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2019.05.01
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すらすら入ってくる、ストーリーと、それに脇明子さんの訳もとてもいいみたい。
小西英子さんの挿絵もとても合っていると思った!
小公女の元(子どもの時何度も読み返してる少年少女世界の文学シリーズ)の挿絵についてはどういうわけか余り記憶に無いんだけど。

この作品の主人公、セーラは母は早くに亡くしているけど、父親に溺愛され贅沢すぎる扱いを受けている少女で、普通ならスポイルされてしまいそうなんだけど。
与えられている全てを、受け入れつつも、いい気にもならず、わがままでもない、と言う設定。

まだ小学生位の子に、毛皮やら、何着もの装飾過剰の服とか・・・要る~?
こりゃまたついつい疑問を感じてしまうけど、母親が居なくて、父親に溢れるほどの財力があり、溺愛してれば、まあ、そうなる時もあるかもね。
でも・・・余り賢明な父親とは思えないわよね?

清潔でセンスの良い衣服は大切だけど、贅沢にする必要ってないし。


そんな環境であっても、すくすくと暖かい心を持って毎日を過ごす、とても賢く豊かな想像力を持つセーラ。

自分を支える為、プライドを保つ為、いつでもイメージする力。
それは、先日読んだ「消えた王子」と共通するところ。
感情を抑え、落ち着いた態度をとる事。

そういうことって・・・確かに身につけるべきことなんだろうな。
私のような庶民は、感情に任せてしまうけどね。

自分の薄っぺらなプライドのために、誰かを傷つけても恥ずかしいだけよってメッセージも強烈に描かれてるね。

記憶にあったよりもっと大変な苦労だったけど・・・
それが本当に無駄じゃないんだという展開も良かった。

良くできた作品。
小さくまとまらず、むしろ思いっきりゴージャスなとこが、意外とこの作品を面白くしてるのかもしれないね。


小公女 (岩波少年文庫) [ フランシス・エリザ・バーネット ] ​





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最終更新日  2019.05.01 22:53:55
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