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遠刈田系<枝梅こけし> 5 本、朝倉光洋は梅こけしの進化形か


<梅こけし>について書いていると、枝梅こけしが気になってそれがお揃いで出品されていたので落札した。大沼昇治
15
㎝
2
本、作田栄一
9
㎝、大森久一
15
㎝で、各
500
円ぐらいはリーズナブルな価格。
これらはいずれも襟付枝梅で、いわゆる<梅こけし>ではない。このなかでは、大森久一( 1932-2015 )の凛々しい表情が際立っているように感じた。(画像は向かって左から大森久一・大沼昇治2本・作田栄一)
また未整理の遠刈田系のボックスから、<梅こけし>として一つの進化形と思えるものを発見した。これも<梅こけし>という概念が、自分自身のなかである程度はっきりとしたからであった。
それは、朝倉光洋 24 ㎝で、胴模様は中央に枝梅、それを挟んで緑のろくろ線が効果的である。面描はきりりとしてこれも一種の呪力を感じるものであった。これは昨日 9 月 7 日にアップした大野栄治の直胴の梅こけしの進化形と思えた。大野栄治の場合は、写実的な枝梅の上下を赤のろくろ線で挟むもので、それを光洋は踏まえてのものであろう。
ここまでくれば、弥治郎系遠刈田系の違いを超えた新しい<梅こけし>といっていいのだろう。
朝倉光洋( 1947-2017 )という工人に俄かに興味を持った。しかしすでに 70 歳で亡くなっているとは残念である。
大野栄治と朝倉光洋と並べ、さらに大森久一、大沼昇治、作田栄一と並べてみるとその共通点と違いがよく判ると思うがいかがだろうか。
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