老父のつぶやき

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2022年07月12日
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カテゴリ: 政局
などと大上段に振りかぶったって答えは出る訳がない。我々はいわゆる「逃げ切り世代」だが、子や孫は厳しさに耐えながらまだ何十年かを生きていかねばならない。

波はと姉の遺品整理をしていて常に思うのが「親の遺品は子供の迷惑」だ。土地や家屋などどうしようもないものはともかく、断捨離とまで行かなくても(結局はそうなるのか)残されたモノはない方が楽である。

新聞には「偉大な指導者を失った」「求心力を持った人材がいない」とアベ元首相を祭り上げるような記述が繰り返し出てくるし、「やり残したことを受け継いで」とも自民党の幹部は述べている。何から何まで考え方が同じ、と言う人はこの世にはいるまい。国の借金をどうするかも大きな問題だが、結局人を育てなかった、育てられなかったと言うのがこの人の最大の負債になったのだろう。会社では珍しくない、「自分より出来るやつは遠ざける」やり方だ。結局は自分の首を絞めることになる。

私の学生時代、国公立大学の授業料は月額1000円だった。息子の時には約50000円になっていた。値上げの時には反対運動もした。当時の値上げの名目は「私立大学との差を小さくする」で、安い方を揚げた訳だ。その後も大学を法人化して研究費を実績連動にしたり、すぐに結果を出せるような研究テーマに絞ったりと大学予算を締めつけた。その結果がどうだ。

研究論文に引用されることはなくなっていき、私は嫌いだが大学の世界ランクは低迷。「質が落ちた」のである。企業の実績、給与も低迷。格差社会になっている。子供も産めない、育てられない。そんな「諦めた若者」が増えていると言う。何をするにも人がいる。防衛費を増額しても兵器で国は守れまい。優秀なオペレータは育てるしかない。育てる若者がいないんじゃ話にならない。





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最終更新日  2022年07月12日 22時56分02秒
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