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9/24(水)は朝から爽やかで、もうTシャツ1枚では肌寒く感じました。夏の間止めていた朝のおゆみ池ウォーキングもスタート・・・朝や夜のストレッチはしていましたが、また歩きます。おゆみ池には鴨の親子や白鷺がいて、亀が甲羅干ししています。
今週は、テニスのジャパンオープンが始まりました・・・錦織選手は故障で出場できませんが、世界の若手のトップのプレイを追いかけています、島袋選手が1回線に勝ちました、素晴らしい。ボクシングでは井上拓真と天心の試合が決定しました。どちらもリスクを背負った注目のビックカードです。
そうそう、土曜日には高校のクラス会がありました・・・古希になって元気なうちに会っておこうと思ったようです、幹事さんご苦労様です。前回がいつだったか忘れていましたが、なんと20年ぶりだそうです。3年間クラス替えが無かったので、妙な連帯感がありました。神奈川や都内からも駆けつけて、20人弱集まりました。近況やら高校時代のアレコレ、同じエピソードでも人によって記憶が違うのが面白かったです、内容は昭和昭和ですね。中学の同窓会とは少し違った趣きでした、2次会にも参加、次は来年になりました。
そんなこんなで・・・最近カフェの若い人向けに、ブレンドのワークショップをしていますが・・・ブレンドの基本的なカッピングをしながら、徐々に各自のオリジナルブレンドへと進めています。
若い人へ色々なエピソードを話しながら・・・各自のオリジナルブレンド、季節のブレンド、カフェやレストラン向けのブレンド作りを振り返っていると・・・YouTubeでのコーラスの話しが浮かんできました。
佐々木久美さんというコーラスで40年以上のベテランの方がいますが・・・その人はコーラスの仕事で「ブレンド」という言葉をよく使っています。久美さんは、達郎のコーラスを長くやって、その後もMISIAやルパンティック、最近では薬師丸ひろ子さんのコーラスもしています。因みにお嬢さんの詩織ちゃんは陽水からルパンティックもやっていたし、最近はユーミンのコーラス等でも活躍しています。紅白や色々な歌番組でも見かけて、活躍が嬉しいです。
コーラスのブレンドは、3人のコーラスだったら、3人で1人になるイメージ、3人で一つの塊になるよう、その目標に向かって歌うといったようなことをおっしゃっています。ゴスペル等で何十人のクワイヤでも一つの塊になるようにしているそうです。
さかもとこーひーのブレンドも同じで、3つ4つの豆を使いながら・・・シングルオリジンには無い一つのブレンドになるよう、あるいは新しいシングルオリジン的なブレンドなるようイメージしています。
そんなこと考えていたらミュージシャンの解説YouTubeで・・・ シュガーベイブ (達郎デビューのバンド)は50年前に テンションコードを多用していて、都会的な作風になっていると (シティポップブームの魁ですね) ・・・テンションコードはジャズ的な複雑な響きなコードで歪んでるギターとは相性が悪くて、きれいに響かないそうです。
テンション・ノートとか テンション・ コードとかたまに聞きますが・・・ テンションノートとは、 コードの基本的な音にさらに音を重ねて緊張感(テンション)を与える音のこと で、これらを加えることでコードに複雑さや奥行きが生まれ、オシャレで豊かな響きになります・・・とありました。
さかもとこーひーのブレンドの考え方は・・・あまり複雑な味わいでは無い基本的な豆をベースにして・・・際立つ魅力、個性的な魅力の豆を少し使って 、ベースの味わいにときめき感をブレンドする感じになっています。
ベースにする豆はブラジル、コロンビア、グアテマラ等々で・・・テンション・ノートになる豆はグアテマラ、モカ・イルガチェフェ、モカナチュラル、タンザニア・ムベヤ、コスタリカ・シンリミテス、パナマ、ケニア、マンデリン、パカマラ、ゲイシャ等々があります。
グアテマラはフローラルやハニーライクといったとっても魅力的な香りや味わいがあるので、使い勝手が良いのですが・・・気をつけないと何にでもグアテマラを使ってしまいます(笑)
魅力的だと言って、際立つ魅力のある豆をベースに使うと・・・それならシングルオリジンの方がより魅力的となりますので、要注意です。
まぁ、大前提として、誰に向けてのブレンドなのか?が基本になります・・・毎日気軽に飲むブレンドや季節感のあるブレンドとか、それぞれの魅力を大切にします。そして、常連さんが基本ですから・・・常連さんでのお好みを大切にしています。
その辺をイメージすることがスタートになります。
まぁ、詳しく話すと酸味のクオリティやボリューム、キャラクターの組合せがポイントになります。フードやスイーツとのペアリングも同じで、油脂分やフルーツ等に酸味のバランスを合わせていきます。
サンクオピエさんの季節のコースは3種類ののデザートなので・・・チョコやフルーツ等々のキャラの違う3種類に1つのブレンドで合わせますが・・・ベースになる豆、テンションノートの役割の豆をあれこれ合わせて、コーヒーだけでもバランスの取れた味わいに仕上げます。
秋のコースのデザートは・・・「栗粉のパウンドケーキ、ショコラのマルブレ」「栗・オ・レのソルベ」「ルビーチョコのムース、キイチゴのコンポート添え」・・・の3種類です。
栗の粉とチョコのマーブルケーキ、栗とミルクのソルベ、ルビーチョコのムースにキイチゴと多彩です・・・これに1つのブレンドで合わせるのですが、まぁ10分15分で仕上げます。ジャズのセッションやっているような楽しみです。栗とチョコなら合わせやすいのですが・・・ルビーチョコとかキイチゴとか入るとペアリングの難度が上がります、慣れたものですが(笑)
まぁ、今のようなクオリティの豆を使えるようになったのが大きいです。 テンションコードは歪んでるギターとは相性が悪いというのと重なって、クオリティが低い雑味や酸味の豆では合わせられませんね、当然豆のクオリティ高くても焙煎に問題があると相性が悪いですし、ブレンドしてもあまり効果的では無いでしょう。
ブレンドのアドバイスをよくしますが・・・使っている豆はそのままに比率を少し変えるとグッとバランスがよくなり、魅力的になることがあります。その辺は一つの塊に仕上げる意識次第だと思っています。
さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
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