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昨日に引き続き、今日も雪かきしました。下半身の筋肉痛い
2014年02月10日
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最後の書き込みが、2012年4月。今日は2014年1月28日、火曜日。このブログ、忘れていたわけでは無いが、facebook,twitterの方がカンタン。
2014年01月28日
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今日は土曜日。本来ならば、暖かいはずですが、冬並みに寒かった。しかも、早くから出発、病院へ。二軒をはしご。その間に昼食。その後、マッサージ。その後、薬局。その後図書館。コーヒータイム。その後、また、英会話。そして、店へ。そして帰宅して、食事。ま、たいしたことはない。
2012年04月21日
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みてみたら、昨年、2011年の10月で足跡が最後。Facebookにかまけて、楽天ブログを忘れてました(笑また、再開したいのですが、毎日は無理ですね。
2012年02月14日
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久しぶりに寄ってみたら、6月から更新なし。最近もっぱら、FacebookとAmazonもしくはtwitterで、楽天ブログはご無沙汰です。でも、「佐倉ごるふ」は、楽天ブログを忘れたわけじゃーない。また、カムバックしますよ!
2011年10月17日
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isbn:4569671969:detail<<成し遂げるには「パッション」「エネルギー」が必要>>小阪氏の体験的な「なにかを成し遂げるための」力とは、を探究したエッセイ集です。目次をみるとわかりますが、ここであげられている力とは、どっちかというと、ロジカルな思考や実行力というよりは、情熱、動機、パッション、エネルギー、感情、生きる力、やるしかないときの力、右脳的力、胆力、度胸、夢、スピリチュアルなもの、人間力、人間の魅力、総体的な人としての魅力・・・これらについての、日常、見聞きしたこと、考えたことをつづっていて、読者にも心当たりの多いことが掲載されています。かぶく力なりきる力巻き込む力掘り下げる力やりはじめる力断わる力・・・などなど、21の「力」は、さっと読めます。でも、この目次を眺めると、それらは、「誰かが、大声で教えてくれる」ものではないことに気づきます。たぶん、これらの力は、教科書にも参考書にも、学校の勉強でも、授業でも、会社の仕事でも、誰も、あからさまには教えてはくれない。そんな、大事な、大切なことを、この小さな本は教えてくれる。謙虚に耳を傾ける。【目次】かぶく力なりきる力巻き込む力掘り下げる力やりはじめる力断わる力描く力期待させる力ズレに気づく力目の前のことをやる力自分の物語を知る力揺らがない力常識を破る力愉しく苦しむ力積み重ねる力アイデアを生む力見えないものを見る力立ち上がる力他人を思う力生まれと育ちの力生きる力
2011年06月13日
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isbn:9784344019553:detail■ キャメル・ヤマモト(著)、幻冬舎----<<自身の身にふりかかってきた「フラットなグローバル世界」の波>>理屈や、新聞記事、ニュースなどで、競争のルールや土壌が変わっていることは、たいていの日本人は、知識としてはしています。しかし、本書を読むと、それが、まさに「自分自身」「あなた自身」が気づくと気づかざるとにかかわらず、波は足元にまで押しよせ、一気にこの身を流さんばかりの勢いで迫ってきていることを実感します。著者は、依然、「安い、余る」などのキーワードで、企業内、ビジネス世界での仕分けを描いていましたが、今回は、世界規模の競争、特に、中国、インド、韓国を中心にした、英語ができる新興アジア工業化国家の民族との戦い、競争における、日本人の比較劣位を、わかりやすく、身近な事例で説明し、世界規模のグローバルルールでの競争と、身の処し方を説いています。本書のよいところは、観念的、概念的になりがちな、グローバルでも人材価値の競争という潮流の激変を、具体的な企業事例、コンサルティングの体験例を豊富に引用して見せてくれるといころ。もちろん、東大卒、外交官という超がつくエリートで、しかも、外資系有名コンサルファームの幹部という肩書で、警鐘を鳴らされても、凡人にはどーしようもない、という気になるくだりも多いけれども、外人に交じって仕事をするということ、外人に交じって会議をする、電話会議(テレカン)をする、ということなどを考えると、本書の内容を一番実感できるのは、少しでも、そういう具体的な場面で冷や汗をかいたことがある読者ではないでしょうか。いづれにしても、私にとっては、これから生き残っていくために、世界基準での、自分のSWOTを再評価し、強味を伸ばしていくよい指針、刺激になる本です。------------------【目次】1章 あなたも人材仕分けの対象になる(日本人よりも外国人を採用するユニクロと楽天で起こることを予想する ほか)2章 外国人と対等に戦う―外交力(語学力・コミュニケーション力を身に付ける人脈を広げる力を身に付ける ほか)3章 自分だけのワザをもつ―専門性と汎用性(日本人の考える専門性は、世界では通用しないどの「専門」を選ぶのがトクか ほか)4章 人を導く技術を身に付ける―リーダーシップ(調子あわせ人間から脱却するソニーのテレビ事業部を変えた部長の力 ほか)5章 自分の将来像を描く―キャリアアップ(48歳でトップに立つ5年5場所5つのステージ、全ガイド ほか)------------------------
2011年06月12日
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義理の両親兄弟と一緒に(千葉県八千代市)京成バラ園へ行ってきました。ちょっと曇りでしたけど、バラも満開できれいでした。修景バラは終わりかけてましたが、オールドローズなんかは満開で見ごろ。http://www.keiseirose.co.jp/
2011年06月05日
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isbn:4150117438:detail■ ロバート・J・ソウヤー (著), 内田 昌之 (翻訳) 、早川文庫話題沸騰@米国のTVドラマSF原作。全世界の人びとが自分の未来をかいま見たら、なにが起こるのか?ヨーロッパ素粒子研究所の科学者ロイドとテオは、ヒッグス粒子を発見すべく大規模な実験をおこなった。ところが、その実験は失敗におわり、そのうえ、世界じゅうの数十億の人びとの意識が数分間だけ21年後の未来にとんでしまった! 人びとは、みずからが見た未来をもとに行動を起こすが、はたして未来は変更可能なのか……全米大ヒット・ドラマの原作長篇 <<SFの真骨頂!センス・オブ・ワンダーとミステリーの見事な合体>>まず、面白い。SFとミステリーの融合は、アシモフのお得意でしたが、本作も、「フラッシュフォワード」という、人類が一斉に観るビジョンがあったとしたら・・という、アイデアを、量子力学の理論を駆使して、いかにもありあそうな理屈で説明する、一級のエンターテインメントに仕上がっています。ラストの2031年の「その日」の章までは、途中、なんか、ダレることも多いのですが、それはラストのどんでん返しの伏線。CERNを舞台にした、もっともらしい、疑似タイムトラベルを、地球規模人類規模の思考実験で展開した物語です。まあ、国連で、再実験を訴えたり、妙に日本びいいきだったりするのも鼻につくところも少なからずありますが、それは「物語」の面白さをそこなうものではありません。
2011年06月04日
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isbn:4806138606:detail■ 白藤 香 (著) 、中経出版-------------------<<社会人になったら読む(海外勤務指令時では、まったく遅い)>>日本のビジネスマンすべてにお奨めしたい、驚愕の本。「海外勤務を命じられ」てから本書を読んでいるのではまったく遅い。本書では、グローバル化、フラット化した世界で、ビジネスパーソンとして生きていくための、根本的な姿勢、方法が、具体的に、こと細かに書かれている。なので、日本という閉じた社会、会社で生きるのさえ困難な時代の、生き方指南として、若いうちから、グローバルキャリアを目指して切磋琢磨すべき。では、切磋琢磨して、コミュニケーションをとって、交渉をして仕事をすすめていくべき、国際社会、多様性、さまざまな民族、習慣の世界で生き延びるために必要なスキルとは、どのようなものなのか。本書は、そこをマネジメントも含めて丁寧にお教えてくれる。人間同士の関係としての、異国、国際企業の中での必要なスキルは、語学力、コミュニケーション能力、理論的な思考、会話、教養、そして海外でどんな事態になってもいきていける、胆力、気力、体力、考え方までも指南してくれる。特に、英語をはじめとする、語学力の必要なレベルと勉強法は、類書にない。流暢な英会話だけでは足りない。ビジネス世界で、外国人は英語の語彙力や話し方(間接話法での会話など)で、相手が信頼できるかどうかを見極める、などなど、極めて実際的、実践的な話が次々と登場する。これは、英会話関連の書籍にも、英語学校の講師でも、なかなか教えてくれる、気づいて助言してもらえるものではない。英会話をはじめ、会社組織における、就業への考え方の相違や転職や会社や仕事に対する、考え方の多様性の相違と、対処についても説明がなされていて、どのページも目が離せない。これからビジネスパーソンとして、いやがおうでもグローバル化の世界で生き延びるためには、少なくとも、本書にあることを、知識として知っていて、実践でき、できれば、海外赴任をしてさまざまな見聞を、体験をすることが、人生にとっておおきな収穫になるはずです。 ------------------【目次】第1章 グローバルマネジメントに求められる能力・資質第2章 海外に勤務するとこんなことが起こる第3章 グローバルマネジメントの伝える能力・スキル第4章 海外法人の組織マネジメント第5章 人事制度で海外法人の士気を高める第6章 グローバルマネジメントの自己管理第7章 多様性がつくるグローバルビジョン-------------------
2011年06月04日
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雨でしたが、TOEIC受験してきました。終了は3時過ぎ。終わったら、映画観ようと思ってました、「ブラックスワン」でも、時間が合わず、「アジャストメント」に。マット・デイモン、フィリップ・K・ディック原作なら面白いにちがいない。で・・・・あれ?なんか・・あかんな・・・って感じ。やっぱり、ブラックスワン、観ることにします。で、面白かったのは、予告編。トランスフォーマー新作X-MEN The 1st GenerationSUPER 8I am No.4ハリーポッター最終編どうも、VFX大作ばっかりで、どれも同じ感じなのは残念ですが
2011年05月29日
