PR
Keyword Search
Calendar
Comments
Freepage List
私 : 1月に沖縄の米軍基地反対運動を特集したMXテレビの番組「ニュース女子」 が、 「事実の裏付けが不十分」「一方的な立場で伝えた」などと批判された 。
問題になった「ニュース女子」1月2日の放送 とは、 沖縄県東村高江の米軍ヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設への抗議活動 などを取り上げたもので、 参加者を「反対運動の連中」「テロリストみたい」と表現 したり、 人権団体が交通費相当の金銭を支給して現地の様子を発信する「市民特派員」を募った ことを、「 5万円日当」 などと伝えたりしたというもの。
MX は 2月末 、 「ニュース女子」 について「 適法に活動されている方々に関して誤解を生じさせる余地のある表現があったことは否めず、当社として遺憾 」とする一方、「 捏造、虚偽があったとは認められず、 放送法 及び放送基準に沿った制作内容であったと判断している 」 との見解を公表 していた。
こ の番組「ニュース女子」 はもともと、 制作会社「DHCシアター」(現DHCテレビジョン)で制作されたもの で、 MXが事前にチェックしないまま放送 したもの。
A 氏 :そこで 、MXテレビ は 9月30日夜 、 自ら、現地を再取材した報道特別番組を放送 。
だが、「 ニュース女子」の番組内容を直接、検証する内容ではなく、疑問を呈する識者 もいる。
私 :その 9月の特別番組は、午後7時半から1時間15分、異例のコマーシャルなしで放送 され、それは、「 沖縄からのメッセージ 基地・ウチナンチュの想い 」と題して、 沖縄戦で「本土の捨て石」(番組)とされ、多くの犠牲者が出たことや、戦後も基地に起因する事件や事故が続いていることなどを説明 。
基地への賛否 など、 さまざまな立場の人たちの考えを伝えた 。
番組の中で、「ニュース女子」で批判された放送内容を直接、肯定したり、否定したりする場面はなかった が、 批判された部分を意識して制作したとうかがわせる部分はあった という。
A 氏 : 1月の番組では「反対運動の参加者に日当が出ている」と伝え、事実と異なると批判された が、 今回の番組 では、 反対運動に参加する男性が、取材に「金もらってやってるとかいう話が出るが、年配者が多く、昼飯を抜いたりしてみんなやっている」などと語る場面が放送。
また、 「ニュース女子」では住民の証言をもとに、抗議活動で救急車の通行が妨げられた、とも伝えていた が、 今回の番組では、地元の消防署長が登場 し、「 抗議活動で道が狭いので 、 徐行しないといけないところがある。(搬送者を)収容したあと、確認の意味で救急車に誰が乗っているのか、(救急車を)とめて尋ねてきた人はいた 」と語ったとして、 あいまいになっている。
私 : 沖縄県外の人が反対運動に参加していること について、 1月の番組では、当事者の発言なしで否定的に伝えていた が、 今回は「沖縄を犠牲にして日本の繁栄があった。沖縄の人以上に、県外の人間は反対運動をしていくべきだと思う」という県外からの参加者の声を伝えた。
A 氏 : 今回の9月の番組 について、 MX は「 過去に放送した内容を検証する番組ではない」と主張 しているというが、これは信じられないね。
私 : 識者 は、「 本来は『ニュース女子』の番組内で伝えるべきだ 」として、「 番組審議会 の役割が果たされないことになり、法の趣旨に反する 」と 指摘 する。
MXは7月1日付で考査部を新設 した
A 氏 : 「ニュース女子」について、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は「事実についての裏付けが十分であったのかなどを検証する必要がある」として現在、審議を継続中 。
私 : 別件 だが、 同じ紙面 で BPOの放送倫理検証委員会 は 5日、1月31日に放送されたTBSの、情報番組「白熱ライブ ビビット」で、ホームレスの男性を「人間の皮を被った化け物」などと呼ぶ表現があった問題について、放送倫理違反に当たるとの意見書をまとめ、公表 したと報じている。
TBS広報部 は、 決定を重く受け止め、再発防止を徹底するとのコメント を出したという。
しかし、 このホームレスの問題と違い、沖縄の問題は重い ね。
BPOの放送倫理検証委員会は、どういう意見書を出す だろうか。