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あっという間に、7月中旬ですが・・・夏日から真夏日が多くなってきました。蒸し暑かったり、雷雨があったり、コンデション整えるのがなかなか大変です。毎朝ストレッチ後の朝食とこーひーだけではだるさが残り、店に来てアイスコーヒーを飲みながら事務仕事をしていると、ようやくすっきりとして調子が上がってきます。若い頃、真夏のテニスコートで顎からボタボタ汗を落としながら「汗だけはプロ並み」と笑っていましたが・・・あれから40年50年経ってしまいました。
金曜日は遠方から焙煎の一日セミナーに来られました・・・焙煎の考え方や基準の説明、持参した豆とさかもとこーひーを並べてのカッピングして、どの味が焙煎のどこからきているのかとか説明を繰り返しました。千葉の外れまで来られるからにはみなさん真剣なので、かなりエネルギー使います。業界の常識とは違うことばかりなので、考え方を切り替えるのが大変そうです。分かればシンプルで中学生でも分かりやすい理屈なんですけどね。
そうそう、達郎のツアースケジュールが出てきて、昨年よりかなり減っていました、半分近く?まぁ、72歳の年齢からしても仕方の無いことです。自分自身でも公民館のセミナーを2時間終えるとへろへろになってしまいます・・・昔なら午前・午後と2回回しでもできたのに!・・・目の前のお客さん相手はかなりエネルギー使いますからね。
立川談笑師の一番弟子吉笑が真打披露を派手に行いました。談志師の孫弟子になりますね。帝国ホテルで600人集めての披露、さらに高円寺に寄席を作って10日間興行・・・談志師は披露は派手にやれと言ってましたから、その通りにぶち上げました。
真打披露は二つ目時代の贔屓、常連さん、スポンサー等々との関係性が出ます・・・まぁ、笑点に出れば全国区の人気に一気になりますが・・・20人50人100人の小さな落語会の積重ねがあれば・・・真打になっても自分のお客さんがいますので安定します。(勿論、しくじりがあっては難しいでしょう。志の輔師は談志の弟子でいてまず役立ったのがお礼状をすぐ出すことだと言ってました。)
談志師は笑点の司会していた60年前に・・・それまでクレージーキャッツやドリフターズ、コント55号やTVの寄席番組で大笑いしていたのに・・・談志師の司会で、また違う笑いをおぼえました・・・洒落の効いたやりとりが一生楽しめる笑いに引き込んでくれました。
その後、二十歳くらいで寄席の談志師を観て、追いかけるようになり、協会を出て立川流を作り・・・志の輔師は寄席に出られなくなり、自分で場所を作り、談春、志らく、談笑と続いたわけです。
志の輔PARCOは志の輔師が40代でぐいぐい登り坂・・・寄席の落語家との違いで世代交代が伝わってきて、追いかけて、30年40年楽しんできました。30年前40年前の淀んで燻んだ寄席の空気とは違って、舞台から照明からBGMから演出から、肝心の落語までライブそのものでした。今でも志の輔PARCOのお客さんは他の落語会とは趣が違いますね。
そんな志の輔師も70代の大看板・・・そこへ吉笑師の大仕掛けで世代交代を感じるなんて!・・・志の輔、談春、志らく、談笑等々寄席に出ないで、自分たちの高座をを作ってきたのを観てきたので・・・さらなる世代交代には、時の流れを感じるだけです。
そこへ、「演芸写真家 橘蓮二 30年の記録」が届きました。いきなり新風吹き込んでいる桂二葉ちゃんと春風亭一之輔師が出てきて・・・最後は立川談志師・・・30年前なら志の輔師が前面に出ていました。
そんなこんなで・・・自分を振り返ると、20歳頃は自家焙煎店が限られていて名店と呼ばれるお店が何店かありました。20代になると自家焙煎店が増えてきましたが、素材はプレミアムレベルで今のようなクオリティはなかったものです。焙煎した豆の新鮮さや深煎りをアピールする店が多かったものです。
あの頃は、古い酸化したコーヒーばかりだったのです・・・しかし、新鮮でも不味いものはいくらでもあるもので・・・コーヒーでも新鮮でも素材の良く無いもの、焙煎の良く無いものもあります。新鮮さアピールはなんか違うなぁーと思ってしまいます。それに、素材のクオリティや焙煎のクオリティで鮮度の持ち具合も違ってきます。
2000年頃にスペシャルティコーヒーに出会い、毎年アメリカSCAA行ったり、たくさんのカフェを訪れたり、産地へ行ったり・・・その後スペシャルティコーヒーの素材を使えるようになり、焙煎の精度を高め、ブレンドを極めてきました。
ローカルな自家焙煎のビーンズショップなので・・・同世代むけのこーひーを意識してきました、最初は40歳前後だったので、その頃の30代40代向けのお店です・・・あれから、一緒に30歳年取って、今は60代70代になっています。幼稚園ママだった常連さんがお子さんの就職た結婚、お孫さんの話題が出るようになっています。よちよち歩きだったお子さんが結婚して、常連さんにもなっています。
20代は少ないですが、今の30代40代50代の常連さんは多いです・・・40代50代の知り合いも常連さんもいるので感覚的に無理がありませんが、30代の価値観は少し離れているので、カフェの店主やバリスタのみなさんとのコミニケーションを大切にしています
まぁ、息子が30代と40歳ですので、その辺の価値観は息子二人の方が実感ありますね。
8月で32周年、最初の独立紅茶の店テ・カーマリーからは42年・・・拡大意欲もあまりなく、好きなコーヒーや紅茶でふらふら生きていけたらいいなぁーと思ってきましたので・・・30年40年経ってもあまり感慨はありません。それより美味しいものを食べたり呑んだりできるのが嬉しいです。
そうは言っても、世代交代は意識します・・・不易流行、コーヒーや紅茶の魅力、そのひと時を大切に・・・時代は変わっていきますので、それなりに変わっていけるさかもとこーひーを意識しています。
新しい世代には新しい風が心地よいでしょう・・・7/14と28の月曜日は若いバリスタ相手にブレンドのワークショップです。
さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
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