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isbn:9784887598485:detail■ Hiroyuki Hal Shibata (著) ディスカヴァー・トゥエンティワン<<著者の実践を元にした豊富な情報量の優れたレファ本>>英語の勉強方法の本は、いっぱいありましたが、本書のような、かゆいところに手が届くような、勉強法には巡り会えませんでした。本書を読んでよかったです。特に、フォニックスや発音勉強の大切さや、英会話学校の選び方、海外留学(語学留学)の実態や、lang-8などソーシャルネットでのLangage Exchangeの存在の詳しい話など、電子辞書やtwitterからTOEICの意味や対策など、聴く、読む、話す、書くのあらゆる観点から抽象的でなく、具体的、実践的なアドバイスが、丁寧な文章で書かれているのは、とても勉強になります。本書で紹介されている、レファレンス、参考書、Webやaudiobookなどできるだけ手に入れて、本気で身につけたいと思います。【目次】第1章 なぜ英語を勉強する必要があるのか1 英語学習について日本人に最も伝えたいこと1. TOEIC900点はたいしたことがない2. 完璧な英語でなく、第2言語としての英語という考え方2 私が英語を勉強している理由1. Audio Bookをきっかけにして、日本語圏とは比較にならないくらいに圧倒的な英語圏の知の世界を知った2. 英語を使えるかどうかで仕事内容、給料が大きく異なる3. 学校で何年も勉強したのに、一生英語が使えないままというのが嫌だった第2章 基礎確立編(TOEIC 600点未満)1 発音の学び方英語の音と日本語の音はまったく違う「英語耳」で発音記号を学ぶPhonicsはお勧めです!音声入力機能を利用して論文を執筆する米国の学生たち発音が完璧でないにもかかわらず尊敬される英語カタカナ和製英語の弊害2 英単語の学び方「語源暗記法」のすすめ「語源暗記法」の参考書と学習方法3 読解の学び方『英語上達完全マップ』は英文読解の正当な学習方法『英語上達完全マップ』向けおすすめの参考書私が英語学習を通じて学んだ論理的な文章の書き方読解力をつけるとこんなにいいことがある。また、英語の勉強が辛くなったときにはこの項を読んでください。Listeningのお勧め小道具 高遮音性イヤホンSHURE SE 115と携帯Audio Player第3章 英語実践編その1 自習編(TOEIC 600?860点)1 英英辞典を使おう2 英作文の学び方「瞬間英作文」で英語が話せるようになる!瞬間英作文をTwitterで実践するTwitterを活用して英語学習を熱心にしている人たち「瞬間英作文+Twitter+Lang-8」で効果的かつ効率的に英語を学ぶ瞬間英作文の強い味方 PASORAMA搭載電子辞書英語専用のblogを開設しよう日本語は冠詞がない。英語は冠詞がある。細かいけれどとても大きな違いさよなら試験勉強のための英語。Lang-8で日本人以外の価値観を知る。そして広がる善意の輪世界における日本語の地位。そしてこれからの時代における英語の重要さLang-8を活用するためのTips(コツ)3 Audio Bookとは何か。Audio Bookの3つの利点、そしてお勧めのAudio BookAudio Bookの利点Audio Bookの学習手順英語書籍のAudio Bookを勧める2つの理由1. 道は開ける “How to Stop Worrying and
2011年05月28日
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isbn:9784480065513:detail■ 齊藤 誠 (著) 、筑摩書房<<縮退する国家経済の世代間格差社会、という現象を経済学者が読み解くと>>なかなか興味深い内容でした。他の方もたくさんコメントされているように、マクロ経済理論と統計で、たとえば、トヨタのような企業のビヘイビアを説明するのは、ちょっと強引な感じもしますし、派遣村を引き合いに出したり、不景気でも生活をふつうにできるという上流階級(?)(高い所得が守られている層)という、いわゆる、経済格差、希望格差、世代間格差とはっきりわかっていることを、そうとは言わずに、経済理屈で分析しようという試みは、面白いですが、何か「浮世離れ」しています。そんな感じを読者は感じ取って、さまざまに批判されているのかもしれません。久しぶりに、「学問」やっている学者先生の本を拝読しましたが、なんか、やっぱり経済学って現実の課題を解決して、日本人を幸福にすることができない「陰鬱な学問」なんだな、っていう気があらためてしました。「競争の作法」(いかに働き、投資するか)っていう看板にふさわしい現実解を期待していましたが、そういう内容ではなかったです。 【目次】第1章 豊かさと幸福の緩やかな関係―リーマン・ショック後に失われた豊かさとは(本章で議論すること『国民経済計算』の生産と消費 ほか)第2章 買いたたかれる日本、たたき売りする日本―「戦後最長の景気回復」がもたらした豊かさについて(「いざなみ景気」、「かげろう景気」、そして「戦後最長の景気回復」状況からするりと抜け出すために ほか)第3章 豊かな幸福を手にするための働き方―競争と真正面から向き合うために(保身と嫉妬を克服する方法合理性を超えたところでの合意形成 ほか)第4章 豊かな幸福を手にするための投資方法―持てる者の責任とは(「失われた10年」における日本経済の破壊と創造とは「失われた10年」こそが「失われた」? ほか)
2011年05月28日
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■ 西田文郎(著)、現代書林<<頭をガツンと一撃>>生きて死んでいくだけで、人生に意味なんかない。ここから出発する。それでは、自分の人生に意味をもたせるものは何なのか?人生の「目的」と「目標」は、やりがいや生きがいは、理屈では出てこないし、突然、天から降ってくるものでもない。人生の目的ややりがいや意味に、正解はないが、西田氏は、それらをどのように扱い、考え、実行するか、運命と年齢ごとの生き方、意義を考えるヒントも本書で山ほど書いてくれている。そして、どう考えるか、考えないか、考えても仕方がないのか、も導いてくれる。いろんなエピソードを交えて、考え方や実例で、生きること、死ぬこと、努力すること、しないことなどを語ってくれた最期に、ヒントをくれる。「あなたが頭を悩ませていることは、あなたの頭の中にしかない」「人生の目的とか、やりがいとか、生きがいも、しょせんは頭の中の理屈」そんな理屈で悩むよりも、私たちは自分の外へ飛び出し、IRAを変えてくれる人に会いに行こう。自分の人生を輝かせてくれる人と出会いに行こう。こう、締めくくる。ここに至る思索は深い。深すぎる。人間は、人(友人、恋人、親子、兄弟、家族など)とつながってこそ、幸福を味わえるし、生きている価値もある。人生の目的は、必ず、自分のためか、人のために頑張れるかに行きつくという。そういうことなのか。きっと頭の中でいじくりまわしても、何も起こらない。人生の師と出会う、友人と出会う、窮地に陥る、いいことにめぐりあう・・・実際の経験が、人間の脳に蓄積され、そして、人間は記憶する存在になり、その存在がその人の人生を形成していく・・・。本書は、必ず読むべき、超お勧めの一冊です。【目次】序章 女に惚れろ―人生の目的を感じるための「魔法の杖」第1章 頭を使うな―幸せな成功者が持っている「魔法の杖」第2章 死をイメージしろ―自分の人生が見えてくる「魔法の杖」第3章 師を見つけろ―前に進む意欲がわいてくる「魔法の杖」第4章 どん底まで落ちろ―凄いエネルギーが得られる「魔法の杖」第5章 徹底してあきらめろ―どうしてもダメなときの「魔法の杖」第6章 外へ出よ―人生を最高に輝かせる「魔法の杖」
2011年05月10日
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isbn:489976250X:detail■ 本田 健 (著), ダリル・アンカ (著),VOICE★★★☆☆本田健さんがバシャールのチャネラーと会話した本。最初は面食らいましたが、だんだんとその言葉に引き込まれていきました。特にショッキングなのは・・「起きたこと自体には意味はありません。起きたことにどんな意味をもたせるかによって、その出来事から受け取るものが決まるのです」は、心にぐっときました。「あなたが本当に信じていることが実現するのです。それがポジティブであろうとネガティブであろうと」、これもぐっときます。最期は、2012年に分岐する人類の未来。今なら未来はえらべる。人類も、個人も。巨視的に自分の立ち位置や観念を、客観的に判断することの大切さを学べました。 【目次】《第1章 大好きなことの見つけ方、ワクワクの方法》 2010年バージョンのメッセージとは?/観念のトリックに気づけ!/ワクワクしながら家賃を払うには?/「謙虚」な人は、「傲慢」/まやかし(trick)か、真実(truth)か/必ず幸せになれる「成功」の定義とは/毎瞬、毎瞬、一番ワクワクすることを選ぶ/勇気は、いらない/いやなことにぶつかってわかる「本当の私」/ワクワクした自分と周囲との間に、/溝ができたときの対処法は? /column : Ken's message1《第2章 運命は、変えられる》「運命」とは、生まれる前に選択したテーマ/絶望は、光に変えられる/人生には、生まれる前につくった「脚本」がある/不安があるから、ワクワクが見える/運のいい人、悪い人は、本当にいるのか/100人の中から、たった1人選ばれた理由/15分で願いを実現させる方法/気づけばすぐに、手放せる/観念の後ろにある《隠された観念》/夢を叶える確率は、10歳も、50歳も同じ/column : Ken's message 2《第3章お金と豊かさについて》お金は絶えず、動かすもの/豊かさとは「やりたいことを、やりたいときに、やれる能力」お金という「作物」を育てるには/ トイレ掃除で得るお金、ヘッジファンドで得るお金/アメリカは、デフォルト宣言をするのか?/豊かさのメロディを奏でよう/column : Ken's message 3《第4章 ソウルメイトとコミュニケーションについて》ソウルメイトに最短で出会う方法/「男運」「女運」は、存在する?/感情は、警報システム/許しが生まれるメカニズム/変わるのは世界ではなく、あなた自身/新しいマスクを選べば、現実は変わる/column : Ken's message 4《第5章 私たちの未来、分離していくリアリティ、2012年》経済危機の、本当の名前とは/新しい社会システムの青写真/新たなテクノロジーを生むためにできること/戦争から何が学べるか/未来は、コメディにもホラーにもなる/地域通貨の未来とフリーエネルギー/パラレル・ワールドへ、ようこそ /2012年、列車は別々の線路を走り出す/100パーセントワクワクの列車がある/《2012年急行(2012 EXPRESS)》に乗るもっともいい方法/column : Ken's message 5
2011年05月08日
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isbn:4492555595:detail■ 石倉洋子、黒川清(著)、東洋経済新報社<<必読!世界で通用するプロフェッショナルの生き方>>組織に埋没して横並びで隷属する生き方。一方、国際舞台でその技量と才能で花開く、国際級のプロフェッショナルとしての生き方。本書出版時は、フラット化する世界の新興とグローバリズムが進む中、国際レベルの競争世界で、独立した個という生き方がますます重要になっていた年。その後、この傾向は加速されるどころか、世界へ出て行って国際人になる人たちと、保守的に日本の組織に入って閉じこもるかに見える人々に二極化しているようにも見えます。さて、本書は、三部構成になっています。・プロフェッショナルとはどういう生き方か?・2、30代のようにライフステージに応じた生き方(経験談)・国際級プロに求められる5つ(6つ)の人生観どのパートをとっても目からうろこ。今からでも遅くはない。海外留学ばかりが人生ではないけれども、本書には、仕事観、人生観、生き方観の手本やいい言葉、気づきがたくさんつまってます。お二人の華麗なる経歴は、うらやましいほどですが、しかし、そのキャリアを築き上げた裏には、独創性、惜しみない努力と信念があったからこそ。年代に関係なく、プロとしての職業人、独立した個人としての人間の生き方を学べる、良書です。お奨め! 【目次】序 “国際派”プロフェッショナルのすすめ1 “国際派”プロフェッショナルの時代(ハードだが充実感ある「国際派プロ」という生き方世界という“競技場”で勝負する)2 「国際派プロ」になるためのキャリアステップ(二〇代まで(学生時代)の過ごし方二〇代(キャリア形成期)の過ごし方 ほか)3 「国際派プロ」に必要な五つの力(「現場力」を磨く「表現力」を磨く ほか)? 商品の概要に戻る
2011年04月29日
