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何か問題が起きると、「政治が悪い」「学校が悪い」「先生が悪い」などと言いがちだが、他に責任を転嫁していては何も解決しません。
親が、「全て悪い」と自省することです。
戦前までは、父親は子供をゲンコツで叩いて教え、隣近所の人も子供が悪いことをしていると叱ったものです。
動物も人間も、大きくなってからで反発するだけだが、自我が芽生える九歳頃までにしっかりと躾をすれば自然と身につくものです。
生まれたばかりの虎の赤ちゃんは、おっぱいが欲しくてお母さんのお腹に寄っていき、乳首を探し当てると、その周りを両足で挟んでおっぱいを押し出そうとします。
ところが、前足をかけられた母親は、すごい勢いで我が子を蹴ります。ときには、赤ちゃんは一メートルも吹っ飛びます。
おっぱいを飲みたい一心の赤ちゃんは、蹴られても蹴られても寝そべっていているお母さんのお腹にスリ寄っていきます。
そのうちに、赤ちゃんは前足の鋭い爪を立てないことを覚えます。
これは、爪が鋭い武器であることを教えるとともに、仲間といるときは爪を立てないように教えるのだといいます。
この頃では、暴力禁止といって体罰を禁止するが、人間の親も虎の教育を見習って、ときには体をもって教えることも大切です。
この頃の子供たちが、暴力を振るって人を殺してしまったりするのも、幼いときの厳しい躾の不足からくるような気がします。
「大概の家では、子供が三歳位まではべたべたと甘くし、その後もチヤホヤと育てる。それは間違っていると思う。
私の家では、子供が三歳までは間違ったことをしたら夜中に水をかけるまでして躾ました。
子供はそれが身にしみて、ことの善悪を覚えるのです。
そして三歳過ぎたら子供の人格を認めて話して聞かせてから、もし分からないときは体罰もしました。
三歳までに躾れば、恨みは残らず躾だけが残る。
三歳過ぎてそれをしては、恨みだけが残って躾は残らない」とある主婦は言います。
欧米では、物心がつくまでの子供は厳しく躾られます。
親が愛情に溺れて我が子を甘やかすのは養育責任の放棄であるとして世間の指弾さえ浴びます。
とくに将来上に立つ階層の子ほど厳しく、高校に入る頃にようやく自律が認められるのが伝統です。
躾のためには(虐待は別)、自我が出るまでに体で覚えさせることも大切だと思います。
終わりに 2018.04.21
番外編 終わり良ければ総て良し 2018.04.20
番外編 終わり良ければ総て良し 2018.04.19