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・阪神の大震災の記憶まだ 生々しくありわれの脳内・徹夜したる吾子より知らされテレビ観る 悲惨な街の光景の数々・何をしよう何ができるか自問自答 しながら募金箱に入れるしか すべなく・あの日より二十一年の歳月が 過ぎゆき復興遂げたる神戸・マイナスより また始めたるエネルギーの 果てしなき可能性 人間の驚異・当時一歳 今は成人の男子語る 震災の記憶を消さない忘れさせない・天災の怖さ忘れず備えたき 日々の暮らしの「たられば準備」
2016年01月17日
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・亡き友と 対話しながら散策す 春の息吹を街に探して・水仙も梅も咲いたよ睦美さん 桜も4月には咲き誇るよね・孫の誕生 語れば共に喜びて 明るい声の響き電話口・臥せられし死因病名知らねども 最期の苦しみいかほどかと思う・あの世では先輩だからね睦美さん 下級生のわれの世話よろしくね・もう一度声を聴きたき話たき 叶わぬ悔いが涙となり落つ・われの涙 行き交う人には関わりなく 救急車の音のせわしさを聞く・大切な人の逝けども今宵また 夕餉の支度は省くこと無く・熱い茶を啜れば睦美さん傍にいて 微笑みくれる嬉し寂しい
2016年01月11日
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・友人の妹より届きし欠礼の 葉書に友人の死すことを知る・一年前 電話での会話を思い出す われの初孫を喜びくれし・つかの間のご無沙汰を悔いて訊ねるも 妹は語らず「お察しください」・妹の心身の傷はいかほどかと 語れば悲しみを反芻すると・なぜどうして?詮索すれど戻らない 生命を思い 受け入れるだけ・分かりしこと 友がこの世にいないこと この世での再会の叶わぬこと・18歳に看護学校全寮制の まなびやに出会いたる 彼女と私・二人とも「連む」を嫌う傾向にて いつしかかけがえのない友人となる・お互いの人生を見せ合い歩み来し 長い歳月の様々を思う・弘前に生まれ弘前に死す友は 桜の樹木に戻りて眠る・雪下には 桜のつぼみが膨らみて 開花への序章曲奏でている気配・会いに行くよ 必ずいくよ睦美さん 桜風となりてわれを迎えよ・再会の叶わぬを悔いて 宙を見上ぐ 友の笑顔のゆるりと流れる睦美さん H27年12月22日 逝去
2016年01月11日
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