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isbn:9784532316747:detail■ 本田直之(著)、日本経済新聞社<<高橋メソッドの応用かも>>欧米人は、プレゼンテーションの素材の作りも、プレゼン自体も、子供のころから訓練してきたせいか、とてもうまい。ついでに自己アピールもうまい。それはさておき、本書は、書籍の形態ですが、狙った効果は、プレゼンテーションでいう、高橋メソッドによく似ています。文字の色やフォントを工夫し、はやりの図解は一切なくして文字の力で、印象づける。しかし、ここまでうまくいくとは予想外です。文字がいっぱい印刷された自己啓発本と、対極のものですが、本田氏が自著で語った、キーワード、キーフレーズ、いや、トリガーフレーズを、隅々までアピールしていて、いつでも参照できる。アイデア本です。ページをばらして、自炊しても、イケルかもしれない。 【目次】★Chapter 1 セルフ・マネジメントの言葉──フレーズNo.001-029頑張らなくてもエンジンがかかる「習慣化」と、セルフ・マネジメントにまつわるトリガー・フレーズを紹介始められない、続けられない、ダラダラしてしまう。そんなあなたに有効なのは、「習慣化」というツール。Chapter 1では、思考を変え、ゴールを明確にし、工夫を重ねて習慣をつくるためのトリガー・フレーズを厳選!考え方、時間の使い方、お金の使い方。他人を変えるのは無理でも、ちょっとした習慣をつけることで、自分自身は変えられる。自分をコントロールし、マネジメントできるようになれば、あなたの人生の質も変わっていく★Chapter 2 自己プロデュースの言葉──フレーズNo.030-051自分を変え、自分らしさを演出する方法を学べるトリガー・フレーズを紹介チャンスをつかみ、目指すゴールに近づくためには、自分を成長させ、自分らしさを演出していこう。Chapter 2では、まるで商品のごとく自分を見つめ、強みを磨き、最も効果的に世にアプローチするためのトリガー・フレーズを厳選!会社に依存できなくなった今という時代には、自分を自分でプロデュースする能力が必要不可欠だ。パーソナルマーケティングができれば、変化の時代に流されずに生き残るための、不変のスキルもついてくる★Chapter 3 レバレッジをきかせる言葉──フレーズNo.052-074少ない労力で大きい成果を上げる、レバレッジがきいたトリガー・フレーズを紹介一日は、誰にとっても平等に24時間。時間はお金よりもはるかに価値がある、しかも限りある資源だ。Chapter 3では、時間を最大限に活用するためのトリガー・フレーズを厳選!本やマニュアル、先人の知恵、外部の力。無意味に努力するのではなく、有効なツールを利用し、頭を絞って工夫してこそ、最小限の労力で最大のリターンを得ることができる。すべてにレバレッジをきかせるには、効率を追求すると同時に、心と体をゆるめ、ゆとりを保つことも大切だ。がむしゃらにやるのではなく、頭を使う。これが、なまけものがレバレッジをきかせる秘訣なのだから★Chapter 4 キャリアを考える言葉──フレーズNo.075-099働き方とキャリアについてのトリガー・フレーズを紹介歴史的といわれる不況、安定という言葉が消え去った雇用状況。こんな時代は、逆説的だがキャリアに意欲的な人にとって大いなるチャンスだ。Chapter 4では、働き方とキャリアについてのトリガー・フレーズを厳選!会社を基準にするのではなく、自分を基準に働き方
2011年04月15日
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isbn:4838722400:detail■ 石田淳(著)、マガジンハウス<<しごくまっとうな内容ですが、時代のせいか、保守的>>会社を辞めるのは、しごく簡単。でも、ちょっと待って。1年後にどうするかを決める、という保留の姿勢で、ひとまず今の会社で1年間、できる限りのことをがんばってみる。これを「続職」といい、これを奨める書。でも、今の延長で、のんべんだらりと1年期間延長するだけでは、続職にならない。会社にいるうちに、期限をきってデッドラインの中で、計画的に、会社員ならではの経験をつんで、1年後の決断の準備をしよう。そうと決めたら、やることは盛りだくさん。人脈術、仕事術、処世術、はては、健康管理、読書にまで話はおよび、お金の話まで書かれている。1年という期限をくぎり、周りに宣言し、ブログでも宣言するなど、パーソナルマーケティング、ブランディングで締めくくる。盛りだくさんで、モチベーションを刺激されるが、やはり、20-30代のサラリーパーソンを想定していると思われ、下流転落しないためのあの手この手がいちいち共感を呼ぶが、悲しいかな、保守的で、固いノウハウばかりなのは、やはり、時代がそうさせるのでしょうか。とはいえ、人生の格言として赤線引くページは多かったです。ためにはなります。 【目次】1 「続職」という選択肢2 現在の立場を再認識する3 1年後に向かって続ける実行力4 お金と時間の使い方を改善する5 仕事の「仕組み」を作る6 足りないスキルを身につける7 秘められた可能性を引き出す
2011年04月14日
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病院へ行ったついでに、九段下、千鳥ヶ淵、靖国神社のサクラを見てきました。満開で、散り始めていました。雨少々と風が強かったので、すでに、サクラ吹雪でしたけど、見物客も多く、季節を感じました。こういう風景を見ると、日本っていい国だと思います。日本を信じてる、という言葉は、本当ですね。
2011年04月09日
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isbn:9784575303001:detail■ 村上たかし(著)、双葉社<<時の流れの中で、犬も人間(の人生も)全部からまっているんだ>>この続編は、すごい。前作は、あれはあれで、「おとうさん」と「ハッピー」の物語が語られ、救いようのない顛末になる。しかし、この続編では、先天性疾患で拾われなかったもう一匹の捨て犬が、どんな境遇の人に拾われて生きながらえて、やがて運命がまわり始めるのか、を、驚異的な物語の構成で描く力作となっています。「あの話はここで結び付くのか」「この運命はここで交わっていたのか」など、前作では、あまり詳しくは描かれなかった人物図鑑がエピソードとして描かれていく。そして、ラスト・・・双子の子犬、ハッピー?が触媒になって結び付く、人間たちの数奇な運命が一同に会するとき、天空の神は、われら生き物世界にほほえむ・・・。
2011年04月07日
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isbn:4575301434:detail■ 村上たかし(著)、双葉社とある原野で、朽ち果てた車の中で寄り添うように、男性と一頭の犬の遺体が発見された。鑑定の結果は男性が死後1年。だが犬は死後わずか3ヶ月――。この時間差が意味するものとは? …それは哀しくも愉快な一人と一頭の、残されたわずかな“生”を生き抜く旅の終着点――。 6月に公開される映画の原作です。http://hoshimamoru.com/タイトルともなっている「星守る犬」は、「犬がもの欲しそうに星を見続けている姿から、手に入らないものを求める人のことを指す」という意味ということです。<<無垢の視点から見た、「おとうさん」の行く末>>評判になっていたので、読みました。マンガのタッチからは、この悲しい物語になるとはとても想像できない、というのが、最初の印象。拾われた子犬の視点で、「おそうさん」と娘と奥さんの生活の変化をたんたんと描く前半。後半は、生きるエネルギーを失って、すべてを失ってしまったおとうさんの末路をわけがわかっていない「ハッピー」がつきそって・・・。読んでいて、米国の短編の名手、O・ヘンリーを思い出しました。短編の中に、犬と人間の生きる姿を、大げさでなく、あたたかい愛情をもって末期を描く佳作。我慢できないので、先に書いてしまうけれども、ほんとうは「続・星守る犬」を読むことで、物語の全貌と登場人物と犬の関係が明らかになり、読み手は、悲しいけれども、愛情に満ちたこの世界を感じて、カタルシスを得ること間違いなしです。
2011年04月07日
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isbn:4532260752:detail■ 山崎将志(著)、日経プレミアシリーズ<<観察した日常を真に受けないで、自分の頭で考えて見えてくること>> いろいろ書いてありますが、本書で一番「これだ」と思ったのは、私の場合は、「第五章 人生を残念にしないためのプライオリティ」です。やりたくないことを書き出すことによって、やりたいことが見えてくる、とは聞いたことがある話。本書では、著者たる山崎氏ご自身のことで、やりたくないことを書き出した結果、現在の仕事、仕事のやり方を見つけたとあります。そして、山崎氏は、今後三年のプランをたてたとあります。これは、具体的でとっても参考になりました。本書全体では、「残念な事柄」を、日常の観察から入っていく方法をとっていますが、要点は、「よーく考えよう」というところにあるかと思います。店の店員、仕事の仕方、著者自身の若いころの仕事の仕方などなどを引き合いにして、「残念=労多くして結果が少ない」プアなパフォーマンは、いかにして起こるのか?をわかりやすい例を引き合いにして解説していきます。たぶんに個人の嗜好やバイアスもあるとは思いますが、ふつうの思考の枠組みではないケースも多く、なるほど、と思う話もあって読み物として面白いです。 【目次】プロローグ なぜ残念なのか1章 残念な人はつくられる2章 二流は掛け算で考え、一流は割り算で考える3章 残念な人は「塗り絵」ができない4章 機能だけを磨いても二階には上がれない5章 人生を残念にしないためのプライオリティ
2011年04月03日
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isbn:4492044043:detail■小山龍介 (著)、東洋経済新報社<<使わない手はない、デジタル雲の時代の仕事術>>さすがハックスの元祖です(日本の)。遊牧民(ノマド)仕事術は、カバンに入れた、コンパクトなガジェットとネットワークで、どこでも仕事ができます。どこでもとは、どこでも、どんなデバイスでも、同じファイルを、同じに操作して、知的生産活動が、しかも、早くできる、という環境を自分で持っているということ。小山氏の本書では、それに加えて、移動する仕事術のリラックス方法や、どこへ移動するのか、何で移動するのか、もちゃんと網羅しています。そこが、単なる、アプリ紹介リスト本とは違うところ。全部使い尽くせないほどの、ガジェット紹介が登場しますが、この中から、自分にあったものを選ぶのがいいと思います。Macbook Air欲しいな。iPadも欲しいけど。 【目次】Chapter1 データHACKS! クラウドライブラリーとインデックス読書術Chapter2 情報収集HACKS! エージェント活用と情報の自己組織化Chapter3 ノマドワークHACKS! 遊牧とヨソモノ感覚Chapter4 クラウドタイムHACKS! クラウド時間とライフログChapter5 クラウドチームHACKS!プロセス管理とチーム連携Chapter6 アウトプットHACKS! アウトプット集中力と「天才」への道ChapterX クラウド手帳HACKS! 点から線へ
2011年03月27日
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isbn:B004ELAX08:detail■ 監督:トム・フォード、出演: コリン・ファース, ジュリアン・ムーア, マシュー・グード, ニコラス・ホルト■ 監督・脚本・製作:トム・フォード、原作:クリストファー・イシャーウッド、脚本:デヴィッド・スケアス<<大人の鑑賞に堪える、すばらしい映像詩>>主人公の喪失感、疎外感、孤独感を描き切ってさすがの才人、TOM FORD真骨頂です。すばらしい大人の映画ができました。冒頭シーンからして観客の心をひきつける衝撃的な構図から始まります。テーマは、どうしようもない孤独と男性そ愛してしまった初老の男の、16年にわたるパートナーを失ったことによる、人生の崩壊と、偶然による最期を描いています。それにしても、いちいち丁寧映像表現。ばたばたしたカット割りが多い最近の映画作品の中にあって、ここまで、じっくりと腰を据えて人間を魅せる作品は珍しい。1960年代を完璧に再現した、ファッション、生活様式、モードが見ていて釘づけになります。そして、ファッションは完璧です。音楽もいい。物悲しく、映像の底流を流れ続けるその音色は、「何かを求める男」の、決して満足できない喪失感の「一日」をうまく表現しています。それにしても、コリン・ファースの名演には驚嘆します。彼あっての本作品。アカデミー賞(候補)もうなづけます。ジュリアン・ムーアも、退廃的で孤独な金持ち有閑マダムを演じてすごいな、って感じです。記憶に残りのは、色使い。全体のトーンはモノトーンなのですが、主人公が貸金庫から全財産を引き出してロビーにいるとき、目の前に、まばゆい青のドレスを着た、隣家の娘が立っています。これに代表されるように、ときどきあでやかな原色をうまく使ってそのシーンの意味を倍増させる、という手法は、息をのむほどすばらしい構図となっています。 その日はジョージにとって特別な一日だった。16年間共に暮らしたパートナーが、交通事故で亡くなってから8ヵ月。「愛する者がいない人生に意味はあるのか?」日に日に深くなる悲しみを自らの手で終わらせようと決意したのだ。ところが今日が人生最後の日だと決めて世界を眺めると、ほんの少しずつ違って見える。英文学を教えるLAの大学の授業では、いつになく自らの信条を熱く語り、鬱陶しいはずの隣の娘との会話で幸せを感じ、かつての恋人で今は親友のチャーリーを訪ねると、やはり孤独な彼女に胸を痛めると同時に慰められる。そして、一日の終わりには、彼の決意を見抜いていた教え子のケニーの思いがけない行動に心を揺さぶられる。過去に生きていたジョージの瞳に、“今”が輝きだした運命の一日。果たしてその幕切れは―。
