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samazama2006

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2007.01.17
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カテゴリ: 様々な建築家
 クリストファ-・アレグサンダ-氏は建築家?か否か迷うところですが実際に1985年に盈進学園東野高校のキャンパスをパタンランゲ-ジを使い建設されているから、建築家でしょうしかし当時雑誌を読んでいて現場は混乱されたらしい・・・突然ここに池を掘るとか施工を無視した指示とかもあったらしいが実際は立ち会ってないから記事の内容だけですが・・・

クリストファ-・アレグサンダ-氏(パタンランゲ-ジ)のHP

以下  hack/docsy より

。多分ソフトウェア業界で最も有名な建築家の1人であり、いわずと知れたパターン言語の父である。今回はアレグザンダーのパターン以外のアイデア(『クリストファー・アレグザンダー 建築の新しいパラダイムを求めて』、スティーブン・グラボー、工作舎、1989)について見てみようと思う。

アレグザンダーは、パターン・ランゲージを実際の建築のデザインに使ってみて多くの欠点があることに気付く。つまり、《素晴らしく、美しいパターンを多く身につけてはいても、落ち着いた感じはなく、満足のいくものではありませんでした》(『クリストファー・アレグザンダー 建築の新しいパラダイムを求めて』p. 268より抜粋)と。これは私たちのソフトウェアについても同じような羽目に陥る場合が多い。多くのパターンを知っていて、それをちりばめたソフトウェアを作っても必ずしも全体のアーキテクチャが美しくは見えないというようなことはないだろうか?

アレグザンダーはそれに対して重要な2つの性質、「一体性(one-ness)」と「幾何学的特性」を見いだす。つまりアーキテクチャとは単に雑多なパターンをつなぎ合わせたものではない。良いアーキテクチャには、例えば良いトルコ絨毯(じゅうたん)のテクスチャが持つような全体的構造があるはずだ、というのである(アレグザンダーはトルコ絨毯のコレクターでもあるのだそうだ!)。いきなりトルコ絨毯といわれてもよく分からないが、アレグザンダーは12の幾何学的特性(「まとまりのある空間的フィールドを創造するために相互に作用する特性群」)を提示している。以下、コンパクトにまとめたものを紹介する。

スケールの段階性:あらゆる部分がより小さい部分を持つ

良い形状:あらゆる部分ははっきりした形状を持つ



両義性:境界の力強さは地と図の反転をもたらす

繰り返し:同じものが繰り返される構造は特別な秩序をもたらす

交代反復:単純な繰り返しよりもメリハリのある繰り返しの方が良い

ポジとネガ:あらゆる実体にはそれに隣接したほかの実体がある

相互結合:2つの部分は強く結び付いている

コントラスト:コントラストは区別を与える

中心:関係の焦点

微妙な不規則性

内部の穏やかさ、バランス

確かに建築は幾何学的な側面を持つ。しかしもっと抽象的なソフトウェアにとってこの「幾何学的特性」とは何を意味しているのだろうか? UMLモデルか? 確かにソフトウェアのアーキテクチャを何らかのダイヤグラムに表したときの幾何学的特性が意味を持つかもしれない。ただしUML程度の抽象化の度合いではそこまでいけないようにも思える。一方では例えばアーキテクチャを頭の中に思い浮かべるときには、何かの「形」をイメージしていないだろうか?

アレグザンダーはさらにこのような幾何学的特性を創出するためのプロセスも考えている。それは「センタリング・プロセス」と呼ばれている。つまりアーキテクチャの中心やまとまりを作り出すプロセスだ。例えばエクストリーム・プログラミングでは、メタファとリファクタリングによってアド・ホックにセンタリング・プロセスを実現しているのかもしれない。しかしもう少し明確な「ソフトウェアのセンタリング・プロセス」は存在しないのだろうか?



 盈進学園、東野高校の写真
東野高等学校 埼玉県.jpg

 また 「山を歩いて美術館へ」 のHPより
(HPの建築家INDEXよりクリストファ-・アレグサンダ-をクリックすればいけます。)

東野高校に関わったクリストファー・アレグザンダーはアメリカの建築家。

アレグザンダーは東洋の絨毯研究もしていて、美術館でコレクションが展示されたこともある。

「パターンどおりに」という言い方があるように、パターンを使った建築というと、できあがったパターンを機械的にあてはめて建築するかのようだが、アレグザンダーのパタンランゲージは、そういうものではない。
まず建築の設計には、建築の諸要素ごとのパターンを言葉にすることが必要であるという。


生きている花をつくろうとすれば、ピンセットで細胞を一つ一つ物理的に組み立てるのではなく、種から育てるであろう。

そして、花の部分の全一性に遺伝情報が必要なように、建物や町にもそれが必要である。

結局、それは言語(ランゲージ)のような形で存在することがわかる。

(時を超えた建設の道 平田翰那訳 鹿島出版会 1993)

「A Pattern Language」には、それらがまとめられているのだが、個々の建築にあたっては、それを単純にあてはめるのではなく、またその建築ごとに言葉を生み出していく。
そこに住む人、生活する人、利用する人が、その建築に望むもの、心地よいと感じるものを、対話を重ねて引き出し、言葉にしていく。
それができれば、具体的な建築は簡単にできるという。

実際の建築にその考え方がどう実現していくのかは理解しにくいのだが、さいわい、日本では、「A Pattern Language」の翻訳、「パタン・ランゲージ-環境設計の手引」があり、盈進(えいしん)学園東野(ひがしの)高等学校の実例がある。

