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うれしいヤフオク悔しいヤフオク!戦前の作田栄利(鼓堂旧蔵)をゲット・佐藤広喜(玉峰旧蔵)は
2019 年 7 月 19 日終了のヤフオクで、戦前のこけしで良いものが数点出品されていた。小生はこのうち、高瀬善治高橋忠蔵 2 本組豆こけしと遠刈田の 作田栄利 30 cm、 佐藤広喜 17 cmの 3 点に入札した。高瀬善治高橋忠蔵は豆こけしで状態も良くないものだったが戦前の忠蔵が欲しかった。これはあまり競り合いにならず 3201 円で落札することが出来た。
問題は作田栄利と佐藤広喜でどちらも信じられないくらい状態の良いものだった。
当初の終了順は作田栄利 30 cmで鼓堂(鈴木鼓堂)の蔵印があるもの。これは昭和 15 年ごろの作とあった。結果的には著名なコレクターのS氏との競り合いになったが、途中でS氏が佐藤広喜を落札したためかどうか、当方のぎりぎりのところで落札することが出来た。画像を『鼓堂コレクション愛玩鼓楽』で確認したが掲載品そのものではなかったが同手と思えた。これはうれしかった。
一方、佐藤広喜 17 cmは、正末昭初いわゆる郷玩時代の内嶋玉峰旧蔵とあった。状態もその時代とすれば非常に良いもの。 1 時間ぐらい前までは 7 ~ 8 万円での競り合いだったが終了間際にS氏が参戦。数人の競りでなんと 154000 円になってしまった。これはなんとも悔しい結果だったが諦めざるを得なかった。過去の実績で言えば 20 万円でもいいと思ったが、資力の差をまざまざと見せつけられた結果となった。
落札後に分ったことだが、出品者は著名な鳴子のコレクターだった。これはちょっとショックだった。しかし逆にいうと質や来歴は信用できるものといえるだろう。著名なコレクターでも必要ないと思ったものは手放すということで、コレクションはたえず循環させ停滞させてはいけないということでもあるのだろう。これはいい教訓になった。

作田栄利30cm(鼓堂旧蔵)ピリッと引き締まった表情がいかにも戦前のこけしである。眼には確かに呪力がある。
佐藤広喜17cm(玉峰旧蔵)可愛いというよりも訴える目力が感じられる。これも一種の呪力であろうか。
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