2011年03月26日
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isbn:B004FLK6B8:detail■ 妻夫木 聡 (出演), 深津絵里 (出演), 李 相日 (監督) <<久しぶりに、魂がふるえた。泣いた。現代に生きることの業の深さ>>地獄である。ただ、寂しさを何とかしたくて、人恋しくて人と交わりたくて、人を求めてした行為が、生きていることの地獄である。映画を見て、久しぶりにまわりにかまわず泣いた。登場する人々は、まぜ、こうまで、業が深いのか。徹底したリアリティが、心につきささる。ただ幸せになって金持ちと結婚したかった保険外交員の女性。地元で理容店を営む両親。この世を享楽できればいという、世間知らずの坊ちゃま学生。母親に見捨てられて、母性を求めて、人との交わりを求める労働者の青年。青年の祖母、叔父、彼を捨てた母。彼らは、ただ偶然このとき、この世界に居合わせたばかりに、運命の中に巻き取られていく。そのすさまじい熱望を、李監督は、みごとに映像化した。近年ない、邦画の傑作。必見で、観て絶対損はしない。何をおいても、観なければならない。何と言っても最後までさ寂しく、闇の表情でみごとに演じた妻夫木はは賞賛に値する。彼の目は常に闇のように深い漆黒である。深い悲しみと永遠の平凡を背負っていきていくという、シジフォスの神話的な無限地獄の女性を深津はみごとに演じた。ラストは胸を締め付けられる。何の関係もなかった男女が、つかの間の夕日を共有するという、さびしくも孤独が感情を共有する象徴的なシーン。これは、二人が、現代人が夢に見た理想であり、現代では決して手にすることができない、永遠の幻影にしかすぎない。このラストシーンで、私の感情は頂点を極めた。やるせなく、後味が悪いことこの上ないが、しかし、現代の真実を目の当りにしないで、表面的な享楽、肉欲を求めることのむなしさを示した傑作を観ないで、何が映画か。
2011年03月21日
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isbn:4484101130:detail■ ウンベルト・エーコ (著), ジャン=クロード・カリエール (著), 工藤妙子 (翻訳) 、阪急コミュニケーションズ<<書物、映画、歴史、芸術、西洋哲学、宗教・・・世界を読む冒険者たち >>本の虫、という言葉があります。本書の3人は、まさにそれ。(正確には、エーコとカリエールという碩学、それに進行役のトナック)基本的には、書物談義なのですが、出てくる、出てくる。時間軸を縦横に、世界を書物と、関連する博識で読み解き、前キリスト時代、から、最近の話題まで、古今東西(西洋中心だが)の歴史、宗教、思想をとりまぜて、発想は自由自在。書物の収集家でもある二人の、書物への偏愛を、これでもかのうんちく披露の連続。あっけにとられます。また、書物だけではなく、人間の脳の威力を感じられる、変幻自在の引用。映画、歴史、宗教、哲学、錬金術、芸術、なんでもござれの二人の博識には、ただただ脱帽です。タイトルのは、いかにも、電子書籍やネット上での知識の時代への変遷を語る、かのように思わせますが、とんでもない。彼らは、紙の書物は、それができたときから、すでに完成した形態になっており、昨今のような、デジタル機器やPCで読むメディアのように短命ではなく、電気が不要で、普遍のメディアである、という偏愛と自信が垣間見えます。本書の体裁から、一見、固くとっつきにくそうな印象を与えますが、読みやすくこなれた翻訳で、あたかも、舞台の二人の対談を観客として楽しんでいるかのような錯覚をもつほど、知的娯楽で遊べる本です。 【目次】序文本は死なない耐久メディアほどはかないものはない鶏が道を横切らなくなるのには一世紀かかったワーテルローの戦いの参戦者全員の名前を列挙すること落選者たちの復活戦今日出版される本はいずれもポスト・インキュナビュラである是が非でも私たちのもとに届くことを望んだ書物たち過去についての我々の知識は、馬鹿や間抜けや敵が書いたものに由来している何によっても止められない自己顕示珍説愚説礼賛インターネット、あるいは「記憶抹殺刑」の不可能性炎による検閲我々が読まなかったすべての本祭壇上のミサ典書、「地獄」にかくまわれた非公開本死んだあと蔵書をどうするか訳者あとがき 本の世界はあたたかい主要著作一覧
2011年03月21日
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isbn:4140814543:detail■ レイチェル・ボッツマン (著), ルー・ロジャース (著), 小林 弘人 (監修), 関 美和 (翻訳) 、日本放送出版協会<<ネットが実現する「消費社会」の次にくる「便益共有社会」>>20世紀型の大量生産大量消費社会は、モノを「所有」することで、自己満足、ステータスシンボルとなる時代でした。しかし、時代は、ネットの革新で、次のステージへ変貌しています。あまった部屋を共有する社会。もっているものを交換する世界。ネットコミュニティが、モノと、モノが持つ便益、ベネフィット(サービス)を、所有することの満足から、利用の満足へと変貌させます。情報交換が後押しする、物々交換、サービス共用の社会への進展は、結果として、サステタビリティ(持続成長可能な)社会、環境にやさしい社会(グリーン社会)への草の根の進展を、本人が気付かないうちに引き起こし、次のステージへ進ませています。この潮流を、たくさんの事例と取材で、コラボ消費と名付け、金とモノから解放される社会と市民のあり方をレポートする、すぐれた書です。 【目次】イントロダクション──私のものはあなたのもの■パート1 新しいシェアが生まれるまで第 一 章もうたくさんだ「使い捨て生活」の始まり/レンタル倉庫/自分の所有物に所有される第 二 章ハイパー消費の時代ハイパー消費/説得の力/ディドロ効果/今買って後払い/ライフサイクルの法則/ゴミをデザインする/「あとひとつ」症候群第 三 章「私」世代から「みんな」世代へ昔の美徳を取り戻す/ローカル市場の再興/「みんな」世代/快適にシェアする/数の力/インターネットを使ってインターネットから離れる/消費主義を超えてまたつながる■パート2 グランズウェル第 四 章コラボ消費の登場コラボ消費のシステム/プロダクト=サービス・システム(PSS)/再配分市場/コラボ的ライフスタイル/コラボ消費の四大原則/社会的承認/余剰キャパシティの活用/共有資源の尊重/他者との信頼第 五 章所有よりもすばらしい──プロダクト=サービス・システム「脱所有」/レンタル革命/メンバーみんなの集合知/P2Pレンタル/シェアへの抵抗感をなくす/サービス・エンヴィー/カーシェアを「かわいそう」から「かっこいい」に/「搾取し、製造し、廃棄する」サイクルを止める/大規模なシステムをつくり直す第 六 章因果応報──再分配市場「取引コスト」がなくなる日/需要と供給のマッチング/脱消費/私があなたを助ければ、だれかが私を助けてくれる/邪魔をしない/心の中の「公平さ」のものさし/未来の影/中古品の価値/キミにこれをあげるから、ボクにあれをちょうだい/スワップ・トレードの六次のへだたり第 七 章みんな一緒──コラボ的ライフスタイル取引しよう/コミュニティ通貨/ソーシャルレンディング市場/イーベイ+ペイパル+マッチ・ドットコム/別々に同じ場所で働く/シェアをカウンターカルチャーではなく、カルチャーのコアにすること/ヴァーチャルなコミュニティをリアルな世界で実現する■パート3 何が起こるか?第 八 章コラボ・デザイン最初にシステムをつくる/これがほんとの一生モノ第 九 章コミュニティはブランドだブランド伝道師たち/自由にさせる/ノーブランドというブランド第 十 章シェアの進化消費者のマインドセットを変える/評判の口座/価値を定義しなおす/歴史的なターニングポイント
2011年02月12日
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isbn:4023308390:detail■ フィリップ・コトラー (著), ヘルマワン・カルタジャヤ (著), イワン・セティアワン (著), 恩藏 直人 (監訳), 藤井 清美 (翻訳) 、朝日新聞出版社<<世界のマーケティング潮流をすべて飲みこむ、ウワバミ的大家>> 必読でしょう、本書は。タイトルはさておき、今、この時代に世界せ起きているビジネスのモデルを多面的に説明するツールとして、マーケティングという概念を包括的に使っています。グローバリズムを基調に、ソーシャルネットワーキングが変える企業と消費者行動。マインドとハートは、マズローの欲求段階を、世界中の人々が駆け上って満足を目指す。そして、BOP。所得ピラミッドの最下層の億単位に広がる世界。加えて、持続可能な環境経営のトレンド。これらを、マーケティングという「アジェンダ」にすべて取り込み、ウワバミのごとくに、知識と世界を読むとくツールとして展開する、巨人コトラーの、知の冒険に脱帽。とにかく、おもしろいです。 【目次】はじめに第1部 トレンド第1章 マーケティング3.0へようこそなぜマーケティング3.0に向かうのか参加の時代と協働マーケティンググローバル化のパラドックスの時代と文化マーケティング創造的社会の時代とスピリチュアル・マーケティングマーケティング3.0----協働、文化、精神第2章 マーケティング3.0の将来モデル過去六〇年のマーケティングの歩みマーケティングの未来----縦ではなく横の関係精神への移行----3iモデル価値主導のマーケティングへの移行マーケティング3.0----マーケティングの意味と意味のマーケティング第2部 戦略第3章 消費者に対するミッションのマーケティングブランドは今や消費者のものに優れたミッションを策定するまとめ----変化の約束、感動的なストーリー、消費者の関与第4章 社員に対する価値のマーケティング批判されている価値価値の規定価値がもたらす利点言葉どおりの行動まとめ----共有価値と共通の行動第5章 チャネル・パートナーに対する価値のマーケティング成長の移動と協働の必然性マーケティング3.0におけるチャネル・パートナーまとめ----価値主導のチャネル・パートナーシップ第6章 株主に対するビジョンのマーケティング経済を害する短期主義長期的な株主価値=持続可能性を包含したビジョン持続可能性と株主価値ビジョナリーのマーケティングまとめ----マーケティング3.0のためのビジネス・ケース第3部 応用第7章 社会文化的変化の創出ポスト成長市場に対するマーケティング慈善活動から変化へ変化を生み出す三段階まとめ----変化を企業のキャラクターに組み入れる第8章 新興市場における起業家の創造ピラミッドからダイヤモンドへ、援助から起業家精神へ三つの前提と四つの要件ソーシャル・ビジネス・エンタープライズの意味貧困緩和のためのマーケティングまとめ----起業家精神の奨励による貧困の緩和第9章 環境の持続可能性に対する取り組みポスト成長市場へのマーケティング環境維持の三つの事例イノベーター、投資家、普及者の協働コミュニティをターゲットにしたグリーン・マーケティングまとめ----持続可能性のためのグリーン・イノベーション第10章 まとめマーケティング3.0の一〇原則原則1 顧客を愛し、競争相手を敬う原則2 変化を敏感にとらえ、積極的な変化を原則3 評判を守り、何者であるかを明確に原則4 製品から最も便益を得られる顧客を狙う原則5 手ごろなパッケージの製品を公正価格で提供する原則6 自社製品をいつでも入手できるように原則7 顧客を獲得、つなぎとめ、成長させる原則8 事業はすべて「サービス業」である原則9 QCDのビジネス・プロセス改善を原則10 情報を集め、知恵を使って最終決定をマーケティング3.0----今こそ変化を起こすとき本書が生まれた経緯推薦の言葉----インドネシア共和国大統領 スシロ・バンバン・ユドヨノ解説----早稲田大学商学学術院長兼商学部長 恩藏直人注索引
2011年02月03日
