2012.05.20
XML
Twitterでこの「マックコーヒー戦争」について…「カフェやりたいとか言ってるメルヘンはこういうの読まないんだろうなぁ。」ってきたので…「業界全体がメルヘンだから」って返事しました。

そんなこんなで、地味なんだか、受けないんだかいつも反応が薄いさかもとこーひーのブログですが…いつもより反応があるので…日曜営業のすき間を見つけて今日もアップしてみます。

もう何度も書いてますが…喫茶店、カフェは生産性が低くいのがビジネス的には最大の欠点なんですが、逆に利点もあると思います。

それは、長年喫茶店を開業したい人が途切れなくいるように、コーヒー、喫茶、カフェは、気軽にできて、気軽に来店してくれる強み、特徴があるということなんだと思います。

さかもとこーひーのお客様の中にもいらっしゃって…上手にカフェの良さを活かしているなぁーと感心しているのですが…カフェをするんなら、カフェをメインにしないで…物販や教室セミナーをメインにして、カフェの来店しやすさを利用するとまぁ成り立つ可能性があると思ってます。

近所で、住宅地の奥の奥に人気のカフェがあるんですが…営業は金曜と土曜日だけ、平日はパンやケーキの教室なんです。自宅で主婦の方がやっているんですが…無理無く、ご自身のやりたいことを出来ているんだろうなぁーと思います。

さかもとこーひーのお客様では、ギャラリーしながらカフェをしたり、ギャラリーや古書店をしながらカフェをしたりしているお店もあります。

ギャラリーや古書店は、敷居が高かったり、来店数が少なかったりするリスクがありますが…そこにカフェがあるだけで、コミュニティもできるし、気軽に来店できるし、古書や作品が飾られている空間でお茶するのはなかなか魅力的ですし…カフェの売り上げだけで経営していかなくても良いし…羨ましいくらいです。

ただ、ブックカフェとかいって、本屋さんにカフェを併設するパターンがありますが…これだと、カフェだけで維持経営していくので、カフェを営業する側はあんまりメリットないと思います。



マックは24h営業を増やしたり、ドライブスルーに力を入れたり、朝マックしたり、小規模店閉鎖して一定の立地や規模で利益性の高い店舗に集約したりして…考えている事が明確です。客数を増やすってことですね。

そこにカフェが加わりますからね。

カフェだけで営業している店はたまったものではありません。知らず知らずのうちに~♪影響でてくるでしょう。

勿論、お客さんにとって価値があるのが前提ですが…リニューアルして、デザイン変えて、商品にも力を入れていますからね。

コンビニだと、もうどんどん時代やお客さんが変わって行く事に、ビシビシ対応していって…もう飽和かと言われても、まだまだ伸びていますから…その変化に対応していくことに感心しますが…コーヒーもそのひとつなんでしょう。気がつくと、コンビニでコーヒー買うのが当たり前になるかもしれません。

ようするに、コーヒーのフロントエンドとしてのポジショニングを上手に利用しようとしているんだと思います。

ドトールやスタバはその点凄いですね、コーヒーをメインに伸びていますから。(コメダやサンマルクはコーヒーをメインにしているようで、実はフロントエンドにしていると感じています。)しかし、そうであっても喫茶カフェの
生産性、利益性の低さがついてまわります。それはチェーン化、店数の多さがカバーできるわけです。或は、客数の多さですね。客数の多さは最低500人/日必要でしょう。

アメリカの成功例は、客数の多いカフェで立ち上げ、そこからはBtoBでしょう。カフェだけでは、大きなチェーンに適いませんからね。


先日、O珈琲で働いている若い人がさかもとこーひーにきました。ブログを読んでいるそうです。O珈琲はかなり意欲的に頑張っていると思いますが、カフェ、BtoB、量販店ルートのBtoCと戦力分散しているので、それぞれに競合が多く、
なかなか勝ち目の薄い戦略だと思いますが、さてどうなるでしょう。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.05.20 15:08:50
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: