老父のつぶやき

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2025年04月01日
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カテゴリ: テレビ
昨日から始まったNHKの朝ドラ。前作が不評だったようで、期待が高まっているそうな。私個人的には前の「おむすび」がそう駄作であったとは思わないのだが、「はらはら・ドキドキ」を動機に見ている人にはそういうところは少なかったかも知れない。まあ、オリジナルのギャルと呼ばれた時代を扱うのは、ギャルを肯定的にとらえる人もそうでない人もありで難しいと思う。

その点、モデルがある作品は相当改変しても押さえるべきところがストーリーとして描けるので作りやすいのではないかと思う。

3年ばかり前か、牧野富太郎を扱った「らんまん」、やなせたかしの「あんぱん」は、同じ高知が舞台で韻を踏んだ訳でもなかろうが、字面が面白い。若いときに暮らしたものとしては懐かしい土佐弁だ。ネイティブの会話を知っているだけに「うまいな」「ああは言わんぞ」と、突っ込んだりしている。私自身は兵庫県の生まれ育ちであるが、向こうで暮らしている間に現地人と間違えられるほどに鍛えられた。50年経った今でも当時の友人と話すときには土佐弁が飛び出す。

「らんまん」の時、現地の出身である島崎和歌子さんとか広末涼子さんとかはさすがの言い回しだった。ちなみに私は島崎さんの出身地、南国市に住んでいた。のどかな二期作の田園地帯である。今回ののぶさんの子役も、なかなかうまいと思うが、父親役の竹野内豊さんは出張が多い所為か、ネイティブからはかなりの距離を感じる。いじめっ子役も今一つ。「なめたらいかんぜよ!」はパロディーだろうが。そういえば夏目雅子さんはうまかったな。

人の名前を呼ぶとき、「〜さん」と言うのは全国共通だが、土佐弁は名前のところにほぼアクセントがない。高低の差がなく、「さん」は例えば「岩手山」の山とほぼ同じ発音になる。はじめはおどろいたが、これは慣れてしまえばどうということもない。また、語尾に「にゃ」のつく会話がある。ニャロメの台詞をまねているわけではない。例えば「おもしろいにゃ」と聞こえるが、正確には「にゃ」ではなく「ねや」なのであって、これが縮まるから「にゃ」と聞こえるのである。決してふざけているのではない。よく聞けば、確かに「ねや」と発音している。

やなせたかしさんは後に県立高知追手前高校(当時は高知一中か)に進学したというから秀才だったのだろう。現在も県立のトップ高校である。

ドラマ冒頭から初期の八頭身のアンパンマンが下絵で出てきたのには驚いた。やなせさんは合唱の詩もたくさん書いておられるので中盤では「これが?」と言うのも出てくるかも知れない。楽しみなドラマになりそうだ。





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最終更新日  2025年04月01日 23時27分08秒
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