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isbn:4569791638:detail■ 大前 研一 (著) 、PHP新書<<知の底を這う毎日の暮らしからは想像もつかない「この世界」>>こういう本こそ、大前氏の真骨頂。「まとめると、今、世界規模で何が起こっているのか」これを知るのに、大前氏の視点ほど、有用なものはありません。本書は、「ホームレスマネー」、投資効率最大化を求めて、世界規模でさまよう、投資マネー(リスクマネー)の動きを中心に、世界規模での、政治経済のダイナミズムがどのように稼働しているのか、を明らかにしてくれます。警察、軍事、政治超大国、米国の凋落。飛ぶ鳥を落とす勢いの中国と共産党、そして、それにも勝る、新興国と、大経済圏となったEU。これに、勃興するアジアの成長を各国ごとに俯瞰したあと、さて、民主党に政権交代した、我が国日本は、大丈夫なのか、という締めくくり。金融資本主義からみた、マネーの動きと、世界で起こっている、実態経済成長の選手交代を見事にサマライズしてみせます。毎日、地面を這うような、目先の小さな幸福だけを追いかけているかのごとくの、この平和ボケ国家、日本で暮らしているだけではとてもじゃないけれども、知ることのできない、大きな、大きなグローバリズムの潮流を、本書では知ることができる。【目次】第1章 超大国「G2」の黄昏(アメリカ―「唯一の大国」はいかにして崩壊したのか中国―バブル崩壊はいつやってくるか)第2章 お金の流れが変わった!(「ホームレス・マネー」に翻弄される世界EU―帝国拡大から防衛へのシナリオ新興国―二十一世紀の世界経済の寵児)第3章 二十一世紀の新パラダイムと日本(マクロ経済政策はもう効かない市場が日本を見限る日)第4章 新興国市場とホームレス・マネー活用戦略(新興国で成功するための発想日本経済再成長の処方箋)
2011年02月02日
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isbn:4309630014:detail■ アヴラム・デイヴィッドスン (著), 池 央耿 (翻訳) 、河出書房新社 <<日本でいうところの明治大正の時代の独特の雰囲気ってあるよね>>合理性では説明できないけれども、小説の面白さをたっぷりと含んだ、不思議な小説集。ボルヘ・ルイス・ボルケスと似た感覚を覚えます。伝奇小説・・というわけでもない。いつの時代というでもないけれども、でも19世紀末のようでもある。どこの国ということもないけれども、バルカン半島中央部とある。社会システムは、社会主義国家的でもあるけれども、王制のようでもある。そんな、いつかどこかで感じた、見たことのあるような「既視感覚」たっぷりな、短編集。ノスタルジックな雰囲気が、妙になつかしい。そんな情景の中、希代の大博士エンゲルベルト・エステルハージがさまざまな怪事件、というか、さまざまな摩訶不思議な事件、イベント、登場人物に遭遇、招聘され、解決していく。しかし、それは事件でも事故でもない。日本でいうと、明治や大正など、文明の黎明期をほうふつとさせる、芳醇な時間をゆったりと過ごせ、読書という行為のだいご味を味わうことができます。なんといっても、ベテランの手になる、奥の深い翻訳の文章がすばらしいです。
2011年02月01日
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isbn:482224816X:detail■ カーマイン・ガロ (著), 外村仁 解説 (その他), 井口耕二 (翻訳) 、日経BP社<<紡ぎだされる、「カリスマ」の「心にクル言葉」と「演出」の数々>>スティーブ・ジョブズがいかに経営者として、ビジョナリとして、プレゼンテーターとして、変革者として、すばらしいのかの本はたくさん出版されています。しかし、本書は、プレゼンテーター、革新のセールスマンとしてのジョブズの「卓越した」技のエッセンスを紹介しつつ、実は、カリスマの人となり、凡庸な演出とは一線を画する、ジョブズ=アップルの非テクノロジー面での卓抜さを紹介するものです。「カリスマ」の、プレゼン、プロモーションのアイデア、方法、スライドテクニックは「真似することができる」。それをまねして我々も、効果あるプレゼンテーション、ZENを体得しようではないか。ただし、タイトルどおりの本でもない。単にプレゼンの技の本ならこんなには売れないだろうに。ジョブズ、アップル、アップルの製品、メッセージと革新性、斬新さを表明した、アップルの製品(特に、最近のiPod,iPhone,iPadそして、Mac BookAirなど)になるような、ファンなら好きで商品を買って、自分のライフを変えてしまいたいような、そんな気にさせる内容になっているとことが最大の魅力。実際のプレゼンスライドや写真をもっと掲載して欲しかったが、いまどき、動画サイトで実際のジョブズのプレゼンを観ながら、本書で楽しみを補強する、技を盗む、といったマルチメディアして楽しむべし。 【目次】スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則プロローグ第1幕 ストーリーを作るシーン1 構想はアナログでまとめるシーン2 一番大事な問いに答えるシーン3 救世主的な目的意識を持つシーン4 ツイッターのようなヘッドラインを作るシーン5 ロードマップを描くシーン6 敵役を導入するシーン7 正義の味方を登場させる幕間 その1 10分ルール第2幕 体験を提供するシーン8 禅の心で伝えるシーン9 数字をドレスアップするシーン10 「びっくりするほどキレがいい」l言葉を使うシーン11 ステージを共有するシーン12 小道具を上手に使うシーン13 「うっそー!」な瞬間を演出する幕間 その2 第一人者から学んだシラー第3幕 仕上げと練習を行うシーン14 存在感の出し方を身につけるシーン15 簡単そうに見せるシーン16 目的に合った服装をするシーン17 台本を捨てるシーン18 楽しむアンコール 最後にもうひとつ謝辞訳者あとがき解説参考文献・動画など
2011年01月31日
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isbn:4047916366:detail■ スコット・パタースン (著), 永峯 涼 (翻訳) 、角川書店<<天才たちの夢と欲の連鎖から生まれた世紀のメルトダウン>>最近読んだ中では、一番ワクワクした。徹夜で一気に読んでしまった。2008年のリーマンショックという世界的金融資本主義のメルトダウンに向かって、いかに、世界の天才たちが、その才能をいかんなく発揮し、才能と欲望とギャンブルへの賭けを連鎖させて破滅を招くことになったかを克明に描く。花粉のランダムな動きを発見した(ブラウン運動)ロバートブラウンの時代からはじまって、ランダムウオークと神の手になる金融市場をギャンブルとキャッシュマシーンと化すことに手を化したスタープレイヤーたちの人柄と思考をなぞることで、世界的な金融システムが、レバレッジ増強の舞台になった経緯を、驚異的な取材と克明な情報の組み立てで描く、知的興奮と神への挑戦の歴史。エド・ソープ、ピーター・ミュラー、クリフ・アスネス、ボアズ・ワインシュタイン、ジム・シモンズなど、神に愛でられた傑出した天才たちが、自分の生きがいをウオール街とポーカー(ギャンブル)に求めた連鎖が、歴史上未曾有のカタストロフィーを招くとする本書は、個人の才能と、運との関係を考察せざるを得ない。サミュエルソンやフリードマン、ジャンクボンドの帝王ミルケン、そして、ジョージ・ソロスに、オマハの賢人バフェット、それにゴールドマン・サックス、リーマンブラザーズ、LTCMなどの投資銀行、ファンド運用組織も次々に描かれて、いかにたくさんの人間と組織と、経済原則と、予測不能なリスクが相まって歴史的「カサンドラクロス」奈落へ落ちていったかが、手に取るように克明に描かれると、いやがおうにも、知的興奮を生まずには得られない。近年の傑作です。 【目次】オールインゴッドファーザーことエド・ソープマーケットをぶっとばせボラティリティ・スマイル四人のクオンツたちオオカミザ・マネー・グリッド夢の実現「将来の成功を祈っている」八月の異変運命の時計欠陥悪魔の仕業ダークプール
2011年01月31日
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isbn:4479792732:detail■ 古市 幸雄 (著) 、大和書房<<寸暇を惜しんで勉強するための動機づけと時間管理のバイブル>>何のために勉強するのか?という根本的な動機づけは「自分で考え抜きなさい」との最後の言葉ではありますが、古市氏の一連の著作のうち、ここまで読んだ中では、「動機づけ」「習慣づけ」そして「時間管理」のハウツー本としては白眉でしょう。書き方が、読者の弱点にグサッとくる分、読んでいて反発したり腹が立ったりすることも多いのですが、しかし、そんな読者にあたかも、著者は「では、悔しかったら私の勉強を超えてみなさい。それだけの犠牲も払ったし、金も手間も時間も投資して、今の自由を手に入れたのだから」と言っていかのごとくです。(そうは書いていませんけど)本書は、勉強しない言い訳をする一般人に向けたきびしく突き放した話題がある一方、どうやって時間を捻出し、効果的、効率的なインプットを行っているか、が合理的、功利的なロジックで開陳されます。この辺は、参考になる話が多い。本書を読むと、著者が、単に根性と後悔と気合で、いわゆる勉強を継続している、というのではなく、いかに合理的な背景で人生の時間を管理しているかが詳しく解説されています。ところで、どんな勉強をするかは、書籍ではなく、著者のメールマガジンを購読する必要があるらしい。ところで、著者は「一日30分を・・」は、著者がつけたタイトルではなく、書籍は出版社のものであって、読者の勝手な誤解は著者には責任がないと書いています。さて、本書のタイトル。「無理なく勉強を続けられる人」は、たぶんちょっと違っていて「なんとか無理をして勉強をそれでも継続できる人」のための、動機づけと方法論、時間管理術のハウツー開示本、ではないでしょうか。 【目次】第1章 どうして勉強する時間がないのか?1 あなたは本当に忙しいのですか?2 平日は何に時間を使っているのですか?3 休日は何に時間を使っているのですか?4 1日のどこで勉強時間を確保するのか?5 時間の使い方を変えれば人生は好転する?6 日常生活の基本活動をすべて勉強時間にする?第2章 時間と自己投資とあなたの未来の関係1 筋トレするか、勉強するか?2 今の1年と老後の1年は価値が違う?3 自己投資に時間を使わないほうがお得?4 「時間とお金の価値」の共通点と相違点とは?5 10年後にどんな時間を過ごしていたいですか?6 「時間投資」と「成果」の関係とは?7 「1」の時間的投資で得られる最大の成果は?8 「1日30分」の自己投資で成果が出るのか?9 勉強の成果を決める最大の要素は?10 自己投資をしないと10年後のあなたは?11 時間以外に必要な投資要素とは?12 今から数年先を見据えて始められますか?第3章 配膳の仕事で覚えたムダな時間の省き方1 先輩ウエイターが教えてくれた5つの方法とは?2 ラクして自分の時間を確保するには?3 最も効率のいい時間短縮のコツとは?4 今やらないことで時間が確保できる?5 意識を変えるだけで処理スピードが変わる?6 仕事ができる人はムダのない動きができる?7 チリも積もれば時間はどうなるのか?第4章 どうしたら勉強時間を確保できるのか?1 「朝」の勉強時間の確保方法とは?2 「昼」の勉強時間の確保方法とは?3 「夕方」の勉強時間の確保方法とは?4 移動中の勉強はなぜはかどるのか?5 「帰宅後」の勉強時間の確保方法とは?6 「休日」の勉強時間の確保方法とは?7 節税対策と勉強時間の確保は同じ?8 時間は買ってしまったほうがいい?9 設備投資を惜しむと、勉強量は増えない?10 私が家事をしない理由とは?11 銀行によく立ち寄る人は年何時間失っているか?第5章 時間確保に有効なアイテム&サービス1 移動中の勉強に便利なアイテムとは?2 勉強時間の確保に便利なアイテムとは?3 勉強時間の質を高めるアイテムとは?4 時間の節約に役立つサービスとは?第6章 職場でのムダな時間を削りなさい!1 どうして仕事場での時間確保方法を書くのか?2 なぜあなたの残業は減らないのか?3 ムダな時間をカットするための必須ツールとは?4 ツールを作る際のポイントとは?5 時間を確保するための情報管理方法とは?6 電話で済むならメールは禁止?7 なぜ私の会社はメールの返信が速いのか?8 人がやる仕事は○○だけ?9 仕事は優先順位をつけないほうがいい?10 すぐにやらないほうが時間を省ける?11 出社しなくても成果は変わらない?12 仕事中に勉強をする秘策とは?第7章 なぜ時間を確保するだけではダメなのか?1 あなたは、どうして勉強するのですか?2 勉強時間を確保できない本当の理由は?3 本当に忙しくて勉強できないのですか?4 あなたは本当に勉強したいのですか?5 「勉強を続ける」と決めたなら?6 目的が見つからない人はどうすればいいか?7 本気で自分を変えたいのなら?
