ワルディーの京都案内

ワルディーの京都案内

2017/07/21
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テーマ: 京都。(6077)
カテゴリ: 常駐ガイド
2017年 7月21日(金)】

 「京の夏の旅」下鴨神社の第2日でした。

 初日よりはリラックスしてできました。暑い一日で、体力的には厳しい一日でした。

 いっしょに勤務をいただいた先輩から、大炊殿の立ち位値は、常に出口が見える位置でとの指導を受け修正しました。


 これから下鴨神社の勤務を投稿するとき、我々が案内する内容を紹介していきます。

 まず特別参拝所です。拝観券を購入いただいた後の、最初の案内場所です。本殿は、通常参拝いただくところからもご覧いただけますが、この特別参拝所では、2つの本殿を南南西の方向からご覧いただけ、正面から見ていただくよりは、全貌がよく分かっていただけると思います。そして、エアコンが効いていて、この季節ホッと一息ついていただける場所でもあります。

 特別参拝所では、下鴨神社の由緒と、本殿を中心に7分~10分程度でご案内します。



●特別参拝所での案内 その1 下鴨神社の由緒

 特別拝観所から左手奥に見える二棟が下鴨神社の本殿です。手前の方が西本殿で、 賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)

 奈良時代に編纂された 「山城国風土記」 によりますと、今の宮崎県、日向の国、高千穂峰に降臨された賀茂建角身命は、神武東征の際、 神武天皇 の元に赴いて、紀州熊野から大和へ至る道を先導しました。これにより天皇より 八咫烏(やたがらす) の称号を頂きました。

 神武天皇在位中は大和の国、葛城にいて天皇を補佐し、天皇が亡くなられた後は南山城の岡田の賀茂に閑居していましたが、その後木津川を下り、鴨川に沿って北上し、今の下鴨神社辺りに落ち着いたとされています。

 その後、賀茂建角身命は丹波の国の神、 伊可古夜日女命(いかこやひめのみこと) を娶り、 玉依媛命(たまよりひめのみこと) をもうけます。東本殿には、その玉依媛命が祀られています。すなわち、親子で両本殿にお祀りされているということになります。

 玉依媛命が鴨川で川遊びをしていると、上流から丹塗りの矢が流れてきたので、それを持ち帰り枕元に置いて休んだところ、まもなく身ごもり、男の子を生んだそうです。お父さんは誰か分かりません。やがてその子が成人になったとき、外祖父の賀茂建角身命は神々を呼び集めて七日七夜の宴を催し、そしてその子に向かって「お前の父と思う人に、この酒を飲ませなさい。」と言います。子は盃を捧げたまま、屋根を突き抜けて天に昇って行きました。天上の雷神 (火雷神(ほのいかづちのかみ)) が父とわかり、子は若い雷の神という意味で 賀茂別雷命(かもわけいかずちのみこと) と名付けられました。そして、 上賀茂神社

 このように上賀茂神社、下鴨神社の本殿には、三代にわたる神様が祭神としてお祀りされているということになります。


ここで使う私製「紙芝居」。当初作成のものから字を大きくしました。






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最終更新日  2019/06/05 01:40:07 PMコメント(0) | コメントを書く


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