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佐倉ごるふ
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2008年05月09日
カテゴリ： 人生哲学、金銭哲学堂
■ マーカス バッキンガム (著), ドナルド・O. クリフトン (著), Marcus Buckingham (原著), Donald O. Clifton (原著), 田口 俊樹 (翻訳) 、日本経済新聞社
タイトルに思わず引かれて、実は以前買って、そのまま「積読」
だった本です。
その後、勝間氏の啓発本などで紹介され、結構、自己啓発本では、有名に
なった本ですね。
でも、読んでみて、ちょっと最初思っていた内容とは違ってました。
最初期待したのは、「いかにして、自分の強みを発見し、伸ばしていくか。それを
武器にして人生を切り開いていくか？」ということに焦点をあてた、指南書を期待
もちろん、そういう内容もたっぷりと書かれていたのですが、５つの自己分析の視点と、
３４の強みの観点を、分類し、それぞれを、克明に、特徴づけて、どんなケースで、
それらが強みとなるのか？や、実際の人の声を克明に拾って、それでページの大半を
使ってしまっているのです。
だから、私はどうすればいいの？的なことは、本の表紙の裏に印字されている、
パスワードを、ネットのあるサイトで入力して、診断を受ける、ということらしい。
それを、ストレングス・ファインダーと呼び、心理学などを使った、指標らしいのです。
そのチェックは、まだなので、これからやってみようと思うのですが。
「自分の強みを発見する」「弱点を補強するのではなく、強みをさらに強化する」
「強みを武器にキャリアを切り開く」「管理職への出世だけでなく、強みを生かした
職場のインセンティブを開発する指針」など、「自分の個性と強み」に焦点をあてて、
自分の才能を知る４つの指標。
１、無意識の反応：無意識に考える、脳のシナプスの強化、思考習慣
２、切望：どんな困難があっても、時間がたっても、生きているうちにそれをやる、実践力、意思
３、修得の速さ：才能が突如開花することもある
４、満足感：何かを成し遂げたときに、満足感があるのかどうか
実は、弱みを補強する傾向が、普通の人には、世界各国でみられる。
しかし、著者たちは、強みや才能を伸ばし、強化することが得策と説きます。
そして、３４の強みの指標について、懇切丁寧に解説をしていきます。
これを根気よく、読んでいくと、自分の心の琴線に触れる言葉がいくつか
ピックアップされていきます。この言葉が、自分の強みになっている可能性もある。
たとえば、「アレンジ」「運命思考」「回復志向」「学習欲」「活発性」「共感性能」
「競争性」などなど。
文字で書くと、その意味がわかりませんが、これらの、ひとつひとつの解説を読む価値は
あります。そして、３４の強みを、どんあ場面で、どんなふうに、生かすことが効果的なのか、
という考察が、延々と続きます。
どうしても読まないといけないことはないですが、自分自身の分析、才能とは何か？
才能を強みにするには何なのか？に興味がある人は、読んで損はないかと思います。
翻訳は、こなれていて、文章自体は、ちょっとバタくさい、違和感がありますが、
読みやすいので、ページ数が多いわりには、順調に読める本です。
【目次】
第1部 強みを解剖する
強固な人生を築く
強みを築く
第2部 強みの源泉を探る
強みを見つける
34の強み
第3部 強みをビジネスに活かす
疑問を解く
強みを活用する
強みを土台にした企業を築く
・・・で、ネットを使った、自分の分析、やってみました。
書籍のカバーの裏に、１４桁のパスコードが印刷されていて、このコードは、
書籍にユニークです。
そして、http://www.strengthsfinder.com へアクセスし、ユーザ登録をする
際に、このパスコードを入力します。そして、ＩＤ、パスワードなど、自身の属性を入力したら、
５段階でのボタンから、自分がもっとも適切だと感じる回答を選択する、１８０の質問
が次々と出てきます。
そして、結果が、５つの強みとして、解説つきで表示されます。
世界各国から収集した統計的なデータベースから、回答傾向が分析され、
あなたの強みは、この５つ、というような感じで導いているように見えます。
あたってるか、どうか・・は、後で、ゆっくりと見てみますね。
こういう試みは、面白いです。
また、この分析システムが日本語をはじめ、ほぼ世界各国の言語に対応している
ところはすばらしいです。
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これは真実を知ることができるのかわからないが、友人の勧めもあって受けることにした
(2012年03月04日 14時20分21秒)
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