2011年01月01日
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■ 吉原 珠央 (著) 、幻冬舎<<前半までは、とってもいい人生の気付き。後半はおしい。>>元CAの方が出した本は多いですが、「イメージコンサルティング」という独自の?カテゴリーを生み出した吉原氏の2冊目。「人とモノを自由に選べるようになる」という、意味がいまいちよく理解できないのですが。これは、自分の思考に自分せ考えのクセをつけて、型にはめてしまった思考習慣から自由になって、自分の本来的な価値を発見し、自然な自分の人生を生きる(選択できる)、という意味なのでしょうか。前半は大変いいことが書かれています。いわく、「人はイメージした人間になる」(なれる)ということ。これを著者がCAをやめたあと、自分の価値を探してさまよった経験から語られます。第一章から三章(自分を高める)までは、おもしろい。でも後半のマナーや思考習慣、人との付き合い方、気遣い方は、マナー本とセルフイメージ本の折衷で、よくある指南です。気軽に読めて、やさしい語りで気分はよくなれるので、いいのですが。でも、ちょっと、和田裕美氏に似ている生き方指南書のようにも見えますが、そこは、セールスマンであった和田氏と違って、実務面、ビジネス面でちょっと物足りない。 【目次】第1章 「人とモノを自由に選べるようになる」ための考え方第2章 「選べる人」は「自分を熟知している人」第3章 自分を高めて「選べる人」になる第4章 「選べる人」の自信のつけ方第5章 「選ばれる人」の習慣術第6章 目標を達成し続ける人の思考法
2010年12月31日
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■ 伊藤 和磨 (著) 、集英社新書<<納得できて、すぐ実践できる腰痛対策、予防指南書>>著者は、プロサッカー選手でしたが、腰痛悪化で、引退を余儀なくされました。その後、青山のスポーツクラブで出会ったインストラクターから腰痛改善プログラムを学び、プロトレーナーとなりました。本書の一番の特徴は、腰痛に悩まされた著者によって、医者や民間療法の紹介に陥ることなく、科学的で、根拠のある骨格系の構造や、悪い姿勢から来る腰痛の発生を、わかりやすく説明し、納得性があるところです。しかも、悪い姿勢とはどういうものか?や、どんな生活習慣が姿勢を悪くするか?などを、特別な例ではなく、いまどきの社会で誰でも陥る「長時間の座り仕事」「パソコンとの長時間の作業」「猫背での携帯電話」など、普通にある生活シーンと、筋肉、骨格のセオリーをわかりやすく解明しているところです。普通のサラリーマンや外資系金融マンの例を使って、健康を維持することは、現代人必須のテーマであることも説いています。絵た図が豊富で、しかも、わかりやすく、理解を多いに助けてくれます。腰痛だけでなく、現代人が健康なフィジカルな面での競争力を維持するために、お薦めの一冊です。 【目次】第1章 なぜ病院で腰痛が治らないのか第2章 腰痛のしくみ第3章 「トリガーポイント」と腰痛第4章 正しい姿勢の人はいない第5章 壊れない腰のつくり方第6章 腰痛防止―体に優しい作業環境づくり第7章 腰を守る日常動作補章 腰痛にならないためのゴルフ講座
2010年12月31日
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■ 渡辺淳一(著)、文芸春秋社<<デートクラブ入会までは、まあ、こんな現実もあるものかと。その後の展開が凡庸。>>有名広告代理店の常務まで務めた主人公は、60歳定年で表向き、いさぎよく、あっさりと定年を受け入れる(選択する)。しかし、待っていたのは、空虚な毎日と、家族からうとまれる存在だった・・・。どっかできいたような、ステレオタイプの団塊世代の定年退職像。毎日が暇をもてあまし、さりとて、コミュニティに溶け込むわけでもないし、家事をするでもない。前からの夢を実現させる充実した毎日を暮らすでもない。この姿は、たぶん、普通の日本のサラリーマンにはかなりの確率で訪れる定年退職後でしょう。しかし、ここに描かれているのは、高い地位と裕福な金銭環境での定年と、ある種贅沢な悩みの男でもあります。前半は、まあ、現実にこういう「男」や家族もいるだろうという感じはありました。しかし、後半からエンディングがいけません。何を試しても「生きる」実感を得られない男が走ったのは、デートクラブに入会し、若い娘との疑似恋愛に、自身の余生を託すことだった・・・って、本当か?これ。ラストに至っては、結局、妻は家へもどり、デートクラブの娘はまっとうに結婚に至る。そんな環境で、虫けらのように漂う男。往年の映画、小津やサラリーマンシリーズを借りて、ちゃんちゃんって感じで、書いた娯楽小説だが、こんなもので、現実を描いたと思われたらたまったものではない。
2010年12月31日
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■ 土橋 正 (著) 、東京書籍<<しっかし、よく見つけてくるなあ、こんなアレコレ>>『ステーショナリーハックス』の土橋さんによる、うまいタイトルの「文房具あれこれ」です。この手の本には珍しく、カラーで写真も掲載されていて、読んで、見て、眺めて、とっても楽しい文具の本。筆記道具からクリップまで、まさに、「ガジェット」偏愛と(肯定的に)呼ぶにふさわしい本です。これを見ると、フセンだけでも、こんなにバリエーションがあるのかと驚嘆します。一番気に入ったのは、「草むらになるフセン」グリーンマーカー。まさに、これを本に貼ると、草むらのように見える秀逸モノ。 【目次】第1章 発想編(鉛筆シャープペン ほか)第2章 記録編(ノートメモ ほか)第3章 整理(スケジュール・書類・机)編(マンスリー手帳ToDoツール ほか)第4章 事務作業編(発送ツール伝言ツール ほか)第5章 ツール編(満員電車ツールミーティングツール ほか)
2010年12月31日
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■ 親孝行実行委員会 (著) 、泰文堂<<なんとなく思っているけど、ちゃんと思ったことがない親孝行の気付き>>泣きはしかいけれども、いい本です。みんな、誰かの子供。そんな万人に共通の、大人になたからこそ親に注げる視線の数々が、55個書かれています。やっぱり、一番心にくるのは、55番目のエピソード「親に会いにいく」でしょう。両親だったり、片親になっている人も多いけれども、いづれにしても、親が生きているうちに交流すること、してあげること、したいことの大切さがたくさん入っている。それは、自己満足なのかもしれないけれど、でも、それでいいんじゃない?親は子どものすべてを受け入れてくれるんだから。そんなやさしい気持ちになる、お薦めの一冊。 【目次】親の肩をもんであげる母子手帳を見せてもらう父とキャッチボールをする親に手料理をふるまうメールの操作を教えてあげる親の背中を流す孫を抱かせてあげる親を海外旅行に連れて行く親の好きなところを10個書き出す余命宣告するべきか考えておく〔ほか〕
2010年12月29日
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■ レイ・A. クロック (著), ロバート アンダーソン (著), Ray Albert Kroc (原著), Robert Anderson (原著), 野崎 稚恵 (翻訳), 野地 秩嘉, 孫 正義, 柳井 正 、プレジデント社<<一介の50代のセールスマンが成し遂げたビジネスの真骨頂のすべて>>冒頭で泣いた。「人は誰でも、幸福になる資格があり、幸福をつかむかどうかは自分次第、これが私の信条だ」紙コップやマルチミキサーのセールスマンだった、52歳の男で、糖尿病と関節炎を患い、胆のうのすべてと、甲状腺の半分を失った中年が、マクドナルド兄弟の店を見つけ、世界のマクドナルドチェーンを作り上げ、クロック財団を設立しこれ以上ない成功を収めるにいたった、その商売と人生と私生活のすべてを開陳した、瞠目すべきビジネスとベンチャーの教科書。時代背景というものがあるものの、レイ・クロックがどんなことを考え、どんな人間と出会い、どんな才能をやとい、どんなキャリアを歩み、マクドナルド・ハンバーガーとポテトでいかにして成功し、失敗し、乗り越えてきたか。最後に、ユニクロ柳井氏と孫氏の対談。そして、柳井氏のビジネスの言葉がつづられている。本書を読んで思うのは、人間、何かをするのに、遅すぎることはない、ということ。藤田田、カーネルサンダース、そして、レイ・クロック。みんな、エネルギーと情熱を起業に注いできた鉄人。彼らの人生を読み、自分の人生をいくばくか、よい生き方にできれば、そんな本、そんな読書は至福のものと言える。 【目次】チャンスを逃すな仕事はハンバーガーの肉だセールスの極意売上げを伸ばすストレスに打ち勝つ!契約の落とし穴フランチャイズシステム成功の方程式知りたいことはゴミ箱の中にキャッシュフロー取引先とともに成長する理想の組織トップは孤独であるヒット商品の作り方球団買収やり遂げろ!
