておける刃物が欲しかった。刃物は物騒な面もあるのだが、包丁だってよく切れるものの方が安全だ。切れ味が落ちてもまた研ぐことで再生する。オルファカッターは非常に手軽に切れ味を再生できるが、それだけ扱いも粗末になる。考えてみると現代は資本主義の宿命として常にものが過剰にあり、デフレになっている。

物をどう使うか。小刀とカッターの違いは元の胴の太さにあると思う。仕事に使うのはそのごく1点。カッターのような薄いブレードとは違う信頼感がある。他にも小刀は色々並んでいたが、中にはアートナイフよりも細いものもあった。カッターは道具じゃなくて器具だなと思った。

剪定用の鋸を出してみたらかなりヤニがつき、目詰まりもしていた。やすりで目立ての真似事をしたらいくらか切れ味が戻ったように思う。消耗品から道具へと回帰した方がいいように思った。次はそのためのバイスが欲しくなる。困ったものだ。

今日は買わなかったけれど、久しぶりに「肥後守」を見た。おりを見て孫に使わせてみようかなと思う。





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最終更新日  2017年02月23日 23時09分21秒
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