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ワクシマ

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2006.04.07
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◎「夏」へ気持ち新た 監督「投打にもう一つ核」
2006年03月28日


高崎商の石川翼投手=阪神甲子園球場で

 第78回選抜高校野球大会に出場した高崎商は、初戦で日本文理(新潟)に惜しくも敗れた。「投打ともに、夏までにもう一つ核になる選手を育てたい」と住吉信篤監督は試合後に言った。甲子園で課題と手応えを得て、高崎商は気持ちを新たに夏に向かう。

 「投手の攻略が鍵」。初戦を前に両校の監督は口をそろえた。日本文理は、高崎商の主戦・石川翼君(3年)を強く警戒。ビデオを繰り返し見て研究し、左腕攻略のため先発メンバーを入れ替え、右打者を並べる念の入れようだった。

 石川君は決して本調子とは言えなかった。ひじに不安を抱え、「制球が乱れて、思うところに投げられなかった」と振り返る。四死球で走者を出し、「弱気になって自分の投球が出来なかった」。甘く入った球を相手打線は見逃さなかった。試合後、「今の本当の実力がさっきの投球」。ひじのせいではないと言い切り、エースのプライドをみせた。

 高崎商は下位打線も含め、日本文理の2人の投手から10安打を放った。ほぼ毎回得点圏に走者を進め、2キロの鉄製バットを振って鍛えた効果も垣間見えた。だが、継投した投手の低めの変化球に手を出すなど、あと一歩攻略しきれなかった。

 春夏連続の甲子園出場は簡単ではない。各校は夏に照準を合わせた練習を続けているからだ。住吉監督も昨秋の関東大会が終わった段階で、「目指すのは来夏の甲子園」と選手に言い聞かせていた。選抜という目標を得て、冬場の練習の目的意識は高まった。

 春季県大会も来月開幕する。夏の頂点に向けた戦いが始まる。


2006年03月31日

 第78回選抜高校野球大会(日本高野連、毎日新聞社主催)は30日、東海大相模が2回戦で清峰(長崎)と対戦し、延長14回の熱戦の末、2―3で敗れた。1点差の8回に、田中大の適時二塁打で追いつく粘りを見せたが、先発の高山が力尽きた。前回出場の昨年に続き、8強入りはならなかった。2回戦を突破した横浜は、31日午後1時半から準決勝進出をかけて早稲田実(東京)と対戦する。

 ◎…時折強い雨が降る悪天候の中、東海大相模は延長14回、清峰に決勝点を許し惜しくも競り負けた。

 東海大相模は3回表、清峰に押し出しで先制を許した。しかし、次打者を併殺にしとめ、流れを引き寄せると、裏に先頭の鈴木が左前打で出塁。四球二つと犠打で1死満塁とし、竹内が左翼に犠飛を打ち、すぐに追いついた。

 その後、打線は清峰先発のエース有迫の球に的が絞れず無得点が続いた。6回に犠飛で再び1点リードされたが、8回、四球の竹内を一塁に置き、田中大が今大会初安打となる適時二塁打を右中間に放ち、再び追いついた。

 9回以降はお互い好機はつくるものの、膠着(こう・ちゃく)状態が続き、試合は延長14回を迎えた。

 清峰は失策で出塁した田辺を犠打で送り、2死二塁。有迫の左前打でかえり、勝ち越した。

 先発高山は序盤は制球に苦しんだが、中盤以降持ち直した。カーブとスクリューを低めに集め、持ち味の打たせて取る投球で、清峰打線をほんろう。決勝打を許したものの、延長14回193球を1人で投げきった。

◆いい球振れず(東海大相模・兵動悟主将)

 勝てる試合だった。悔しい。球の見極めが大事だったのに、いい球を振れなかった。打てないと気づいてから焦りが出た。大舞台で力を発揮するのは難しい。夏に戻ってこられるように強い気持ちで練習したい。

◆一押し出来ず(東海大相模・門馬敬治監督)



◆4番の意地見せた一振り 東海大相模・田中選手

 試合前から降っていた雨がやみ、日が差した。1点差で迎えた8回、1死一塁。東海大相模の4番田中大二郎君は清峰のエース有迫亮君の初球、高めの直球を思い切り引っ張った。打球は右中間を破り、走者竹内和宏君をかえした。田中君は思わず、両拳を突き上げた。

 昨年の選抜で2試合連続の本塁打を放ち、一躍注目選手となった。しかし、今大会はマークが厳しく、この打席まで無安打が続いた。「自分が打たなければ」。4番を気負いすぎていたが、この日4回目の打席は違った。「開き直って、フルスイングできればいいと思って打席にたった」という。

 試合は延長14回まで激闘が続いたが、2対3で敗れた。「甲子園はやってきたことがそのまま出る場所。悔しいけど、夏につながると思って、また鍛え直します」

◎横浜圧巻、「春」満開 「つなぐ野球」結実V



清峰に大差で勝ち優勝、マウンドに集まり喜ぶ横浜の選手たち=4日午後、阪神甲子園球場で

 第78回選抜高校野球大会(日本高野連、毎日新聞社主催)の決勝が4日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で行われ、打線が爆発した横浜が大会決勝最多の21点を挙げ、初出場の清峰(長崎)を零封して優勝を飾った。名門・横浜の選抜優勝は8年ぶり3回目。集中打と巧みな走塁はこの日も健在だった。

