さっちゃんのお気楽ブログ2

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2016年06月21日
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渦潮


さっちゃんは、それまで書き溜めていたエッセイの中から
選んだ作品を「藍の風」として平成23年11月に自費出版しました。
下記の文章は、その際に書かれたさっちゃんの「あとがき」です。
発行部数も少なかったので、
ご希望の方にも読んでいただくことが出来ませんでしたので、
さっちゃんのことを知っていただける作品を
何編かこのブログを通じて紹介させていただきました。





これから何をするべきかと考える楽しさに心躍るおもいでした。

勿論、新制中学校が新設されて英語教師として教壇に立つことができ、
職場の皆さまから頂いたご親切やご助言のおかげで
無事勤めることができましたことを心から感謝致しております。

さて、一番に考えたことは、二十余年住み慣れて、心ならずも、
米軍機に追われる様に離れた故郷徳島市へ帰ることでした。

そして戦後二十年お世話になった貞光町をでて
鴨島町に引っ越してきました。
鴨島町には知人もなく、ただ祖先の墓があるだけですが、
何故かご先祖様に近づいた感じがします。

昭和五十年四月、新居が出来たのに病気入院中の母が亡くなり、
一人になってしまいました。

それまで「ひまわり俳句」で高井北杜先生に
俳句を三十年近く教えて頂いていましたが、
平成十年、洋画を教えて頂いていた眞野孝彦のお勧めとご指導で
「徳島短歌」に入会して今年で十三年目になります。
十年目には徳島短歌賞を頂きました。
短歌は奥が深いようで、どの道を行くべきか恥ずかしいことながら、
いまだに入り口辺りでふらふら迷っている感じです。

昭和五十年から六十年代にかけて、
昔の思い出やその日その時に思いついたことなどを
書きためていた短い文章を、この時代に生きて来て、
時の流れに呑み込まれてながらも、
自分の眼で見てきた時代を描き残すことが出来たらという願いから
拙い一文を残すことにしました。

題名の「藍の風」は祖父の代まで藍作りを営んでいた有様を
幼時に見てきた父から時折聞かされていた思い出話から思いつきました。

このたび出版するにあたり、藤原茂喜様に何かとお世話していただき、
お力添えのお蔭と心から感謝いたします。
また多田印刷株式会社の皆さまには大変お世話になりました。
深くお礼申し上げます。

    平成二十三年九月二十日

                堀江 幸子




本郷さん





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最終更新日  2016年06月21日 22時43分03秒
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