2010年12月29日
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■ 古市 幸雄 (著) 、ダイヤモンド社<<結構、うなずける、英語力強化法>>英会話学校がどうの、とか、英語教材が悪の根源、のような批判は、特に、ここまでこきおろす必要はないと思われます。そんなこと書かなくても、本書で開陳される英語総合力の独特の強化方法は、かなり的を得ていると思われます。素直に、この方法は取り入れたい。でも、初心者はネイティブからは教わるな、はちょっといただけません。ネイティブは、非ネイティブの苦労がわからないだろうから、どっちかというと非ネイティブから教わる、というか、非ネイティブと会話して力を増すのがいい、という著者の留学体験には、たぶんに、社費で留学し、のうのうと?MBAをとって、さっさと帰国し、英語もろくに話せないような一流企業のエリート層への偏見が垣間見える、と言ったらいいすぎでしょうか。後半へいくほど、細かなテクニック、リスニング、スピーキング、ライティング、単語熟語強化法が細かく説明されていて、著者の英語指南の真骨頂になっているので、本書は勉強法の本としては独創的で、取り入れる価値がある訓練本になっています。 【目次】はじめに あなたの英語力が伸びないのは誰のせい?第1章 英語を習得したければ英語「業者」を信じるな第2章 初心者はネイティブから教わるな第3章 英語を習得したければ「英語の習得」を目的にするな第4章 英語はテレビドラマで覚えるほうが、うまくなる―リスニングのコツ第5章 英会話学校に英語を「習い」に行くな―スピーキングのコツ第6章 TimeやNew York Timesは絶対に読まないでください―リーディングのコツ第7章 いくら本を読んでもライティング力は上がらない―ライティングのコツ第8章 変化のパターンを覚えて語彙を飛躍的に増やす―単語・熟語のコツ第9章 辞書やツールの選び方
2010年12月29日
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■ 井上 理 (著) 、文芸春秋社<<日本のソーシャルネットの先端シーンを生々しく>>ツイッターと、グリー、ユニクロの話題を中心に、ソーシャルメディア、ソーシャルSNSの威力を詳細に見ていく現場のジャーナルです。ジャーゴンはよく目にし、聞きますが、では、現場ではいったいどういうことが起こっているのか、を知るには適当で、丹念なレポートです。個人や企業も、どっちも、個人が情報発信し、しかけ、なにかのプロモーションを仕掛けるとき、その手段としてのソーシャルメディアは、低コスト(というか、タダ同然)で、しかも、成功すれば一気に火がつくということの実際の事例の証左がここにはあります。 【目次】プロローグ カオスのメディア、カオスの広告第1章 究極の「中抜き」メディア―ツイッター、ユーストリームの正体第2章 ビジネスチャンスを探る先駆者たち―急増する企業の「中の人」第3章 SNSの巨人・グリーはなぜのし上がれたのか―ミクシィ、モバゲーをまくった巨大メディア第4章 勃興するBUZZメディア―ゲーム全盛の先に目論む「リアル」への進出第5章 BUZZをつかまえた広告主―「広告」の再定義に取り組むユニクロの挑戦第6章 抗うオールドメディアエピローグ 変化を拒んだものが勝つのか、楽しんだものが勝つのか
2010年12月29日
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isbn:4822208621:detail■ 柏木 孝夫 (著), 日経エコロジー (編集) 、日経BP社<<日本の政策面に詳しい、次世代スマート社会の姿>>政府、とりわけ、経済産業省のエネルギー政策の中核にいる著者(研究者)だけあって、たくさん出版されているスマートグリッド社会の本の中でも、特に日本の政策面や実証実験に詳しいです。スマート革命というと、米国、特にオバマ政権と連動したシリコンバレーのハイテクカンパニーがけん引する施策、実験を描くことが多いのですが、本書のように「地に足ついた」具体的な社会変革の姿を、それも、図解入りで分かりやすく解説されるととっても、夢のある世界、社会を想像できて、よい本です。社会基盤へのテクノロジー革新が、われわれの生活基盤にどんな変化をあたえるか、を中心に解説されているので、技術の話題は後半に。主に分散型発電、太陽熱発電にサンベルト開発、海洋バイオマスによる海洋都市構想、そして、化石燃料の高度利用などについて詳しく説明されていて、壮大な構想と現実感に身震いできます。 【目次】第1章 スマート革命がもたらす暮らし・社会・産業の未来1 国内外で進むスマートコミュニティ実証事業2 スマートシティ実証から日本の環境技術を世界へ第2章 スマートエネルギーネットワークで世界をリード1 スマートエネルギーネットワークのグランドデザイン2 新エネ・ライフ創造のカギを握る“電池三兄弟”3 エネルギーインフラ革命と循環型社会構築で世界をリード第3章 日米欧が競う社会インフラのスマート化推進政策1 ICTを駆使したエネルギーインフラのスマート化2 自動車・家電・情報通信にも波及する国際標準化3 再生可能エネルギー全量買い取り制度の導入に向けて第4章 次世代エネルギーシステムを実現する新技術1 ダブル発電と電力・熱・水素の統合ネットワーク2 太陽熱発電によるサンベルト開発3 海洋バイオマスと海洋都市構想4 既存メガインフラのグリーン化=化石燃料の高度利用
2010年12月12日
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isbn:4480065679:detail■ 梅田望夫 (著), 飯吉透 (著) 、ちくま新書<<グローバリズムと米国式博愛主義とテクノロジーの結合>>読んでたまげました。米国の有名大学を中心として、ウェブを最大限に活用した、オープンエデュケーションの詳細。本書では、シリコンバレーウオッチャー、梅田望夫氏をホストに、飯吉氏をゲストにみたてて、アメリカお得意の、キリスト教的博愛精神と、オープンと、テクノロジーは人類に福音をもたらすという、いつもの開拓者精神による、世界的布教活動=教育のメカニズムが明らかにされます。しかも、MITなんかは、授業を無償で、世界の隅々にあまねく恩恵を与えようという、資本主義社会経済原理の中では、画期的、革命的なオープンエデュケーション、オープンテキストを開発するとのこと。これの意味を本書では二人の碩学が解き明かしていきます。その核心は、世界的な格差社会、不平等の壁を、テクノロジーと博愛の人道主義で(嫌味では決してなく)なくしていき、世界の青少年を機会均等、平等なチャンスを与えることで、さらに人類の進化を加速するであろう、教育という仕組みを根底から覆すという、壮大な実験でもあります。本書は、日本の学校、教育では決して知ること、体験することのない、事実が米国で進展していることを知る、という意味でも、内容の濃い、いまどきのジャーナルになっています。さっそく、掲載されているURLを使って勉強することができる、この機会均等の時代に生まれたことに感謝すべきかもしれない。 【目次】はじめに(飯吉透)第一章 ウェブ進化が人生を増幅する(梅田望夫)人生を切り開いていくための強力な道具/「知の宝庫」たるウェブ/「師」や「同志」との出会い/職を得る、生計を立てる道筋へ/「経済のゲーム」と「知と情報のゲーム」/グーグルと中国/グローバル展開への強烈な意志/グローバルウェブを牽引する三つの力/グローバルウェブとオープンエデュケーション第二章 オープンエデュケーションの現在(飯吉透)ウェブによって生まれ変わったオープンエデュケーション/オープン・テクノロジー、オープン・コンテンツ、オープン・ナレッジ/ローカルからグローバルへ/オープンエデュケーションが続々と生み出す教育界の「ウェブ・スター」たち/カーネギーメロン大学の挑戦/初等・中等教育への浸透/「格差超越装置」としてのオープンエデュケーション/オバマ大統領の”オープンエデュケーション宣言”/「オープン・テキストブック」による教科書の無料化・低価格化/見え始めた「より開かれた二一世紀の大学」の新たな姿/牽引力としての民間財団の存在と社会的フィランソロピー精神/教育の開化・深化・進化/[コラム]メタ・ユニバーシティとクラウド・カレッジ第三章 進化と発展の原動力「逆転の発想」から始まったMITオープンコースウェア/「互助精神」「フロンティア精神」「いたずら心」「宗教的信念」/「カリフォルニアン・イデオロギー」と「東部エスタブリッシュメント的なもの」/オープンエデュケーションは独善的?/ヨーロッパにおけるオープンエデュケーション/授業料無料のグローバルなインターネット大学/個人の「狂気」がブレイクスルーを生む/成長段階仮説/オバマ政権とオープンエデュケーション/営利のオンライン大学/国内格差の解消、グローバル格差の解消/オープン・リサーチ、オープン・サイエンス/進化する教科書、オープン・テキストブック/初等・中等教育でも始まったオープン・テキスト化/ビジネスサイドからの新しい教科書出版の動き/[コラム]クリエイティブ・コモンズとオープンエデュケーション第四章 学びと教えを分解するオープンコースウェアは誰がどのように使っているか/アメリカの大学と「閉じ込めのシステム」/独習者はどのように学んでいるか/[コラム]オープンコースウェアで学んだ土谷大さん/教育と「強制システム」/ウェブと能動性/「テクノロジー」「ナレッジ」がなぜ必要か/「師」や「同志」とどのように出会えるか/学習コミュニティ/学びから職へ/専門的な知識を生かして社会貢献する/セーフティーネットとしてのオープンエデュケーション/[コラム]アルゼンチンの地方から世界へ:サンルイス・デジタル構想第五章 オープンエデュケーションと日本人、そして未来へ「残りのすべての人々のため」の教育?梅田 望夫ミューズ・アソシエイツ社長。1960年生まれ。慶應義塾大学工学部卒業。東京大学大学院情報科学科修士課程修了。94年から米国シリコンバレー在住飯吉 透マサチューセッツ工科大学(MIT)教育イノベーション・テクノロジー局シニア・ストラテジスト。1964年東京生まれ。国際基督教大学、同大学院教育学研究科を経て、フロリダ州立大学大学院にて博士号(教授システム学)を取得。カーネギー財団知識メディア研究所所長、東京大学大学院情報学環客員教授、中部大学高等学術研究所客員教授、北陸先端科学技術大学院大学客員教授などを歴任
2010年11月28日
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isbn:4791765559:detail■ ニコラス・G・カー (著), 篠儀直子 (翻訳) 、青土社<<環境と頭脳の相互作用を、仔細に検討してみた>>ネットバカ、とは、うまいタイトルです。読み終わって、確かに、この本はネットかしこ、でもないし、ネット作用でも、ネット徒然草でもない。ネットバカ、になってしまう危うい可能性を多いにもった、ネット環境の大革新。本やメディア、神経論からはじまって、グーグルの創生、ネットの拡大などが人類(と言っても、普通の生活人)に与える、大いなる知、認知に関する影響を考察しています。『クラウド化する世界』『ITを買うのはおやめなさい』の、ニコラス・カーなので、読んでみました。そんなに知的興奮を覚えるような、大潮流を描いた本ではないけれども、知的うんちくまんさいだし、知識をえるためのメディアの歴史、メディア論、さらに、我々を取り巻く、テクノロジー環境と、我々の世界認識、脳の作用の関係が深く、広く、考察されていて、読みものとして、結構面白かったです。ただ、いろんなテーマがキルトのように、紡ぎあわされていて、ちょっと、雑誌感覚な面があるので、読み物、という感覚です。提言とか、警鐘という意味あいは薄い。 プロローグ―番犬と泥棒HALとわたし生命の水路精神の道具深まるページ最も一般的な性質を持つメディア本そのもののイメージジャグラーの脳グーグルという教会サーチ、メモリー〔ほか〕
2010年11月27日
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isbn:4479920250:detail■ タニタ(著)、大和書房<<ヘルシー料理、見ているだけで「おいしそー!」なヒット本>>目の付けどころがいいですね。「タニタ」は、体重計や健康測定器具の有名メーカー。その社員食堂では、いかにヘルシーか?って、想像しただけでも、痩せそう。健康になりそう。事実、巻頭では社員食堂を利用して、ダイエットに成功した社員の方々が写真入り、実名で紹介されていて、これは、いいって思います。まだ料理は作っていませんが、写真とレシピが見開くで、大きいので使いやすそう。しかも、ありきたりな食材ばかりで料理されている(ようにみえる)ので、お値段も安心。和食中心ですね、やっぱり。バランスのよい定食を見直す、いいレシピ本です。ダイエット成功間違いなし!【目次】タニタ食堂へ、いらっしゃいませ(タニタ食堂って、どんな食堂?タニタ社員の常識実録!タニタ社員がほんとうにやせた! ほか)本日の日替わり定食(521kcal―根菜とひき肉のしぐれ煮定食479kcal―ささみのピカタ定食516kcal―さわらの梅蒸し定食 ほか)ついでに作る大活躍の保存ソース裏メニュー(トマトたっぷりドライカレーほうれん草のドライカレー大豆のドライカレー ほか)食材使い回しさくいん食材分量目安一覧
2010年11月14日
