老父のつぶやき

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2021年03月05日
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テーマ: ニュース(97054)
カテゴリ: 分類困難
ノーベル賞を受賞した大村智氏が発見したイベルメクチンがコロナウイルスの治療に効果があると言うレポートがでたのがおよそ1年前。その後アメリカでも承認申請が出て、既に認可の下りた国もある。日本でも知見を始めるはずだったのに一向に結果が出てこない。

当初話題になったアビガンは催奇形性があると言うことで使用しにくかろうが、イベルメクチンはもう特許が切れるほど長期間にわたって使われ、副作用も使い方もよく練られた商品なはずだ。にもかかわらず結果が出ないと言うのはどういうことだろう。

首都圏で緊急事態宣言がなかなか解除されないのは治療のためにベッドの空きが出きず、新規の患者を受け入れられなくて、ベッド使用率がなかなか下がらないからだと報道されている。ならば治療に有効と報告され、外国で治験も進んでいる抗寄生虫薬で副作用もよく分かっている伝統的な薬の研究をなぜ進めないのか。

ワクチンはもともと「免疫を作って罹患しにくくするもの」であって、治療薬ではない。毎日のように報道される防御剤の不足や安定供給の不安感だが、ウイルスを攻撃する素性の分かった薬の認可についてはほとんど報道されない。これはなぜか?

一つには、イベルメクチンのような伝統ある薬を作っても薬科は低く、儲けにはつながらないだろうから、薬屋のモチベーションが上がらないのかも知れない。ワクチンならばバルクの詰め替えをすれば言い値で売れるだろうから。しかし、それは商売の精神にもとるのではないか。今必要なものを届けるのが商売と言うものだ。国民が求めるのはベッドの受け入れ状態を少しでもよくすることだろう。

誰だって、病気になりたくてなるものはいない。なってしまったら、直すか、死を待つかしかない。中には死を選ぶ人もいるかも知れないが、おおかたは直す方を選ぶだろうし、医療従事者もそのための仕事をしている。そもそも今回の混乱は医師の養成機関を少なくし、研究費をけちってきた政府の政策によるものが大きい。ワクチンのバルクの小分けは、さながら昔の自動車のノックダウンみたいなもので、技術の習得や開発力の養成にはほど遠い。役に立つかどうか分からない、微生物の集積の末にノーベル賞があったように、研究の成果なんてすぐにはでないが、ワクチンを自前で作らないといつまでたっても順番待ちなのである。技術を育てると言うのはそういうことだ。すぐにでる成果は長続きしない。

技術立国日本を取り戻すにはあまりに財政がお粗末だろう。イージスシステムやアメリカ追従の防衛が生むのはいったいなんだ?





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最終更新日  2021年03月05日 22時59分36秒
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