学校で教えて欲しかった、こんな英文法!

学校で教えて欲しかった、こんな英文法!

2014年04月28日
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カテゴリ: 時制
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東日本大震災で被災された皆様が一日も早く通常の生活に戻れますよう
被災地域の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

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本日の問題


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「春休みは来週から始まります」という意味の適切な英文はどっち?

1) Spring break starts next week. 

2) Spring break will start next week.



























答:どちらも正しい英文ですが、ニュアンスが異なります。


詳しい解説についてはメルマガ “学校で教えて欲しかった、こんな英文法!” で
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「ジョーンズ今教授は来春退職されます」の適切な英文は?


1) Professor Jones retires next spring.

2) Professor Jones will retire next spring.






























答:どちらも適切。


最新メルマガを読んだ人はもう両者のニュアンスの違いまでわかったのではないでしょうか?





この「will=未来形」という方程式は日本の受験英語的思考回路です。


この方程式が頭に埋め込まれている間は、未来のことなら、なんでもかんでも「will」を使ってしまう思考回路のままです。だから、今回の問題も next spring をみて、自動的に「will」の文を選んでしまうということが生じるのです。


まぁ、実際には、時制を適当に使っても、日常的なコミュニケーションには支障は出ないでしょう。しかし、ネイティブスピーカーのようにきちんと時制を使いこなせるほうが楽しいですよね。


英語の思考回路さえでき上がれば、われわれノンネイティブだって英語の時制を十分に使いこなせますよ。


ここで時制の思考回路をすべて解説することはできませんが、まず、こういう受験英語で植え付けられた思考回路をやめていけば徐々に英語の思考回路になっていくと思います。


当ブログでも以前取り上げましたが、1)の現在形も未来の事柄を表すことができるのです。


えっ、現在形が未来のことを表すの???


と思われるかも知れませんが、意外や意外、この現在形を用いて未来の予定を表すことは日常生活の中で多いのですよ。


では、今回の問題文のニュアンスの違いをみていきましょう。


1)の「未来を表わす現在時制」とは?


未来のことではあるが、ほぼ確実に起きると考えている事柄。これらは個人の意思・予定ではなく、第三者(学校)が作った計画・予定の一部として確定的に起こる未来。


この「 確定的に起こる未来 」というのがポイント!


「ジョーンズ教授が退職」というのは未来の「予測」ではなく確実に起きる「 現在の事実


例えば、話し手は大学関係者で、大学の退職規定を知っていると想定してみましょう。


話し手にとって「ジョーンズ教授が来春退職すること」は未来の「予測」ではなく確実に起きる「現在の事実」、つまり話し手の意識の中では「ジョーンズ教授が来春退職すること」は「現在」の時点ですでに決定していることなのです。


だから「予測」にはならないのです。したがって、現在形を用いて未来の予定を表すのです。


1) Professor Jones retires next spring.
(ジョーンズ教授は来週退職します) [大学の規定/慣例で]



2)の「will」が表すものとは?


未来を表わすなら「will」でしょ、と思われるかも知れませんが、何度も言いますが「will=未来」という方程式は存在しません。


学校英語では will を未来形と教わったかたも多いと思いますが、will は未来時制ではなく「予測」「意志」を表わす法助動詞です。


したがって、正しきは「will=未来」ではなく、「will=予測」という方程式です。


したがって、2文目の will を使った文はあくまでも話し手の「 予測 」になります。


例えば、ある学生が「ジョーンズ教授が来春退職する」という話を他の教授から聞いたあと、誰かに話しているような場面を想定してみましょう。


大学の退職規定は知らないが、他の教授からジョーンズ教授のことを聞いたから「ジョーンズ教授が来春退職する」と「予測」するわけです。


こんな予測の場面で、will の文を使うのです。


2) Professor Jones will retire next spring.
(ジョーンズ教授は来春退職するよ) [予測]


どうです、このように英語の時制の本質的な意味がわかると、いままでモヤモヤしていたものもスッキリしませんか。


* 未来を表す現在形については「ザ・英文法」DL版 P68-69 で解説しています。


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最終更新日  2014年04月28日 13時46分34秒
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