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あっという間に11月、今週は晴れて、少し冷たい空気が気持ちよかったです・・・日中陽が出ると上着が要らない陽気で一番好きな季節です。これから小春日和の12月初めまでがいい季節ですねー。
スーパーにミカンが出てきたので買ってきました・・・小粒のミカンですが、元々小粒なミカンが好きですし、甘くてついつい3個4個と食べてしまいます、まぁ甘いんですが酸味が乏しくて、酸味と甘さのバランスが良いと完璧ですが(笑)
かみさんの実家の柿も豊作でどっさり取ってきました・・・なんの手入れもしていないのでそんなに甘くないんですが、さっぱりして美味しいです。熟した甘い柿も美味しいですが、硬めの柿も好きです。我が家の庭には以前渋柿と甘柿とあったんですが、リフォームの時に切って今はありません。
そんなこんなで・・・先日大手のコーヒー会社やスタバの値上のニュースが入ってきました。業界情報で大手の卸価格も伝わってきていますが・・・その値上幅の大きさに驚くとともに、高品質豆と低価格豆の値段の差がなくなってきていますので、大手でもそうなるのかと納得しています。
大手は、以前でしたら豆が高騰すると安い豆を使う割合を増やしたりしたものですが・・・その安かった豆も高騰しているので、逃げ道が無くなってきたわけです。
缶コーヒーでも・・・相場が安い時は良い豆を使って、結構美味しかった時代がありました・・・しかし、相場高騰すると味が落ちていって、分かりやすかったものです・・・円安は厳しいです。
自営レベルの自家焙煎店の閉店も目立ってきました、大手も個人店も大変な時代になってしまいました。
先日の到着ロットのカッピングと産地の情報交換会を受けて、来年に向けての生豆の手当や、価格を抑えるためのブレンドの見直しをしています。
ブラジルは1年で50%、コロンビアは35%も高騰・・・他の産地は元々高いのですが、やはり20%前後の高騰になります。さかもとこーひーは同じくらいのクオリティの豆を使っている同業者の30%~50%くらい安くなるよう、価格を抑えていますが・・・在庫していた生豆が11月12月には無くなりそうです。
さかもとこーひーは、20年になるパートナーインポーターさんの協力で約1年分の生豆を調達しています。(お米の高騰でTVに映った温度・湿度を管理している定温倉庫に預けて、毎週3回4回と店に届けてもらっています。なので、店の生豆在庫はどんどん回転するようにしています。)
ここ数年はクオリティのバランスを大切にして、クオリティを守りながらオーバースペックにならないよう気をつけています。買付け価格も業界相場よりも有利になっています。
このところ自家焙煎店のSNSで、豆の高騰だけでは無く、いつもの豆の欠品で困っているとの投稿が増えてきました。新しい自家焙煎店はネットで仕入れている店が増えていますので。そういった問屋は在庫切れが増えているようです。(最近は生豆を少量でネット仕入れできるので、使用量少ない店でも自家焙煎しやすくなっています)
さかもとこーひーは年間計画で1年分抑えているので、その辺は困っていませんが・・・予定よりも使いすぎると慌てることはありますが・・・それでも早め早めに手当してますので、なんとかなっています。
そして、12kg焙煎機なので、自家焙煎店の5kgや最近多い1kgの焙煎機よりも生産性が高いこと・・・喫茶をしていないのと、通販が7割8割、500g袋が多いと言うことで・・・少ないスタッフで豆の販売・通販に集中して、ローコストで経営できています。
そんなやり方で価格を抑えられていますが・・・それでもかなり」厳しい状況になっています。在庫の生豆を使い切った順番で価格を見直すことになりますが・・・それでも、原価をかけられる、原価率を高められるので最小限の値上げに抑えられるよう、あれこれ頭に汗をかいています。
さかもとこーひーは「コーヒーのある日常、暮らし」を大切にして33年目になります・・・マニアや趣味向けのコーヒーではありませんので・・・減価率を上げてでも暮らしの中の価格でお届けできるよう、ジタバタしています。
最近増えているカフェやレストラン向けの卸は・・・飲食業界の厳しさを知っていますので、安定したクオリティでの価格維持を心がけています。
そうは言っても店で工夫できる部分とどうにもできない部分がありますので、その辺ご理解をよろしくお願いします。(せめて消費税の負担が無くなると良いのですが、なかなか減税になりそうもありません)
今回は、さかもとこーひーのクオリティ維持と価格の裏事情の報告でした・・・普段表に出さない話しですが、あまりにも仕入れ価格の高騰が続いているので、説明しました。まぁ、年間契約で確保していること、オーバースペックにならないクオリティ維持をしていること、焙煎量や500g袋の増加、少ないスタッフで生産性を上げていることといった内容でした。
50年のキャリアが試されていると心して、ご常連の暮らしに寄り添い、卸先のカフェやレストランのお役に立てるよう頑張っています。
さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
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