ワルディーの京都案内

ワルディーの京都案内

2017/05/12
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テーマ: 京都。(6435)
カテゴリ: 京都ガイド諸活動
【 2017年 5月12日(金)】

 今日は午前中、 京都アスニーで「大政奉還」についてのセミナー を聴いた後、 下鴨神社 に向かいました。

 某講座がこの5月から9月にかけて開催されます。我がガイド協会がその講師を務め、午前中に座学、午後から現地研修があります。午後の現地研修の部は、去年入会した新人が担当します。今日が、その第1日で、現地研修が下鴨神社でありました。

 私は、この現地研修の最後の二条城を担当することになっています。基本的な進め方は下鴨神社のそれと同じです。そして、この7月~9月は、「京の夏の旅」で下鴨神社の特別拝観エリアでのガイドをすることになっています。それで、今回下鴨神社での研修を見学させていただいた次第です。

 やはり1箇所で1時間半以上の案内となると、結構詳しい話も必要です。さらに受講者の中には、京都検定1級保持者も何人かおられ、生半可な知識では対応できません。今日の講師の方もかなりの時間前もって勉強されて、本番に臨まれたというのがひしひしと伝わってきました。今まで、聞いたことのない話がたくさん出てきて勉強になりました。また、案内の仕方も色々と勉強になりました。


案内の様子





・ 三井神社 (本殿横)は、三井財閥の三井家と直接は関係ないが、名前が同じなので三井家の方が神社の前に植樹をされたりしている。


・ 谷崎潤一郎 、 川端康成 は一時期、糺の森のすぐ東に住んだ。

石村亭 (せきそんてい)は谷崎潤一郎が62歳から7年間を過ごした場所。当時は 潺湲亭 (せんかんてい)と云われていたが、現所有者の日新電機に渡る際に石村亭となった。通常非公開。

 その北側に 「下鴨泉川亭」 がある。下鴨神社の神官の居所だったが、明治期に一般邸宅として譲渡された。川端康成が「古都」を執筆した場所として知られる。谷崎潤一郎の「夢の浮橋」の舞台となった。レオパレスが邸宅を買収、大規模改修を実施して迎賓館として利用していた。リーマン・ショック以降に、香港系ファンドの会長に売却した。


・ 河合神社 双葉葵 が栽培されていた。花も見ることができた。


双葉葵



双葉葵の花



・河合神社から北に向かう馬場の西側には 神宮寺 があった。平安時代初期、嵯峨天皇が勅願寺として創建したと伝わる。慶応4年(1868年)の神仏分離令により廃絶。平成3年の発掘調査で堂塔の一部が発見された。現在は、池跡と伝わる窪地が残るのみ。





・日本でのラグビーは、今から118年前の1900年(明治33)にイギリス人の慶応大学での指導が始まりとされている。1910年(明治43)に下鴨神社境内にある 糺の森 で、第三高等学校(現在の京都大学)と慶応大学の学生の間で初めてのラグビーの練習が行われた。これが契機となり日本ラグビー界の歴史が始まり、その歴史を後世に伝えるため 「第一蹴の地」

 下鴨神社の末社・ 雑太社 (さわたしゃ)がある。この小さな祠(ほこら)には神魂命(かんたまのみこと)が祀られている。この神さんは蹴鞠(けまり)やサッカーの神さんの先祖にあたり、「魂」は「球」に通じるものとして信仰が篤い。この関連で「第一蹴の地」の石碑が雑太社の傍に建てられた。

 2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップ(W杯)の組み合わせ抽選会が5月10日日に京都迎賓館(京都市上京区)で行われたが、当日、参加各国の関係者が下鴨神社に招かれ、この記念の地を訪問して大会の成功が祈願された。社殿はこの機会にキレイにされたようだ。

第一蹴の地碑



 私の二条城での案内は2ヵ月以上先ですが、しっかりと準備しなければなりません。


 続いて、我がガイド会が案内を担当する下鴨神社の資料館 「秀穂舎(しゅうすいしゃ)」 を見学しました。いつかは担当することになると思うので、この機会に下見させていただきました。

 糺の森を南に抜け、さらに話題になったマンションを両側に見ながら通り過ぎたところにあります。この秀穂舎は一昨年の第34回式年遷宮奉祝事業の一環で、 旧鴨社学問所絵師浅田家邸 を資料館として整備したものです。秀穂舎は、江戸後期に、本宮の正祝(しょうのはふり)を務めた鴨秀豊(ひでとよ)が開いた私塾の名前です。公家や神職の子弟だけでなく、京の町衆の子供達にも門戸を開いた学び舎でした。もとは祝家の 鴨足(いちょう)家 の邸で華表門(かひょうもん)や透塀(すきべい)は江戸時代後期ごろとみられ、数少ない社家邸の面影を残す建物となっています。


秀穂舎



流れる川は 泉川  神職として禊(みそぎ)をする場が設けられています。




 ここの見学を終わって帰ろうと思ったら、催されている御蔭祭の列が帰ってきたところだったので見学しました( こちら )。


(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)



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最終更新日  2019/08/25 10:34:55 PM
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