老父のつぶやき

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2017年10月07日
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テーマ: ニュース(95921)
カテゴリ: 視・紙・誌面から
前日のカズオ・イシグロ氏の文学賞にはお祝いのコメントを出した政府がヒバクシャにはなんのコメントもしないと言う。およそ国民の神経から大きく乖離している政府がそこにある。

ノーベル賞は発表まで非常にレベルの高い秘密裏にその選考が行われるそうだが、いざ発表されればその受賞理由を受け入れる、非常に論理性の高いものだと思う。かなりのメジャーな人数が納得できるものだ。
ひるがえって日本の行政は支持されているだろうか。「イザナギ景気を超える回復」感は全く感じない。あの頃はそれまで村に数台しかなかったテレビがたくさんの家庭に入り、洗濯機も普及した。賃金の数ヶ月分だった筈だ。生活に実感があった。また自動車の普及もすごかった。確かに豊かになったと思った。しかし、今電気屋は閑散としていて、大型の店舗では従業員を見つけるのに苦労する。そのくらいコストダウンをし、携帯会社からの応援要員ばかりが目に付く。携帯も急速に普及したものだが、豊かになったかと言うと疑問だ。それほど好景気の実感に欠ける。

加計学園の話も、選挙で大休止になってしまったが、関係者が言うほどに地元に獣医学部が必要だと認識するなら、なんで4つもある国立大学に要請がなかったのかということが不自然だ。わざわざ京都や岡山から呼んでこなくったって、香川、愛媛、高知には農学部もあり、農学科の畜産講座があったはずで、それを母体に獣医学部を考えるのが一番納得が出来る。愛媛県知事がなんで愛媛大学に要請しなかったのか。納得できる筋道は得られていない。申請を却下していたなら四国に獣医学部はいらないと言う認識だっただろう。これは全く加計学園の経過と矛盾する。

核の扱いも、今まで日本政府は被爆国でありながら禁止条約に棄権ないし反対をしてきた。国連で攻撃も被害もない国が「やめようよ」というのにこれにあがらう。アメリカへの遠慮か?しかし圧力を掛ければ事が進むかは分からない。かつて日本もABCD包囲陣を破るべく太平洋戦争に入っていったのだ。北朝鮮も同じような状況になっていった時、同じ道を走らないだろうか。あの時にどんな条件があれば回避できたかに知恵を巡らす方がよいのではないか。
まあ、北朝鮮の動きも報道を通して知るだけなので、あの軍事パレードの外で何が起こっているのかは知る術がない。実際は違うかもしれない。

小選挙区制は低い得票でも多数派を占められると言う、決定的な欠陥がある。国民の意見を出来るだけ忠実に反映できるのはむしろ大選挙区、全国区ではないかと思うのだが。ネットの時代、昔のような全酷区にはならないですむ方法もあると思うのだが。





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最終更新日  2017年10月07日 22時46分27秒
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