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過ごしやすい陽気になっています・・・毎朝散歩するおゆみ池は桜が終わってツツジがきれいです。池を渡ってくる風が冷たくも無く暑くも無くて気持ち良いです。カエルが鳴き始めましたが、今年は稲の苗の育ちが早いようで、田んぼに水を張るのも早かったし、田植えも早いようです。
先日鐘ヶ淵の焼き鳥屋さんに行く前に両国のカフェに寄ってみました。ふた月ほど前に寄った両国のカフェが美味しくて、両国はカフェがたくさんあるそうで・・・今度は違うお店に行ってみました。
小さなお店で、若いスタッフさんがふたり感じよくて・・・ブレンドを頼んだら、まろやかでクリーンで冷めても美味しいコーヒーで、近くにこういうカフェがあったらご機嫌だろうなぁーと嬉しくなりました。
都内出るとカフェを探して行くようにしてますが・・・有名店でもひと口ふた口で飲めなくなるようなお店ばかりで、かなり絶望していたのですが・・・両国で2店美味しかったので、希望が持ててきました。
そうそう、鐘ヶ淵の酒亭田中さんでは焼き鳥は勿論ですが、筍と蕨が震えるほど美味しくて・・・これって立派な爺い(笑)だと自覚しました。
そんなこんなで・・・サポートしている仲間からエチオピア・モカナチュラル4つ送られてきました。同じ生豆、同じ基準の焙煎、微妙な違いをカッピングしてほしいとのことです。
カッピングすると、4つともにきちんと焙煎できていますが・・・1つは見事な仕上がりで抜きん出ています。次の1つも魅力的ですが、最初の1つに比べるとエレガントさとか、余韻のときめき感とか、繊細なマウスフィールとかが届きません。そして残り2つは香りもマウスフィールも余韻も魅力が出来っていません。
その辺を電話で話すと意見が一致しました・・・そこが感じられると次のステップに進めますが・・・それがどうしてなのか分からないと!
その日の焙煎の1バッチ目の焙煎と3バッチ4バッチ目では焙煎機のコンデション・釜や煙突の温まりかた等々の影響を受けるので・・・さかもとこーひーではポテンシャルの高い、ようは仕入れ価格が高い豆は焙煎機のコンデションが安定する3バッチ目4バッチ目に焙煎するようにしていると伝えました。
そうなるとさかもとこーひーのような小さな自営レベルの店でも毎日5バッチ6バッチ焙煎するような安定した商いにすることがクオリティアップにもつながるという、内緒の話し(笑)になります。
クオリティを目指したり、丁寧な仕事をしようと少量で焙煎することが必ずしもクオリティアップにはつながらないという話しです。もっとも、大きな会社のような大量生産でもマイナス面はあるので・・・個人店にとってどの程度の販売量・売上が良いのかという問題があるのです。
スペシャルティコーヒーはクラフトなんで、クラフト仕事としてバランスの良い売上や販売量があります。販売量が少ないとクオリティアップが難しく、経営的にも厳しい・・・反対に販売量が多すぎるとクラフトというより大量生産仕事になって、きめ細かさが難しくなります。
最近は1kg焙煎機の売れ行きが目立っているようです・・・焙煎機が高くなりましたので、最初は小さな焙煎機からスタートというのも分かりますが、地道に常連さんを増やして、ある程度の焙煎量になればコーヒーが安定して美味しくしやすくなるし、商いもよくなるでしょう。
さかもとこーひーは1993年に5kg焙煎機で開店して、2012年に今の12kg焙煎機にしました。19年は5kg焙煎機で、その後12kg焙煎機で14年経ちました。
2001年にマイアミのSCAAに行った時、プロバット焙煎機のブースで5kg焙煎機はデモンストレーション用だと言われたことが忘れられません。その後プロバットの5kgも改良されて良い焙煎機だと思いますが・・・世界的なメーカーは12kgが小さな焙煎機という認識だと思ったものでした。
スモールロースターとかマイクロロースターという言い方がありますが、12kg焙煎機がマイクロロースターのスタートなんだと思うと、焙煎に対する考え方もビジネスとしての考え方も変わると思っています。実際さかもとこーひーも12kgにしてからの14年間で質とか量とかが効果的になっているように感じています。
コーヒー豆仕入価格のあまりの高騰に直面していますが、5kg焙煎機だったら今の価格ではお届けできないのが現実です。まぁ、プロバットでも1kgの焙煎機が結構出ているそうなので、それもビジネスなんでしょう。
さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
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