盈進学園パタンランゲージ

盈進学園は、都内から埼玉県入間市に学校を移転するのにあたって、教職員と生徒が暮らすのによい環境を作るために、アレグザンダーに設計を依頼した。
東野高等学校の建築にあたってまとめられたパタンランゲージは次のようなものであった。
少し長くなるが、外部から中に入って盈進学園博物館のあたりに至るまでと、最後の数項目を引用する。


盈進学園パタンランゲージ 第3次原案より

1
1-1 建物外部の特徴
 石の土台塀、木の柱、白い壁、2,3個所特別な所に漆の朱色に似たペンキで塗られた部材、深々とひさしをのばす屋根、濃い地味な屋根の色、地面の石や草が建物や敷地を特徴づけている。
1-2 外塀
 まず敷地を囲む外塀がある。
1-3 内塀
 外塀の内側に全数地の約1/5にあたる小さな面積を囲む内塀がある。
1-4 内境界区域
 内塀の内側の領域を「内境内」と呼ぶ。ここは高校や大学の主要な建物がたつ密度の高い領域である。
1-5 外境界区域
 内塀と外塀の間は「外境内」であり.、庭園や運動場、そして、種々の独立して建つ、外建築がある。

2
2-1 正面玄関
 内境内への入口は、外境界で始まる。外境界の重要なポイントに正門がある。
2-2 正門
 この正門は、それ自体で建築物である。

2-3 玄関道
 正門より内境内に向けて「玄関道」がある。玄関道の両側には壁か樹木が並び、非常に静かである。

2-4 第二の門
 「玄関道」が内境内と出会うところに第二の門がある。

2-5 中央広場
 第二の門の内側には、中央広場がある。この広場は大講堂と共に構成され、その講堂の正面は庭に向かっている。
2-6 大切な中心
 中央広場の先に、そして、第三の門を通り抜けると高校と大学の最も大切な中心がある。この大切な中心は、前にも述べてきたように幾重もの層を通り抜けて到達できる場である。そして、それ自体にもさらに重なり合いがあり、それ以上の静かさがそこにある。
(中略)
2-9 田の字センター
 この大切な中心は、心臓部であり、高校と大学の交差するところである。
 そこは二つの道が交差する十字形に近い形となる。漢字の”田”の字に似ているので、そこで、それを我々は”田の字センター”と名づける。
2-10 中枢部(繁華地区)
 ”田の字センター”を形成する通りと小径の交差点は辻である。この辻は、田の字センターのにぎやかな中心である。
(中略)
2-12 ホーム・ルーム通り
 又、田の字センターより直接に枝分かれしている、もう一方の通りは、ホームルーム通りである。ホームルーム通りは、高枚数室建物群によって構成されている広くて活気のある陽の当る通りである。
2-13 芝生地帯
 田の字センターのもう一方の門を通り抜けた所に芝生がある。この芝生は、特に大学生に使用されるが、大学の建物に囲まれており、湖にも行ける。
2-14 雨水の湖
 湖は、平和な憩の場所である。

3
3-1 大講堂
 中央広場の主要な建物は大講堂である。講堂は細長く、600人着席でき、小部屋と廊下で囲まれているので、重要な集会のために1200名全員着席できる。
3-2 盈進学園博物館
 中央広場にある第二の建物は盈進学園博物館である。小さな建物で、学校と教育方針を訪問者に説明している。この広場を取り囲む小さい建物が他にもある。
(中略)
3-7 ホームルームの建物群
 ホームルーム通りを形づくる建物は個々のホームルーム教室建物群である。この建物の各々は、二階建てで各階に一教室づつあり、二階の教室からは直接地面にでられるように階段がついている。


(中略)

5-20 ベンチ・木・池
 どこかにベンチと木と池のある静かな場所がある。この静かな場所は、大学の芝生の離れに置かれているのが自然だろう。それは芝生を横切ってくる人々の目的地ともなるからである。
5-24 自然のままの庭
 どこかに自然のままの庭がある。
5-25 庭師の小屋
 庭を壮語する人々が使用する道具や備品をしまうための小屋がある。
5-26 敷地の廻りをめぐる小道
 外境内の全周囲を通る小径が外塀の近くにある。その径を歩くと、外境内の外周を歩き廻ることになって、気持ちの良い散歩を可能にしてくれる。



これらの言葉は、盈進学園の教職員や生徒たちと対話を続けて、アレグザンダーが言葉にしたものである。
(実施段階ではこのとおり実現しなかったこともあって、大学や博物館は今のところ作られていないし、細部の相違もある。)

東野学高等学校01.jpg
東野高等学校02.jpg

アレグザンダーの著作の翻訳に関わり、また東野高校建設にあたって協力した中埜博・難波和彦氏の関連図書
パタン・ランゲージによる住まいづくり 中埜博 井上書院 1988
クリストファー・アレグザンダーと現代建築  イングリッド・F・キング著 難波和彦訳 エー・アンド・ユー 1995










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Last updated  2007.01.17 21:24:26
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北の俳人 @ Re:サクラ サク ・・・(03/23) こんばんわ どうしてますか? ちょっと…
ikurin917 @ Re:サクラ サク ・・・(03/23) おひさしぶりです!!! なかなか写真だ…
tkmi @ Re:サクラ サク ・・・(03/23) 遅くなりましたが帰ってきました。 桜が…
ぴかリン @ Re:サクラ サク ・・・(03/23) さまざまさん、お元気ですか? 体調を崩…
北の俳人 @ Re:サクラ サク ・・・(03/23) こんにちわ お元気ですか?

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