老父のつぶやき

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2018年07月18日
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テーマ: 田舎暮らし(43)
カテゴリ: 視・紙・誌面から
夕べが宵宮、今日が本宮なのだが本宮に来る人は事実上いない。振る舞い酒と談笑を目的にやってくる。隣保ごとに一年ずつ担当する。隣保は8つなので8年に一度の当番だ。

周囲の村では土曜の夜にやるようになってきたが、私のところでは日を守る。今どき珍しい。神事の後は神官もひざを交えて冷えたスイカにかじりつく。このスイカ、神事の始まる直前に冷蔵庫から出して供えると言う周到さ。温度が上がらぬうちに神事を終えてしまえ、と言うアクセルになっているかも知れない。神官が帰ってしまうと男達は酒を飲み始める。昔は剛の者もいたが、やはりそんな人は体も早く傷めてしまうようだ。酒を止められたり、あるいは脳梗塞などもあり、次第に遠のいてしまう。

隣保とは言え、なかなか世代が変わると顔を知っていっても話す機会はないことも多い。昔の農業社会なら協同作業もあっただろうが、今はほとんどがサラリーマン、しかも車通勤では顔を合わせる可能性の方が低い。そんな若者と話をする良い機会だ。やっぱり仲良く暮らすと言うことが大事。時には煩わしいこともあるが、こういう環境だったから自閉児を育てることができたのかも知れない。家からいなくなった時、「うちの見んかったか」「今あっちへ行きよった」と言う具合にトレースができた。

まだこれから何かあるかも知れないが、「遠くの親戚より近くの他人」とはよく言ったもの。そんなこんなで9時に終わってから重量物の片づけを男が1時間ほどかけてすませ、本宮の女性に引き継ぐ。お供えを分けてお下がりとして配布、暑い祭りが終わる。

奇しくも京都の祇園祭と同じ日程だ。





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最終更新日  2018年07月18日 23時27分29秒
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