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・公園の梅の蕾みの膨らんで 「キャンディーズ」の歌の脳裏に聴こえる・温まれるバス内うつらうつらして 春眠のごとき錯覚を覚える・いくたびも聴きたる春の音なれど 胸の高まりは同じにあらず・わがせなを押す北風も春風も 神の使者なるちちはははの腕・あしたこそわたしがわたしらしさ持ち 輝くまなこでこの世に在りたき・ふるさとの雪解けのせせらぎ聞こえ来る 風音に目覚める暁の彼方・静まれる暁の刻に我が心 北のふるさとへ回遊を遂げ・積雪にうっすら明るさ増す窓辺 ガラスの街は繭の中のごと・ねぇかあさん雪解けと共に溶かしてよ わが内に棲むおどろおどろしさをも・雪中に立つ桜木の凛として 春近きことをわれに告げいる
2006年01月29日
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・垣根越しに蝋梅の香り漂いて 散歩の道の楽しみの増す・真白なる雪を受けれど桜木は 身をよじることもなく受け止めている・冷たさや重たさなどは語らずに 木々は真白い雪を受け止め・桜木の枝の先端膨らめば 静かに遠くにシンフォニーを聴く・またあしたがんばろうねと囁けば 頑張らなくてもいいよと わたし・自然体それがいいねと笑顔見せ 賛同している わたしがいます ・蝋梅の甘き香りに包まれる この世の時間を至福と思えり
2006年01月22日
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.いかほどの幸を祈りてか人のみな 初詣に合わせる手のひらの中・羽ばたきは明日へ繋ぐ生(いのち)なる 胸の鼓動の続きいる限り・重圧に流した涙の幾しずく 心の染みとなれど 忘れるさ・顧みる去年の試練のさまざまは 神の掌のなか プログラム通り・どの坂を超したら自分を超せるのか 溜め息混じりに見上げる山頂(いただき)・今日の坂あしたの坂と踏みゆけば 背(せな)を押しくれる風に遇う日も・向かい風追い風なべて風なれば 身の向き変えみん みんなそよ風・新年は朝(あした)の風と手を繋ぎ スキップしつつ未来にジャンプ・臨終の際に流せし母の涙 憩える泉となりて我が胸内に
2006年01月14日
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・いくつもの夢を摘み摘み歩き来て 熱き悔恨を鎮める冬の日・歳重ね重ねた縁(ふち)より悲しみが 音無くさらさら流れる夜もあり ・歳月は憎しみさえも平面と 変え行きいついか慈しみとなる・此れの世に在るかぎり追うは明日という 不確かな時間の幸せのかたち・あのこともこのこともみな善きことと 思いて抱きしむ過ぎし時間を・午前零時時報と共に新年が 刻まれゆけば祈るは平穏・春に向い立つ桜木はうっすらと 色づき初めて躍動告げいる・こうやって生きて流れて何処へゆく 父母もそうしたように私も ・冬空を高々と照らす蒼い月 此の世の汚れを洗うが如くに・木枯らしに背中を押され歩みたれば ちちははの手の温もりとも思えり・あしたこそと思える心の繋ぎ目に 生きて愛した夢を擦り込む
2006年01月02日
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