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Ryu-chan6708

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2006.12.12
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カテゴリ: 社会問題

私: 国家の品格 」の著者藤原正彦氏が「 国家の堕落 」と題して、特別寄稿しているね。
市場原理主義の徹底的な批判と、バブル崩壊後、それを日本に導入した小泉改革の徹底的な批判だね 。

A氏 :俺も読んだが、君の格差街道のおかげで、この内容が内橋氏の「 悪夢のサイクル 」とまったく同じように、市場原理主義によるいろいろな格差を指摘しているね。
市場原理主義は必然的にいろいろな格差を生んできたという 。

私 :そして小泉内閣を支援した 市場原理主義の学者、エコノミスト、財界人のグループ の責任を追及しているね。
カゴボーイズ としたグループが含まれるね。
 そして 経済的な格差は一過性だが、教育の格差は次世代までつながるから見逃せないという 。
 安部首相の唱える教育の場に市場原理を持ち込む「 教育バウチャー 」制度は イギリスでは、教育格差を拡大させ、大失敗だという。

A氏 :なんで安部さんは教育バウチャーに熱心なのかね?

私 :経済諮問会議の民間委員の一人である御手洗キャノン会長は「 労働ビッグバン 」でますます労働市場の市場原理の徹底化を推進しようとしているね。

A氏 :御手洗氏は 君の日記 にときどき 登場 するが、なんでも レーガン時代 にアメリカにいてレーガンのいわゆる企業減税で経済を活性化した影響が大きいとしているね。
レーガノミックス というやつだね。

私 : レーガノミックス の複雑なからくりは昨日の日記の「 超・格差社会 アメリカの真実 」で解明しているね。
 簡単に言うと、 ワーキングクラスからの徴税を増やして、投資収入で生きるトップクラスの税負担を減らすという「減税策」だったという 。

格差拡大を推進した。
だから、レーガノミックスみたいに、御手洗氏は、企業減税に熱心だが、一方で消費税の導入、社会保障の抑制を提言しているね 。

A氏 :庶民には厳しい。
富者の経済はよくなるが格差はますます拡大するという結果が予測できるね 。
 そういえば、同じ文藝春秋の「 新聞エンマ帖 」で 道路財源 のことで御手洗氏が矛盾したことを言っているが、新聞の追及の詰めが甘いというようなことを指摘していたね。

私 :月曜の TVタックル をみていると、野党は格差で賃金が下がっていることを強調し、与党や藤原氏が言う「市場原理主義のエコノミスト」は景気が回復した良い点をいう。

 先日、 チリーのピノチェット元大統領 がなくなったが、 彼はチリーに市場原理主義を導入して、経済に奇跡を起こしたといわれている 。
 しかし、内橋氏は正確に調べると事実は違い、 そんなに経済は拡大していないし、むしろ、格差が拡大して、規制を戻し出し、ついには左派政権に変わった結果になったと解説しているね。

A氏 :藤原氏も改革で良くなった点があることは認めているが 、「市場原理」がイデオロギーになって、失ったほうが大きいとしている。
 特に、 教育まで市場原理を適用するのは許しがたいとしているね 。
 全部市場原理、全部市場原理否定の議論でなく、 あるものは市場原理、教育のようなものは規制するとか、内橋氏がいうようにバランスのとれた 第三の道 。
イデオロギー化すると全部市場原理で動かそうとなる 。
 そうなると、 むき出しの弱肉強食の世界 が展開することになるね。

私: とにかく藤原氏は、市場原理の行く先は、アメリカのような弁護士が人口あたり日本の20倍、精神カウンセラーが日本の60倍という世界が待っているという。

A氏 :「 美しい国 」はどんどん消えそうだね。
 藤原氏は、今、進んでいる市場原理主義の道は「 堕落した国 」への転落だとしているね。

私 :これで本当に俺の格差街道は終わりかね。

A氏 :いや、まだ、あるよ。
 同じ文藝春秋に「 成果主義がソニーを破壊した 」があるよ。
 これは正社員も「 仕事の市場原理主義 」で悩んでいる姿だよ。
 市場原理主義社会では正社員も楽でないね。

明日、とりあげようよ。






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Last updated  2006.12.13 05:21:48コメント(0) | コメントを書く


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