◎…四死球17、犠打6、そして三振はゼロ。大会決勝で最多となった21得点は、安打だけで生まれたのではない。むやみにバットを振らない横浜の「つなぐ野球」だからこそ達成できた記録だ。

 初回こそ無得点。だが選手たちは、清峰のエース有迫の変化球の制球が定まらないことを、打席やベンチから確認していた。

 「直球を狙っていけ」。渡辺監督が指示した。変化球でボールが先行するとストライクを取りに直球を投げてくる。横浜打線は、その球を待った。

 2回、1死から四球で出た7番高木を8番川角の犠打で進めると、9番越前が右前に流し打ち先制。さらに単打、死球で2死満塁とすると、高浜が三遊間を切り裂くような強い左前安打を放ち2点を追加。

 その後も、ボール球を見極め、無理にバットを振らない。4回は、相手の四球や失策につけ込み、盗塁と犠打もからめて2得点。効果的な攻撃をみせ、試合の主導権を完全に握った。

 抜け目のない攻撃に打線の勢いが加わったのが6回の9得点だった。1死満塁でも大振りせず、犠飛を確実に決めた1番白井の打撃が象徴的だ。その後の、古城、高浜、下水流と続く3連続安打につながり、だめを押した。

 守っては、エース川角の左から繰り出す外角低めの直球がさえた。「点を取ってくれても、気を抜かないようにした」

 2回、三塁線への二塁打を浴び、直後の四球、犠打で1死二、三塁とピンチを招いた。だが、次打者を二飛に打ち取り、次はすべて空振りの三球三振。相手に傾きかけた流れを断ち切ると「よしっ」と力強いガッツポーズを見せた。

 7回に代わった投手浦川は変化球と直球を低めに投げ分けて無安打。二塁を踏ませない好投を見せた。

 清峰は3回2死一、二塁の好機に、4番木原が一、二塁間に強烈な打球を放ったが、二塁手白井が横っ飛びで好捕するなど、横浜内野陣の堅い守りに、得点の好機をことごとくつぶされた。

◆気持ちを切り替えて夏に(横浜・福田永将主将)

 本当にうれしい。主将として仲間をまとめるのは大変だったが、やってきてよかったと思う。チームのみんなが勝ちたいという気持ちで一つになれた。夏に向けて、また気持ちを切り替えてやっていきたい。

◆この年で優勝できるとは(横浜・渡辺元智監督)

 大量点を取ったことより、0点に抑えて勝ったことがうれしい。相手は連投で目いっぱいだったので、キレがなかった。気の毒だった。この年になって優勝できるとは思っていなかった。選手をほめてやりたい。

◆横浜の力、見せつけられた(清峰・広滝航主将)

 横浜の力を見せつけられた。点差が開き、つらい試合展開になったが、チームのみんなとは、最後まで楽しんで戦うという気持ちで一致していた。体力と精神力を鍛え直し、夏も甲子園の舞台に帰ってきたい。

◆この経験、選手はプラスに(清峰・吉田洸二監督)

 点差以上に学ぶところが多かった。横浜は、今まで当たったチームと違っていた。選手たちは準優勝したからと言って生意気になったり、威張ったりすることなく、この経験を人生でプラスの方向に生かしてほしい。

◎早実終盤に意地 熱闘3連戦、8強誇り
2006年04月01日


試合に敗れ、アルプススタンドの応援団にあいさつに向かう早実の選手たち=阪神甲子園球場で

 熱戦のヒーロー、最後は力尽き――。大会第9日の31日、早実は準々決勝で横浜(神奈川)と対戦したが、3―13で敗れ4強進出を逃した。関西(岡山)との引き分け再試合を含め3日連続で登板したエース斎藤佑樹君は、立ち上がりを横浜打線に攻められ、いったんは降板。大量リードを奪われたまま終わるかと思われたが、エースの再登板に応えるかのように7回には待望の得点が入り、最後まであきらめない早実野球に観客席からは大きな拍手が送られた。

 ◎…延長15回の果ての再試合を含め、連日の接戦をしのいできた早実に余力はなく、ベスト4を前に力尽きた。

 エース斎藤は「立ち上がりから切れがなかった」(和泉監督)。制球が乱れ、直球にも力がなく、3回までに6失点。継投陣も力を発揮できなかった。関本は「持ち球のカーブが曲がらなかった」。塚田は「コーナーを丁寧につこうとして、逆に四球を出してしまった」。痛いところでの暴投や守備の乱れもあり、5回までに13点の大量リードを許した。

 しかし終盤、持ち味の「粘り強さ」を見せた。

 7回、途中出場の内藤が内野安打で出塁すると、3連続四球でまず1点。1死満塁の好機で小柳が打席に立った。「監督から応援しているみんなのために意地を見せろと言われた」と小柳。内角直球を思い切り振り抜くと、つまり気味の打球は中前に。二者を返して、意地を見せた。

 6回から再登板した斎藤も調子を取り戻し、3回を無失点。最後の打者を空振り三振に仕留めた。





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Last updated  2006.04.07 19:43:00
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