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isbn:482228431X:detail■ ルイス・アンドレ・バロッソ、ウルス・ヘルツル (著), 丸山不二夫、首藤一幸、浦本直彦 (監修), 高嶋優子、徳弘太郎 (翻訳) 、日経BP社<<クラウドというより、データセンター設計、運用の勘所のお題>>いまどきクラウドの啓蒙書、かと期待した人は、ご愁傷さま。残念でした。本書は、クラウドそのものではなく、ウエアハウス・スケール・コンピューティング(WSC)と呼ぶ、いまどきのインフラ基盤を構築、設計、運営する場合の、気をつけなければいけない、勘所を解説した本。しかも、たぶん、全体を書こうと思っている著者たち(根っからの技術者)による、イントロダクションです。グーグルのセンターを設計・運営しているスタッフになる徹底的にテクニカル面から考察し、ベンチマークし、統計し、分析した、論文の一部です。その証拠は、目次をご覧ください。最初のほうこそ、クラウドコンピューティングを思わせますが、全体は、ハードウエア基盤、クラスタリング、HadoopやMapReduceを支えるインフラ基盤のアーキテクチャ、消費電力、電力当りのパフォーマンスや故障率た耐障害性など、データセンターファシリティの設計、運営のお話です。とはいえ、本書の内容自体に大くな問題があるのではなく、たぶん、邦題と中身のまったくのギャップの落差が、読者の期待を裏切るという結果を招いたということで、この辺は、レビューと目次と中身の立ち読みで、ちゃんと確認してから買いましょう。改めて言うと、コンピュータサイエンスに興味がある読者には、かなり面白い内容ではあします。文句があるとすると、もっとコンテナ型コンピューティングに言及して欲しかった。【目次】第1章 イントロダクション第2章 負荷とソフトウエア基盤第3章 ハードウエアの構成要素第4章 データセンターの基礎第5章 エネルギーと電力の効率第6章 コストのモデル化第7章 障害と修理への対応第8章 WSCの課題
2010年11月13日
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isbn:4569674119:detail■ 古市 幸雄 (著) 、PHP文庫<<「勉強教」教祖が語る、凡人が下流転落しないための唯一の光明>> 著者が一連の「勉強するものは勝つ」本を書く、動機理由が本書の最後で書かれます。これが大変興味深いので、みなさんもぜひ、一読を。本書では、前著より、「なぜ勉強なのか」が強烈にメッセージアウトされています。前著、「一日30分を続けなさい」にもまして、「勉強しないと、敗者になって、後悔し、そのうち、みんな人のせいにするような情けない人間に転落するぞ」と地獄の閻魔様よろしく、恐怖心を植え付けます。そして、やる気のある奴はついてこい。やる気のない奴は、勝手にせい。と、(言葉は違いますが)とにかく、寸暇を惜しんで、自分に投資し、人脈構築の時間があったら、人から声をかけてもらえる(人脈の誘いをもらえる)付加価値のある人材になるために、「勉強、勉強、そして勉強」しなさい、と説きます。昨今、本屋やネット上にまん延する、「お手軽簡単」あなたも成功できる本、情報を駆逐し、「地道に、普通のやるべきことを毎日継続すると、その分野で上位5%に入ることが誰でもでき、あなたは成功者、勝ち組になれる」と、かなり「昭和な」成長神話、右肩あがり神話を説いていますが、さて、複雑な要素がからんでいる、この社会で成功するために、はたして、文字通り受け取ることは、なかなか難しいです。たとえが、たくさん紹介されますが、スポーツ選手が多い。勉強を一所懸命して成功した最近の例をもっと引用して欲しかったです。 【目次】第1章 当たり前のことを続ける人が勝つ!第2章 絶対的効果が出る朝勉強のススメ第3章 成功する人はこの勉強法をやっている第4章 朝勉強を続けるための仕組みづくり第5章 人生の段階別・勉強時間の捻出法第6章 運を開く勉強法・考え方第7章 自己啓発の落とし穴
2010年11月12日
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isbn:4479302735:detail■ 古市 幸雄 (著) 、だいわ文庫<<ゆるい自己啓発成功本を駆逐する、勉強一筋のすすめ>>タイトルより、中身はよかったです。結構、むかつく内容、文章のところも多いのですが、しかし、あたってるから、怒っても無駄。いやなら、読まなけりゃいいし、途中で読むのをやめればいい。そして、特に実践することもない。やる気のある、目的のある、渇望することを持った人が読む救済の書。一日30分を継続しましょう、は、方法の、ほんの一部。ポイントは、「人生成功法」ではなく、「下流転落しないために、なにも持たない凡人は、どうすればいいのか」です。答えは、「人が遊んでいる隙に、寝ている隙に、あなたは勉強しなさい」です。勉強なんかしたくない人はしなくて結構。したい人は、言い訳したりしないで、とにかく継続して毎日勉強しなさい。著者が言っているキーポイントは、これです。財産も何もない、普通の人が、経済的に競争を勝ち抜き、成功するためには、自分に投資するしかない。その投資とは、自分の能力を、当たり前の練習を、コツコツと必要な時間(年、数年、数十年)実践するのみ。本書では、具体的な勉強の「コンテンツ」や「時間管理」などの小手先は説明されません。それは、自分が選択すること。8割は、「とにかく勉強しないと、とんでもないことになる。一生後悔し、転落した人生からは上がってこれない。するかしないか、は、あなたの自由」という、スパルタ式学習塾方式で、自分の甘い生活に、カツを入れ今すぐに一念発起したい人にはうってつけの教材です。赤線を引き、フセンをつけ、ノートに書き写し、いつも文庫を携帯し、暇をみつけては眺める。それにふさわしい、指南本です。英語力の体得に詳しい。 【目次】第1章 人生は勉強した者が勝つ!勉強法1 動機づけの方法とは?勉強法2 どうしたら勉強の習慣が身に付くのか?勉強法3 読書のコツとは?勉強法4 脳科学の実験結果に基づく正しい勉強法って?勉強法5 勉強の成果に一番必要な要素は?勉強法6 勝つための勉強戦略とは?勉強法7 最初は勉強の成果は出ない?勉強法8 効率よく知識を吸収するコツは?勉強法9 なぜ、自己投資が必要か?勉強法10 私の自己投資歴とは?第2章 勉強時間を捻出する方法勉強法11 テレビを見なければ、2カ月分の時間を捻出できる?勉強法12 会社での勉強時間の捻出方法とは?勉強法13 同僚に差を付ける時間の使い方とは?勉強法14 自宅・会社以外での捻出方法は?勉強法15 通勤時間の賢い使い方は?(電車の場合)勉強法16 通勤時間の賢い使い方は?(車・徒歩の場合)勉強法17 休日の勉強時間はどうやって捻出する?勉強法18 「できれば朝型」がおおすめの理由は?第3章 勉強に集中する方法勉強法19 「気持ちいい」は勉強の集中に不可欠?勉強法20 集中力の持続時間はどのくらい?勉強法21 効果的な休憩方法とは?勉強法22 休憩時間の意外な使い方とは?勉強法23 長時間勉強を続けるコツは?勉強法24 気分が乗らない時の対処法は?第4章 短期集中型・長期計画型の勉強法勉強法25 短期集中型勉強のコツは?勉強法26 短期集中型に変更して失敗する理由とは?勉強法27 私の留学を成功させた長期計画型勉強法とは?勉強法28 勉強中に避けられない感情とは?第5章 本気の人のための英語勉強法勉強法29 英語の勉強は続けているけれど......?勉強法30 なぜ英語が習得できないのか? その1勉強法31 なぜ英語が習得できないのか? その2勉強法32 本気の人のための英語勉強法とは?勉強法33 本気の人が目標とすべき年間英語勉強量は?第6章 勉強を成功させるための目標設定方法勉強法34 目標の設定方法とは?勉強法35 長期目標のポイントとは?勉強法36 中期目標設定のコツとは?勉強法37 1日目標の設定方法とは?勉強法38 目標設定いかんで行動と成果は大きく変わる?勉強法39 目標達成できない最大の理由は?勉強法40 逆転の思考法で目標達成できる?勉強法41 目標達成のための代償って?勉強法42 手帳で目標設定すると実現スピードが加速する?勉強法43 手帳を使った目標達成の方法とは?第7章 勉強効率アップのための食事・睡眠勉強法44 食事が勉強の成果と関係する?勉強法45 どうして睡眠は重要か?勉強法46 目覚まし時計なしで起きる方法がある?勉強法47 早朝から頭をフル回転させる方法とは?第8章 勉強効率アップのためのツール勉強法48 集中力を維持するためのツールとは?勉強法49 外での勉強に役立つツールとは?勉強法50 おすすめの筆記具とは?勉強法51 聞く勉強に便利なツールとは?勉強法52 長期計画型勉強なら、まず椅子に投資?勉強法53 勉強机の照明として最適なのは?勉強法54 寒さ対策のツールとは?勉強法55 快適に目覚めるツールとは?
2010年11月11日
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isbn:4167110067:detail■ 東野 圭吾(著)、文春文庫毎週金曜の23時、テレビ朝日のドラマ、見てます。あらすじはこちら<<有限の「生」の中に吹き込まれた、「永遠」の愛とむなしさ>>傑作でしょう、間違いなく。なんで、傑作だと思うんだろう。泣けて泣けて仕方ない、ということはない。でも、読んでいる途中も、読んだ後も、「心」がむなしくて仕方ない。永遠に生きていきていきたい。いや、この物語が、どうか終わらないで欲しい。そんな感覚、感動がいつまでも、残る。なぜなんだろうか。夫婦って何だろう。肉体と心って何だろう。家族ってなんだろう。親娘って何?人間が生きるって何?年齢を重ねるって何?結局、この世に生まれて、結婚して、子供を育てて、この世代の継承と、自分には何の意味があるのか?このファンタジーにはさまざまな気付きを読者に与えるインパクト、パンドラの箱が入っていました。東野圭吾は、傑作を書きました。それは間違いがありません。
2010年11月07日
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isbn:4396613490:detail■ 美月 あきこ (著) 、祥伝社<<CAが見たファーストクラスの客と、そうでない客>>まあ、読んでいて、この本ほど、嫉妬心が萌えるのも珍しいですが。別にビジネスクラスでも十分、優越感に浸れますが、著者からみると、ファーストクラスの客に比べて、かなり「野蛮人」たる態度も多い様子。ファーストクラスに乗れる人は、エコノミーの約20倍程度のお金を出さないと、そうそう乗れるものではなく、どれほど勝ち組な特別なクラスの人たちであるか、が、まず冒頭、丁寧に解説されます。さて、成功した人の習慣を学んで、あなたも成功しましょう、という主旨なので、「上品なふるいまい」「丁寧な対応」「メモととる」「読書をする」「孤独な時間空間を大事にする」など、人として当たり前に見習うべきことが、次々と(ビジネスクラス、エコノミーに乗る、下品でお金のない人たちとの対比として)描かれます。たぶん、本書の一番の難点は、「ファーストクラスに乗れる人たちはお金もち。でも、お金持ちになったには、その人それぞれの無数の理由、原因、運、手腕などがあったはず」なのに、「ファーストクラスに乗っている人は」という、狭いメガネで観察したところにあるのではないか、と勝手に思いながら読み終えました。本書も、某氏など、本に著者の写真を掲載してキャッチなタイトルでマーケティングするという時流に乗じた出版だと思いますが、「3%のビジネスエリートが実践していること」というサブタイトルと内容のギャップは、結構イタイです。正直言うと、ファーストクラスに「乗れる」金を払える成功者の共通項を読み解くことに成功したとは言い難く、しかし、まあ、こういう風に「世間の縮図」たる「クラス分けした」人間観察もあるのだな、という気付くを得られる分、読んで無駄ではなかったと思いましたので、★三つとしました。 【目次】第1章 ファーストクラスとそのお客様はここが違う!●ファーストクラスって、いくらかかるの?●バブルの時代の信じられない風景●ファーストクラスの常連「ビジネスエリート」という存在●アップグレードという裏ワザ●プライバシーが守られる特別な空間●疲れるのが当たり前の空間で、逆に疲れを癒す●寸暇を惜しんで仕事をする人は、ファーストクラスにはいない●100万円単位の超高級炊きたてご飯●ファーストクラスでは名前を呼ばれる、第2章 ファーストクラスのお客様の「習慣」をまねる●メモをどんどん取る●成功者は、メモを取る姿で相手を感動させる●何をメモすればよいのか●すぐにお礼状を出す●朝の時間を大事にする●ファーストクラスは読書家ばかり―13時間で8冊読む人も●ファーストクラスの手帳はとてもシンプル第3章 ファーストクラスのお客様の話し方・聞き方をビジネスに活かす●ビジネスエリートたちとの会話は、あっという間に時間がすぎる●よい声が出せにはまずよい姿勢●口下手な人もすぐに使える「オウム返し」●会話が弾むよい質問・会話がすぐ終わる悪い質問●ビジネスエリートの絶妙な質問、3つのポイント●クッション言葉でスムーズに依頼する●「ありがとう」の一言で相手を巻き込む第4章 ファーストクラスのお客様は見た目が違う●ファーストクラスは挨拶から違う●重要なのは、「第二印象」●「第二印象」がよくなる三種の神器●ファーストクラスのお客様は、姿勢がいい●歩き方によって気持ちが変わる●死相が出ていたお客様●ファーストクラスは「成功者の顔相」で満ちている●息をつめていては、いい仕事はできない第5章 ファーストクラスのお客様の発想を学び、私が考えたこと●当たり前のことを続ける、そして感動させる●自分のポジションに応じた人脈をつくる●ルール無視では相手にされない●人脈を広げる時にやってはいけない7つのタブー●家族を大切にする●女性をリスペクトする理由●スパイラルの法則●感情のコントロールができる●私のブルーオーシャン戦略●人の能力・経験を商品化する第6章 一般のビジネスにも役立つCAのスキル●1社の募集に約1万人が全国から応募する●一人前になるまではエレベーター禁止●CAは見た目が9割●ドライアイスを素手で扱う理由●CAのプロ意識
2010年11月04日
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