☆今回はアメリカにビートルズが上陸する前年の年1963年の全米ヒットチャートにスポットを当てます。 正に嵐の前の静けさで古き良きヒットポップス最後の時代ともなりました。 ただ、この年の全米ヒット年間ランキング(ビルボード誌レギュラーチャート)を見てみると少し異変がありました。 年間ランキング・ベスト10に英語以外の外国語で歌われた曲が2曲入っています。 1曲はフランス語で歌われたスール・スーリール(シンギング・ナン)の『ドミニク』、そしてもう1曲は日本語で歌われた坂本九の『上を向いて歩こう(スキヤキ)』でした。 坂本九は日本人アーティストで初めて全米NO.1ヒットを獲得した歌手となりました。 後にも先にも他に全米NO.1を獲得した日本人アーティストは誰もいません。 ベスト10にも1曲も入っておらず、トップ40まで下げてやっと’79年にピンクレディが英語で歌った『KISS IN THE DARK』が37位にランクされただけです。 そして先ごろリリースされた宇多田ヒカルのシングル『COME BACK TO ME』は宣伝した割には97位とまったく相手にされていません。